2005年01月27日 (木) 23:20 * 編集


今まで、何らかの形で建物の入る絵ばかり描いてきました。風景画と言いながら、私には完全な自然風景より、自然と一体にある建築風景が好きだからです。しかし、徐々に壁のようなものを感じてきましたので、しばらくは新しい絵を描いていってみよう、様々な風景画に挑戦しようと考えばじめました。「説明的な絵ではなく…」とか、「きれいには描くけど…」とか、「もっと全体のバランスを考えて…」とか、いろいろな事を言われ始めていると同時に、私自身も何をどう考えて描いたらいいのか、少し迷い始めていることもあるからです。
現地で描けばもっと自由に描けるような気もするのですが、どうしても写真を見ながら描くと写真以上の情報がないせいか、なかなかそれ以上の表現ができないという感じがしてしまいます。
とまあ、そんなことを考えながら、写実ではないもう少し自由な方向を考えてみたいと思います。
まず、自然風景として、以前行ったことのある紅葉の上高地を思い出して描いてみようと思って描いたのがこの絵「明神池」です。本来の明神池はこの絵を描いている私の背中側なのですが。私には、こちらの風景が心に残りました。
ところで今回は、少し描き方を変えて2枚並行的に作業を進めました。下の方が、やや実験的なつもりで描いたのでより短時間であり、表現もやや粗くなっています。下の方が大きく見えるかもしれませんが、これはF3、上の方はF4ですから、上の方がやや大きいサイズです。
上の方は、少し画風を変えて慎重に描いてみましたが、いつもよりやや色調が薄く、迫力もメリハリも足りないように思われる方もいるかもしれません。特に池の向こう側の手前の方の樹林はもう少し色濃く、もう少し描き込みがあった方が良かったしれません。この絵は、別に手を抜いたわけではなく、少しほんわかとした雰囲気で描いてみようと思ったからこうなったのです。
しかし、いずれも説明調かなぁ。









