遊彩会/錦秋の里3:F4 
2016/01/05 Tue. 22:33 [edit]

新年最初の教室は室内で写真をもとに描くことに…。
今回はこれまで各教室で描いたもので、これで3枚目です。
もちろん最初から、下描きなしのぶっつけで描いていますが、時間が短いのでかなり急いで描いています。
こうした絵は、鉛筆で下絵を描いておく必要は殆どないだろうと思います。
大切なのは、自分がどこまで鉛筆で描かないで絵の具を載せていけるか、その見極めをしていくことです。鉛筆で描いておかないことによって、筆が柔らかくなっていきます。
私の絵は、最初は淡い色から入ります。
そして徐々に色彩の強さを見つけながら色の重なりで絵を仕上げていきます。つまり徐々にデッサンをしながら描いているようなものです。
そして、筆のタッチを生かすために、柔らかく水含みの良い筆、固いナイロン筆などを穂先を使ったり、筆の腹を使ったりして描いていきますが、こうした林の風景は固いナイロン筆の腹を使って枝振りを描いたり、ドライブラシ的に使って木々の周辺部を描いたりしています。
category: ┗ スケッチ16年
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