… 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」を主なテーマにしたブログ日記です。
 これまでの絵は「絵画ギャラリー」に展示しています。初めての方はまずはこちらへどうぞ。

◆横浜周辺での「風景画教室」です。 詳細はこちらです。
「次回は03月23日(木)次太夫堀公園」です。(1月からの詳細)

◆相模原カルチャーセンターの 詳細はこちらです。
「次回は03月24日(金)三渓園」です。(1月からの詳細)
 横浜教室は一杯ですが相模原カルチャーはまだ余裕があります。是非どうぞ。

◆遊彩会はまだ余裕があるようです。人形町に来られる方であれば区内の方でなくてもOKとのこと。
 ご希望の方は会長さんに話しを聞いてみてください。

阿蘇山麓の農家:F4  

阿蘇山麓の農家:F4

 この絵も、九州旅行をした際の写真から描いた物です。しかもこれはバスの中のスナップからです。
 これは確か、阿蘇郡白水村から高森町への車中からなのですが、正面の山の名称も知らず、ただ、山と3本の木の形態の面白さに惹かれて描いたのですが、自分でも何と評したら良いのか困ってしまうような絵を描いてしまいました。

・アルシュ水彩紙/F4/中目/ブロック
・この絵に関してはノーコメントです(^^ゞ。

category: ┗ 風景05年

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湯布院の夏:F4  

湯布院の夏:F4

 この絵は、2年前の丁度この季節、湯布院に行ったときの写真(湯布院民芸村前から金鱗湖方向を見たもの)から描いたものです。
#せっかく、外描き用の画材セットをつくったのですが、それを使うにはもう少し時間がかかりそうです。明日は台風が来るそうですし…。

 写真的な表現を何とか脱しようと試みているのですが、この絵は、そういう意味では多少は成功しているかもしれません。

 湯布院に行ってから、すでに2年が過ぎたことを思うと感慨深いものがあります。こうやって、あっという間に年月が過ぎていくのかもしれません。絵は、本格的に描き始めてもうすぐ1年ですが、こちらの方はせめてこのペースで進めていきたいものです。

・ワーグマン水彩紙/F4/中目/ブロック
・アルウィンの言う「省略する表現」を意識しながら、面的な表現を心がけたのですが…。徐々に、ワーグマン水彩紙には少し馴れてきているような気もします。
・しかし、こうやって毎回違った表現の絵を描いているのもどうかと思ったりするのですが、まだまだ自分で納得の行く表現に到達しません。当然の話ですが、まだまだ挑戦が続きます。

category: ┗ 風景05年

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屋外用水彩画用具ケースの製作  

 アルウィンの本を読んでいるうちに、そろそろ屋外スケッチをしてみたい気分になってきました。単なる鉛筆画スケッチ等であれば何も改まった用具は必要ないのですが、どうせなら、アルウィンが推奨しているような、立ったままでも絵が描けるようなセットを作ってみたいという気分になってきました。
#お道具マンの面目躍如と思ってもらえるか、またバカなことをしてと思われてしまうか、良くわかりませんが(^^ゞ。

 そこで、早速あり合わせの材料で作ってみました。主要な材料は、随分前にいただいた「秋田の稲庭うどん」が入っていた、いかにもすぐに壊れそうな箱で、これまで、小物入れとして使っていたものと、「日本の町並み(学研)」シリーズを注文した時に、サービスでついてきたA4サイズの安っぽいカバン」です。これは分解して部品を使うことにしました。

 出来上がりが下の写真です。化粧が欲しいのですが、それはまだです。
SANY2674_s.jpg<表面>
 全体が薄い箱なので、その対角線に取り外し可能なベルトを付け、画板状にして使えるようにしました。蓋はただの「厚手の紙」なので、クリップをした状態でも蓋ができます。単なる鉛筆スケッチならこの状態で可能だと思います。
 もちろん、ベルトを肩にかけて持ち歩くことも可能ですが、全体が薄いので、より大きなカバンの中に、このまま入れられます。中に入れた物が落ちないようにきちんと蓋を閉じたいと思って上述カバンの部品で止められるようにしました。
 蓋に付いている紐は、蓋を広げたときのストッパーです。もう少し工夫が必要かもしれませんが、とりあえずはこの程度で良いとしましょう。

