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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

外描きのための本格的セット完成  

ホルベイン・マルチバッグNo.10-F8

 本日は、胃カメラ検診の日。レントゲンで潰瘍痕があるらしいということでしたが、小さな炎症があったものの無事通過。一応ホッとしています。

 その後、元町に出て洋館通りを一巡りしてきました。

 途中で、世界堂からバッグが届いているとの連絡が入ったので、そのまま受け取ってきました。この写真の品物です(ホルベイン・マルティバッグNo.10-F8)。
 バッグにはF8が入ります。F10は縦にすれば入りますが、そう使うかどうか…。でもいざという時には心強いですね。昨日ご紹介のセットも、この中に入ります。
 この裏側はリュックスタイルになっていますから3ウェイです。ポケットには写真の椅子が入っていました。でもちょっと小さめかも。
 小さなポケットにはイーゼルを入れる予定ですが、上に2つ見える黒のマジックテープで横にしても良いかもしれません。
 これで、購入価格6,384円也。まあまあかな?といいながら結構気に入っています。
    
イーゼルセットの完成

 バッグが来て天板パネルのサイズが決まったので、早速イーゼルを使えるようにセットしてみたものです。このイーゼル、基本的には満足しているのですが、パネルを留める上下の金具部分がどうも不満です。
 それで、いろいろ工夫してこんな風になりました。天板パネル上に置いてあるのはF6ですが、左と上をフリーにしてF10まで使うことができるよう考えています。画具は全て右側に集めました。左上には、Dessin Scale(Designではないんだ)を磁石で留めていますが、これはすぐに使わなくなるでしょう(^^ゞ。
 これらは、全て分解できるよう殆どがクリップ止めです。
 また、このイーゼルは、首一つで全てを支えようとする構造なので、これだけのものを支えるにはちょっと無理があることがわかりました。それで左右につっかい棒の足を追加しています。両端をマジックテープで留めるようにしていますので(こんなんで十分です)、結構スマートに納まっています。
#結構良くできているでしょう。自画自賛です(^_^)。

 ようやくこれで外描きができます(^^ゞ。
 こんな道具で絵を描いているおじさんがいたら、それは多分私です(^^ゞ。
#本日は、頭の中でそのシミュレーションをしてきました(^^ゞ。まあ大丈夫でしょう。

PS
 実は、大腸の方も精密検査をしていたのです。こちらは小さなポリープが2つ見つかってしまいました。段々悪いところが多くなってきますね。でもその程度で良かった。
#汚い話しで恐縮ですが、この時もらった下剤を入れる容器が、かなりしっかりしたビニール製で最大2リットルもの容量があります。これも、持ち運び用に便利です。但し、「経口腸管洗浄剤 ムーベン(色気のないネーミングですねぇ。)」なんて文字が書かれていますが(^^ゞ。

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 4

曙の富山城:F4コットマン  

曙の富山城:F4コットマン

 黒部・立山シリーズにも少し飽きてきました。この絵を最後にしておきましょう(^^ゞ。

 立山に登る朝、ホテルがちょうど富山城の前でしたので、早朝、富山城周辺を散策したことは以前の絵でも書きました。しかし、肝心の富山城を絵にしていませんでした。
 城そのものには端正な美しさを感じたのですが、絵にするとなると、ちょっと面白味に欠けるようで放置していたのですが、やはり描き上げて先に進むことにしました。

 時は曙、城にはまだ光が射していません。そんな薄明かりの中のこの城をどう描けるか考えながらの絵がこれです。

 結果は、ここに出すのも恥ずかしくいほど、不本意な絵になってしまいました。
 表現が中途半端なだけでなく、構図もパース(透視図)を思わせるようなありきたりのものになってしまいました。
#若干修正を試みたのですが、途中でイヤになってしまいました(^^ゞ。