SANY2675_s.jpg<裏面>
 裏面は薄手の板です。蓋を閉めつけるプラスチックの留め金は、出っ張ると画板として使う時に邪魔になるのでこちら側になるようにしました。持ち歩く時には、こちらが身体側になりますが、これでも邪魔にはならないと思います。


 さらに、中にに入れる物や、その使い方は、以下のようなイメージです。
SANY2676_s.jpg<内部の様子>
 内部には、最小限の仕切りを設けて、スケッチブック(F4サイズまで)の他、こんなものが入る予定です。ただし、絵の具やパレット・布巾は、普段室内で使っているものです。筆もとりあえず適当に入れてあります。これにふさわしい水入れを考えないと行けないですね。
 蓋は裏がえして使っているので、オレンジ色の稲庭うどんのラベルが見えていますね。

SANY2677_s.jpg<実際の利用イメージ>
 実際に着彩する場合には、こんな風にして使う予定です。持ち運ぶ絵の具セットは16色のこちらです。また、鉛筆やペンのセットもこちらのものです(全部で6~7本くらい入りますが、膨らんでしまってこの箱に入りませんから、どこかのポケットにでも入れておくことにします)。DesgnScaleもあった方が良いと思うので、ここに入れています(でもあまり使わないかも)。
 着彩する用紙(スケッチブック)は蓋に立てかけるように置いています。手前に滑らないよう、底部に割り箸を止めてストッパーにしています。蓋のストッパーの方は紐なので、もう少し伸びて、適当な角度で止まるように調整しています。
 用紙の上部に見えているものは、左手が絵の具のチャート(これは私が未熟だから必要なのです(^^ゞ)、右手が着彩前の筆の状態(水分、色彩)を確認するための試し書き用紙(これも私が未熟なため)です。


 あーぁ。今日はこんなことをして、楽しく時間を過ごすことができました。でも、絵を描きに行く前に疲れてしまったかな(^^ゞ。
 明日は台風のようですし、外での絵は無理ですね。


category: ┗画具

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またまたアルウィン。これは良い。  

 昨日、友人からある本を借りてきました。「アルウィンの楽しい水彩教室」ですが、これがなかなか良いのです。
 これまで他の本で書かれていたことではあまり感じなかったことなのですが、いちいち共感できるのは、どういうことなんだろうと思うほどです。

 特に気に入ったのは、全Part8のうち以下の3つです。
4.水彩画の技法
 一つの風景を水彩画の5つの技法で描きつつ、それぞれの特徴を簡単に説明しているものなのですが、今、私が迷っていることについて、最適な回答をあたえてくれているかのようです。
5.戸外で描く
 戸外で描く際に必要となる「様々な要素の単純化」の方法、考え方等について説明しているものです。
6.写真を利用する
 実景と写真との違いを明らかにするとともに、写真をもとに絵を描くための考え方、方法等を説明しているものです。

 いずれも今の私にはピッタリの内容で、これまで良くわからなかったことが、随分ハッキリ見えてきたように思います。まだ半分ほどしか読んでいないのですが、是非手許に置きたいと、早速アマゾンに発注してしまいました。私のこれまで見た中で、恐らく最もお薦めの本です。

 すると、同じように「アルウィンの楽しい油絵教室」なんて言うのもあるじゃないですか?いずれも結構な価格なのでちょっと迷いましたが、ユーズド商品で良いと割り切ってこれも発注してしまいました。


category: ┗文献

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アルウィンの本2冊購入  

 朝からテニスをやっている仲間がいる筈だけど、さすがに本日はその気にならず、テニスは休息日とし、午後から会社を閉じる手続きのため横浜法務局にでかけました。
 近くに事務所がある友人は、本日は学校の筈(よく考えたら今は夏休みか(^^ゞ)なので、そのまま気になっていた展覧会に回りました。「淡彩画を描く仲間展」です。ところが、私の期待が大きすぎたのか、私の関心に答えてくれるものではなかったようです。淡彩であるせいか、会場が大きいせいなのか、全体的に訴求力に欠けるような感じです。簡単に言えば、私の好みには合わないということなのでしょうが…。もちろん、こうした分野(会場に掲載されていた文章から)でやっておられる方々について言っているわけではありませんから、誤解のないように…。
 帰路、いつものようにルミネ横浜に立ち寄り、世界堂と有燐堂に寄ってきました。
 世界堂ではストラスモアの水彩紙を購入していた女性と水彩紙について立ち話しになりました。この用紙、新しく輸入されたと言っていけど本当かな?要チェックでしょうか?
 有燐堂では、アルウィンの本を2冊買いました。アルウィンに関しては初の本です。

「アルウィンと戸外で描く水彩画」
 アルウィンの絵は、あまりに達者すぎてそれを真似るのにはやや抵抗があって少し敬遠しているところがあったのですが、これまでいろいろな本を見てきて、これから学ぶものがあるとすれば彼の絵も必要かな?という思いがあったので、本日は彼の本を眺めてみました。入門編もあったのですが、やや物足りない気がしたのでこちらにしました。何しろこのシリーズ、安いのが良いですね。

「アルウィンのアクリル画入門」
 どちらかと言えば、こちらの方が関心があったのです。多様な表現が可能なこと、素早く描けること、匂いがしないこと等々、多くのメリットの他に、私の好みにも合っていそうな素材としてアクリルが気になっていましたが、それについて私自身は全く何もしらないのです。それでとにかく入門編を読んでみたいということで選択したものです。

category: ┗文献

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称名寺の木:F4  



 先の絵は、意外なことに、自分では気に入らなかった割には、評判はそれほど悪くはなかったのですが、私の印象ではやや弱い絵になっていましたので、もう一度挑戦してみました。
 ポイントは、木をもっと浮かび上がらせるよう、「背景をもっと濃く仕上げること。」そして、「もう少し丁寧に仕上げること。」です。ついでに、いつ描いても難しい「雑木林をどう表現したら良いか。」も課題にしてみました。
 今回は、対象の木は「1本」にしてみました。その方が、より印象が強まるような気がするからです。

 この絵、結果的には「線」と「面」の中間的なタッチになったように思います。線画で進める場合には、どうしても色彩が弱くなりがちのような気がしています。私の思いこみかもしれませんが、やはり強い色彩の方が印象がそれだけ強いような気がするのです。
#先の絵は、何となく淡い色彩で「ホワッ」とする雰囲気が好きな人には受け入れてもらえそうな気がしますし、ある友人からは、今までの説明的な絵よりはむしろ「マシ」だ。と言われています。それに、私は「線の人」ではないか。とも…。
#個人的には、「線画に淡彩」というのは嫌いではないのですが、やはり挑戦するならしばらくは「面」の絵にしたいと思っています。


 余談ですが、先日、気の合うテニスの仲間と飲み会をしました。この会はこれからも続きそうな気配で、早速、会の名称をつけました。たまたま、イタリアで長く生活していた人がいたので、私の提案で「悪ガキ」という意味の(気持ちだけはそうありたいと…)「イ・ビリキーニ」としました。
 次回は、伊豆に別荘を持っている人がいるので、今度の9月下旬、そこでテニス合宿をしようという企画です。ようやく私の絵の題材も見つけられそうです。こちらの絵も楽しみにしていてくだされば嬉しいです。
#といっても、大分先ですねぇ(^^ゞ。

・アルシュ水彩紙26×36cm/Fin/300g/㎡/ブロック
・これもブロックタイプです。水貼りしなくても、ドライヤーで乾かしながらであれば、紙の凹凸をあまり感じないで描き進められそうに思いますが、やはりサイズはF4止まりにしておきたいように思います。このブロックタイプは、戸外で絵を描くには便利かもしれません。
・アルシュは、他の水彩紙に比べると色が沈み込む(彩度が低下する)ような印象があります。絵を鑑賞する場合、色彩の美しさを重視する人がいますが、現実には、自然の色彩にはそれほど彩度の高いものは無いわけですから、私はこうした特徴をそれほど悪いことだとは思いません。実際、この絵も彩色段階でかなり彩度を落としているのです。
・それでも、人によっては、先の絵の方が良かったなんて言われてしまうんでしょうねぇ。