 本来なら廃棄しているところですが、仕方ない、「城はそのまま絵にするのは難しいものだ」という教訓にしておきましょう(^^ゞ。

・コットマン(maruman)/F4/中目(緑表紙)/紙厚不明

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 2

三渓園大池から三重塔を望む:F6セヌリエ  

三渓園大池

 「三渓園」における最高の見せ場です。
 あまりにも有名な景観だと思いますので絵にするのは躊躇したのですが、そろそろ年賀状の絵も考えないといけない時期になり、年賀状の絵としては、こうした一般的な絵の方が素直かもしれないと、絵はがき的な絵になるのを覚悟してこの景観に挑戦してみました。
 おまけに春をイメージする絵にしたかったので、桜の季節になります。桜は殆ど白なので、私としては、あまり絵にしたくない景観なのです。
 描きたくない条件が重なっているのですが、そんな条件を少しでも違った視点から描くことにしようと、三重塔はむしろ背景にして、大池に繋留されている小舟を中心に描いてしてみました。
#この小舟、実際にはこちらにお尻を向けていてバランスが悪かったので、それを少し右向きにし、右サイドに焦点を持って来るような構図にしてみました。こんなことが簡単にできるのは絵の良いところですね(^_^)。

 水彩紙も、私としては初めてのセヌリエ、サイズも初めてのF6です。
 ちょっと意気込んでいますね(^^ゞ。

・セヌリエ/F6/荒目/300g/白色
・始めてセヌリエを期待とともに使ってみました。紙質はclesterに似ているようですが、それより表面は強いようです。しかし、いくら300gであっても、F6では水を多く使うと紙が波打つのは仕方ないようですね。

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 12

暮れゆく黒部渓谷:F4コットマン  

暮れゆく黒部渓谷:F4コットマン

 このところ夕焼け空や夕景を描いているうちに、一つ気がかりになっている場面を思い出しました。この勢いで描いてしまおうと思ったのが、この風景です。

 黒部渓谷をトロッコ列車で遡って行った日、往復コースの終着駅「鐘釣(かねつり)」では、すでに夕暮れが迫っていました。あまり時間が無く、せめて黒部川に下りてみようと石段を下りる途中の風景です。
 周囲は、既に色を失いつつある中で、そこの建物の中の暖かな光が印象的だったのです。

 水彩画なのでついつい明るくなりがちですが、薄暗くなりつつある風景をどう描こうか考えた時、鉛筆で描き込んだ上にやや淡く沈んだ色を載せることはどうか、と思ったのです。

・コットマン(maruman)/F4/細目(青表紙)/紙厚不明
・鉛筆での線がちゃんと出るよう細目の用紙を使ってみましたが、このくらいいい加減な描き方なら、安いこの用紙でも何とかなるような気がしました。
・明かりを印象的にするためには、もっと全体を暗くすべきでしたね。

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 6

相模川の夕景:F4ワーグマン  

相模川の夕景:F4ワーグマン

 先に描いた夕焼けの絵の評判が良かったからというわけでは特にないんですが(^^ゞ。
 同じ日の相模川の夕景です。夕景というより、雲に一瞬隠れた太陽の光線が印象的だったので是非描いて見たいと思ったのでした。

・ワーグマン/F4/荒目/ブロック/白色/紙厚不明

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 10

この道はどこへ:F4コットマン  

この道はどこへ:F4コットマン

 自分の住まいの周辺を探索しようと、車で茅ヶ崎方面へ出かけた際、農村部を回った時工事中のこの道を見つけました。その先には、何か目的になりそうなものが見あたりません。
 この道は、一体どこへ向かおうとしているんだろう。そんな思いで描いてみました。

 今回は、少し心象的なイメージを加えています。

PS
 昨日の診断で、ようやく鎖骨バンドから解放されました(^_^)。ホッとしているところです。
 ただ、レントゲン写真を見ると、下半分は一体化しているような気もするのですが、上半分がV字型に切れ込んでいて、そこに両端から仮骨が伸びてきているものの、それがちゃんとくっついているとは思えません。
 耐震偽装問題じゃないですが、私の推測するところ、必要な強度の3割弱といった感じです(^^ゞ。まだまだ慎重な生活が必要になりそうです。

・コットマン(maruman)/F4/荒目(茶表紙)/紙厚不明/やや黄色
・夕日を背景にした絵は、なかなか難しいものですね。

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tb: --   cm: 8

富山市役所から見える建物:F4ワーグマン  

富山市役所から見える建物:F4ワーグマン

 立山・黒部に行ったとき、ホテルに泊まった翌日、早朝、富山城址公園周辺を散歩しました。
 その際、大げさなデザインの富山市役所の脇を流れるいたち川の向こう側に、特にどうってことないのですが、ちょっと風情のある建物を見つけました。印象に残ったのは、市役所があまりにも仰々しかったからかもしれません。
 建物の名称は、三共○○だったと思うのですが、残念ながら思い出せそうもありません。