PS:リンクの更新をしました
 このFC2のブログ、少なくとも私が触ったいくつかのブログの中では、私の評価は最も高いものですが、それでもブログの悲しさ、いくつかの欠点があります。
・「Recent Entries」は、たとえ「Category」を選択しても、それに対応してくれません。当初のままです。
・「Link」の修正・表示はいかんせん不自由です。
 したがって、本日から、「Link」覧はヤメにして、冒頭の「Profile」の<リンク集>から、私のリンク専用ファイルにジャンプさせるようにしました。

category: ┗ 風景05年

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絵の具を溶くために水筆ペンを使う  

 水彩画を描く時重要なのが、絵の具の量を多めに確保することです。特にウェット・オン・ウェットなどを使う時には、絵の具を多めに溶いておくことが必要になります。今までは、水で溶きながら何回も絵の具とパレットの間を往復していたのですが、この方法が間違っていたことを実感しました。最初からパレットに水を必要量出しておき、それに絵の具を溶いていけば良かったのです。
#これって、常識だったのでしょうか?
 この方法の良いところは、筆に、最適な濃度の絵の具を吸わせることができるということです。

 このために最適な用具は「スポイト」だと思うのですが、私の場合には、前に買ってあった「水筆ペン」が役立ってくれました。


#絵を描くのに、私は、水筆ペンの使用をお薦めしません。何故なら、水彩画で最も大切だと思われる水のコントロールが、水筆ペンでは殆ど不可能だからです。
#私にとっては、ようやく水筆ペンの使い道が見つかったというわけです(^^ゞ。

category: ┗参考のために

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どんな絵を描きたいか  

 改めて水彩画の世界をじっくり眺めてみると様々な世界があることがわかってきました。
#現代はインターネットがあります。便利なもので、何でも教えてくれます。

 まずは素材です。私は水彩絵の具は「透明水彩」だと思っていたのですが、透明水彩絵の具といっても、全てが透明なわけではないこと、そしてその他にもガッシュ、アクリルなどの不透明の水彩があることがわかりました。しかも、メジウムを変えることによって、油絵的な表現も可能であることがわかってきました。
 
 用紙もその種類が、結果に大いに影響することもわかってきました。
 
 水彩画特有の技法というものがあって、それによって表現の可能性が大いに広がることも判ってきました。
 
 そうした基礎的な情報を踏まえた上で、本題「どんな絵を描くか!」、です。
 
 書店の絵画関係の本棚を見ると、よくまあこれだけあるものだ!と思うほど本があふれかえっています。 
 ここで本の分類をするつもりはありませんが、少なくとも私の関心に従って整理してみると、段階的には次のようなものがあるようです。

・入門書
 (自分の楽しみのために)とにかく絵を描いてみましょう。こうすれば簡単に上手な絵が描けます。といったものです。
 「15分で描く」とか、絵手紙、そして線画をもとにした「淡彩」の絵を紹介するものは、こちらに含めておきましょう。

・一般技法書
 より本格的に水彩画を描くための技法を紹介するものです。これには、ウェット・オン・ウェット等、「水彩画特有の技法」を一通り紹介しようとするものと、著者の絵を中心に、そこで用いた技術を紹介するものがありそうです。

・上級技法書
 プロの様々な絵を紹介しながら、そこに用いられたワザを紹介するもので、さらなるステップアップを目的とするものです。

 このように、水彩、油彩、(色)鉛筆、水墨画等の分野について、それぞれの解説本があるわけです。その数は驚くべきものです。

 しかも、水彩画は簡単に描けるだけに、他の分野にはない特徴が存在するようです。
 つまり、観光パンフレットにおけるイラストから始まり、○○巡り紹介記事や絵はがきセットのような説明的なもの、さらには油絵等と同等に扱われる美術作品としてのものです。
 
 私の場合、自分の楽しみのためにだけ絵を描いていたいと思っているわけではないので、やはり作品として発表できるような絵を描きたいには違いないのですが、だからといって、展覧会で賞をとるために50号や100号サイズの、何か小難しい理屈をこねたような絵を描きたいと思っているわけではないのです。
 私は、私が感じたものを他の人にも共感して欲しいのです。それは、美しいものであったり、心が安らぐものなのです。

#世間には、醜いものや、汚いもの、騒々しいもの、トゲトゲしいものが溢れかえっています。わざわざ、そんなものを確認するような絵を描く必要はないでしょうから…。

 そして、それをいつも身近に感じていたいと思われる人がいれば、その人に持っていてもらえるのが一番の幸せなんだと思います。

 今は、そんな絵を描きたいと思うのです。


 それが、私には「風景画」であり、とりあえず「水彩画」だったのですが、今のところ、透明水彩の表現がそれに最もフィットしているように感じているのです。

#だから、水彩画では不可能だと思うことがあれば、自然と「油彩画」に手を伸ばすことになるのでしょうね。

category: ●絵への思い

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なぜ「絵」を始めたか  

 最近、このブログのブックマークの記述方法を変更したくなりました。そんなわけで、昨日から水彩画関連のブックマークの整理と表示方法を変えようと、作業を始めていました。そんなことをしているうちに、今日は、あるブログの記事をずっと読む羽目になってしまいました。そこに感じられる筆者の深い知識、豊かな文才、そして、読者を期待していないかのような、また、自分を突き放したかのように淡々と書き進む文章に惹かれるものを感じたからです。それを読みながら、そんな風に、自分について書いていく場があっても良いかもしれないと思うようになりました。
 最初は、別の場にしようかとも思ったのですが、ここの絵も、いずれは別の場所に「ギャラリー」として再整理することになるでしょうから、ここはあくまでも「日記的な場」として、ここにそれを記していくことにしました。
 最初は、「なぜ『絵』を始めたか」です。

     *  *  *  *  *

 この数年の仕事の環境の変化や、様々な出来事の中で、仕事にしがみついていることの空しさを感じるようになってきました。同時に、これから何年生きられるかわからない先の人生が見えてきたのです。まだ定年には間があるのですが、これから何年続けるかわからない仕事より、これから多分2~30年は続くであろうその後の人生の方が私には重要になってきたのです。
 この先を思い浮かべた時、老人と呼ばれるような年齢になってまで、地位や既得権益に固執している自分を考えたくはありませんでした。今更、金や名誉を求めてどうするのでしょうか?これからの時代は若い世代のものなのですから、彼らに権限をどんどん譲って、自分たちは必要とされる場にだけ請われて出て行けば良いのです。何とか生きていけるならそれ以上を求める必要はどこにあるのでしょう。

 そんなわけで「自分の身体を自由に動かせる体力があって」、「熱中できるものを持ち」、そして可能であるなら「ささやかでも他の人から評価してもらえるもの」があれば十分だと思うようになったのです。

 まず、体力の確保のためにと開始したものが2年前からのテニスです。おかげで、体重も8Kg落として大学時代の体重になりました。デブ体型がスポーツマンらしくなってきました。ゲームになれば、仲間は殆どが20年近いキャリアの人たちばかりですから負け続けていたのですが、最近は、勝てる回数も随分増えて来ました。
 さらに、テニスばかりでなく、身体が思うように動かなくなっても熱中できるものが欲しかったのですが、これは難しい。パソコン?音楽?いずれも嫌いではありませんが、どうしても受動的です。より能動的なものとして思い至ったのが「絵を描くこと」でした。以前友人が、「動」と「静」の趣味(私の場合趣味と言えるかどうか、ですが)を持つと良い、と言っていましたが、それとも符合するようです。
 小さい頃は絵を描いていましたし、もともと嫌いではないと思うのですが、それほど好きと言える程のものでもなかったように思います。ただ、これは奥が深いのでいつまでも終わることがありません。確とした目標が設定できるわけでもなく、少なくとも人生が終わるまでは成長し続けられることでしょう。それに、突然人生が終わったとしても周囲にあまり迷惑もかけないで済みそうです(^^ゞ。おまけに、絵を描くには対象を見る必要があります。風景画を描くことにすれば、自分にとって最も気持ちの良い風景に浸っていることが出来るわけです。もしかしたら、絵を描きながら世界中を旅するなんてことも出来るかもしれません。それこそ最高の気分です。おまけに、そんな風にして描いたものを評価してくれる人があって、対価を支払ってくれるというのであれば、こんな素敵なことはありません(^^ゞ。