 まだ、肩の調子が思わしくないので、本日は、比較的簡単に描けるものにしてみました。そういう意味では程良い対象だったかもしれません。

・ワーグマン/F4/荒目/ブロック/白色/紙厚不明

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 0

黒部台から赤沢岳を望む:F4コットマン  

黒部台から赤沢岳を望む:F4コットマン

 大観望から黒部台に下りると、そこでは赤沢岳(2678m)、鉢ノ木岳(2821m)などを正面に望むことになります。上からそれらを見下ろす風景より私にはこちらの方がさらに印象に残るものでした。

 既に、前回の枯れ木を描いてから2週間以上が経過してしまいました。
 この下絵は同じ時に描いていたので一刻も早く仕上げたかったのでしたが、結局今になってしまいました。
 これからは何とかこれまでのペースを取り戻していきたいと思います。

【黒部台から赤沢岳を望む】
・コットマン(maruman)/F4/中目(緑表紙)/紙厚不明
・下絵を描いてからちょっと間が空きすぎましたね。絵を描く時は、その気持ちを持続させていくことが必要だと、改めて感じました。
・技術的には、今回はペンと鉛筆による下絵にしてみました。おおまかに言えば、近景と遠景にそれぞれ使い分けています。結構、その効果が出ていると思いますがいかがでしょうか?
・これまで、着色が終わるとすぐにスキャニングをしてブログにアップしているのですが、今回もブログで見直すと手前の木々が中途半端ですね。後でちょっと手を加えておきましょう。

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 0

黒部台の枯樹:F4アルシュ  

黒部台の枯樹:F4アルシュ

 室堂から大汝山の下をトロリーバス(立山トンネルバス:10分)で抜けると大観望(2316m)に出ます。そこはもう黒部ダムの上空です。
 足元には黒部ダム・黒部渓谷があり、正面には北アルプスの山々が連なっています。この景色も雄大なのですが、そこからさらに途中に支柱のないロープウェイ(立山ロープウェイ:7分)で下りたところが黒部台(1828m)です。そこがまた良いのです。
 そこに下りると、正面には鉢ノ木岳(2821m)、赤沢岳(2678m)などが眼前に迫っています。こうした山々の量塊と正面から向き合うこの景観は圧倒的な迫力があります。この風景は、この旅の中でも特に印象に残るもの一つでした。

 最初からそれをまともに描く気になれなかったので、まずはこの山々を背景に、そこにあった印象的な枯樹を描くことにしました。
 背景に見える山は鹿島槍ヶ岳(2889m)でしょうか。

PS
 今日は、医者に行ったのですがギブスはとれませんでした。かといってもう何もしないで待っている気持ちにはなれなかったので、先日、着彩していなかった絵を仕上げることにしました。
#右肩は、あくまでもそっとです(^^ゞ。

・アルシュ/F4:26×36cm/中目/300g/ブロック/白色

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 0

室堂から北西を見る:F4ワーグマン  

室堂から北西を見る:F4ワーグマン

 今度は、室堂から北西方向を見たところです。

 絵の手前に見えているのが「雷鳥荘」、左手奥が「ロッジ立山連峰」です。
 正面に見える山が「剣岳」です。多分、その右手にあるべき「剣御前」は見えていないかもしれません。ロッジ立山連峰の向こう側が「雷鳥沢」となっています。

 室堂は極めて快適な空間でしたが、そろそろこのシリーズでは、これを最後にして、次は、黒部平にしたいと思います。
#実はもう下絵が描いてありますので、明日にはアップできるかも(^^ゞ。

・ワーグマン/F4/荒目/ブロック/白色/紙厚不明
・空は、今までにない表現にしてみましたが、もしかしたら、アクリル画ではこんな表現もあり得るかもしれないと思いながら描いてみました。
・鉛筆やペンの下絵での絵は気持ちが楽になりますね。今日は、両方を適宜使い分けています。

category: ┗ 風景05年

tb: --   cm: 0

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