 かなり自分に都合の良い理屈ですが、そんなことを考えながら絵を描くようになりました。
 実際に始めて見るとなかなか面白いものです。仕事の面白さも「難しさの中にある」と思っていましたが、絵の世界もそれに通じるところがあるようです。
 今のところ私の関心は「水彩画」に向かっており、それはそれで結構満足しているのですが、最近、油絵を勧めてくれる人がいるのでそちらも徐々に気になり始めてしまいました。これについては、しばらくの間迷ってみたいと思います。今は、友人に借りた「巨匠に学ぶ絵画技法」(J・シェパード/マール社)を読んでいるところです。

category: ●絵への思い

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称名寺脇広場の2本の木:F4  

称名寺脇広場の2本の木:F4

 相変わらず季節と関係のない絵です。m<(_ _)>m
 今年の1月、称名寺に行ったとき、その脇の全く何もない広場(称名寺の境内はかなり広く、殺風景とも言えるような何もない空間が本堂の脇や裏側にあたりします。)に、2本の木が粛然と立っていました。それが印象に残っていて、いつかこれを描いてみたいと思っていました。

 最初、いつものように「面」タッチで描いてみたのですが、透明水彩の悲しさです。雑木林を背景にして、白く輝いて屹立する樹木を印象的に描くことが難しく、途中であきらめました。
 しかし、このままでは本日は何もしない日になってしまうと、再び挑戦してみました。今度は、「線画」をもとに描いてみました。こちらの方がうまく行ったなどと言う気はありません。本当は、この2本の木をもっと印象的な存在として描きたかったのです。背景色をもっと濃くすべきだったように思います。
 まあ、もっと時間をかけて描くべきだったのでしょうが…。

 こんな風に、全く不本意な時もあるようです。本日は、このくらいでご勘弁を。m<(_ _)>m

 本日は、ミュージックバードから流れるクラシック音楽を聴きながら描いていいたのですが、突然の雨で衛星からの受信ができなくなりましたので、CDに切り換えました。
 最近の、五島龍や樫本大進の曲です。バイオリン曲が大好きなのです。

PS
 こうして掲載後、自分では失敗したと思っていた絵も、もう少し注意深く描けば納得行くものになりそうな気もしてきました。全く別の雰囲気を持った絵になりそうな可能性を感じるのです。

・ワーグマン水彩紙F4/中目/210Kg(特厚)/ブロック
・ブロックタイプの使用は初めてですが、この程度なら水貼りしなくても耐えられるように思います。いや、むしろなかなか良さそうです。
・失敗したものは、同じくブロックタイプの始めて使用したアルシュF4でした。もう少し試してみないといけないのですが、アルシュの色彩は予想以上に地味になるようです。用紙の反応としては、ワーグマンの方が好みかもしれません。

category: ┗ 風景05年

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初春の山手聖公会教会:F8  

初春の山手聖公会教会:F8

 「山手聖公会教会」。1931年に、東京の旧丸ビルなどを手がけた米国人の建築家、モーガンが設計し、イギリス中世期の建築様式として、横浜市の歴史的建造物に認定されているものです。しかし、2005年1月4日午後6時20分ごろ、出火して(残念ながら放火です)、鉄筋コンクリート造り、一部地上2階、地下1階建ての建物の内部をほぼ全焼したとのことです。
 「紅葉の横浜山手洋館・散策」「横浜洋館めぐり」のコースの中でも重要な建物の一つです。ここは、3月の末、ある水彩画展(山手234番館)に行った際には、工事中で仮囲いがされたままでした。しかし、手前の小道の方から木々を通して眺めると、仮囲いがあまり目立たなくなっただけでなく、私の絵心に触れるものを感じたのです。
 そんなわけで、下の方に見えていた仮囲いや、余計な樹木を排除して、私のイメージに沿うようなものだけを描いてみました。これこそ「絵」の長所ですね(^_^)。

・ワトソン水彩紙F8/中目
・この絵も、画面上では左右をつないでいます。全体を一度でスキャンしようと思ったのですが、この絵の場合、上下左右がカットされてしまうのは悲しいとおもったからです。

category: ┗ 風景05年

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