fc2ブログ

 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(10〜12月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


木場公園と清澄庭園へ  

木場公園 清澄庭園

 朝起きた時はどうしようかと迷ったのですが、あまりに良い天気に、「清澄庭園」に出かけることにしました。地図を見ると、東京都現代美術館のある「木場公園」も近くです。これは都合が良いわいというわけです。

 木場公園の方は、まさに公園。満開の桜の下で人々が遊んでいました。写真(左)は、女子大生が「だるまさんがころんだ」に興じているところです。桜の他には、レンギョウ、ユキヤナギ、芝桜、菜の花。水仙などが真っ盛りです。
 清澄庭園内は意外と桜が少ない。亀が甲羅干しをしていますが、風景だけではそれほど春らしさが感じられないかもしれません。先日の、小石川後楽園と比べると、こじんまりとした庭園ながら、こちらの方が水辺との関係は豊かですし、鴨、スズメ他の野鳥もどこか人慣れしていました。

 いつの間にか、主要な都立庭園の中でまだ一度も訪れていないのは、向島百花園と旧古河庭園だけになりました。

 また、本日、カウンターが30000を越してしまいました。沢山の方のご訪問ありがとうございました。

category: ┗取材・旅

tb: 0   cm: 8

水彩連盟展  

No65水彩連盟展

 六義園の後は、「水彩連盟展」です。mixiのマイミクシィ、TOLEDO さんやミケさんも賞を受けているので、見逃すわけには行きません。
#著作権の問題がありそうなので、ここに絵を掲載できないのが残念。

 いつものことですが、水彩画展といっても展示品のサイズは概ね100号。その大きさや、油絵のような濃密な表現に圧倒されてしまいます。
 こんな絵を描かないと展覧会に受賞できないのか…と(しかも、聞くところに依れば、受賞している人たちは、一度に何枚か出品しているらしいし…)ちょっとめげてしまいます(^^ゞ。

 私も、こんな作品を描こうという気分になれるのはいつのことでしょうか…。何か気が遠くなって来そうです。

 ただ、様々な作品が展示されていた中で、文部科学大臣賞受賞作品は、技術的にはもちろん足元にも及ばないのですが、感性的には共感できるものが多くありそうで、私にとっても、かすかな光明になってくれそうな気がしていました。
#大分生意気な言い方ですが…。

PS:「こんな絵」とは
 誤解のないように付記しておきますと、私の言いたかったことは、
・これほど濃密な絵が描けるか
・これほどのサイズで描けるか と言った意味が主なのですが
 もう一つ
・こういう主題で描けるか と言うことなのです。

category: ┗展覧会・画家

tb: 0   cm: 6

六義園へ  

六義園・しだれ桜

 この春、近隣の主要な公園、特に名庭と言われるものを回ってみようと考えていました。

 本日は、池にせり出すように建てられた銅版葺数奇屋建築「涼亭」が気になっていた「清澄庭園」に行って見ようと思っていたのですが、新聞では六義園のしだれ桜が満開だとのこと。こういうことって時期を逃したくないものです。それで急遽変更して「六義園」にしました。

 幸い天候にも恵まれて、庭園を訪れた時には快晴です。気持ちよく池の周囲を巡ってきました。もちろんいくつかのポイントもチェックしながら…です。
#ただ、しだれ桜以外は、ちょっと時期が早かったかな?
#私は、どちらかと言えば、新緑の芽吹き時の方が好きだなぁと、思うことが多いようです。

category: ┗取材・旅

tb: 0   cm: 0

三渓園へ  

三渓園 最もメインの風景
 賀状で描いたような風景だった。


 桜の時期になってきましたので、今週はとにかく積極的に出かけようと思っています。

 まずお気に入りの「三渓園」。桜は、一部満開に近いものもありましたが、全体とすれば八分ほどでしょうか?
 一巡りした印象では、季節にもよりますが、外苑内苑と、絵を描きたくなるようなスポットはやはり多いと思いました。

 閉園の時間も迫ってきたので「お気に入りの場所」に腰を落ち着けて臨春閣のスケッチを始めました。ここにはベンチがあるのです。
 場所も場所でしたので、ギャラリーも結構集まってきました。いろいろ声をかけてくれる人も多かったので、友人に見せるつもりで持参した最近の絵を何枚か見て貰いました。
 皆さんお世辞が上手なので、スケッチの方は、とてもそのまま着彩するようなものにはなりませんでしたが、結構気分良く帰ってきました(^_^)。

 反省点としては、絵をちゃんと描くには、「安定して腰を掛けられる場所」と「固定したデスク」が欲しいという、極めてあたりまえのことでした。

category: ┗取材・旅

tb: 0   cm: 6

小石川後楽園・九八屋:F4ワーグマン  

後楽園・九八屋

 先日訪れた「小石川後楽園」です。しだれ桜が咲き始めていましたが、本格的な春にはまだもう少しでした。
 池の周辺にもいろいろ見どころはあったのですが、私はここ「九八屋」を見る風景を描いてみました。

 明日からは積極的に出歩くつもりですので、その前に1枚ということで、ペンに水彩で、急いで仕上げてみました。
#仕上げたというより、「やっつけた」という感じかな(^^ゞ?
#0.5ミリペンのインクの出が悪かったのが、ちょっと不本意。


・ワーグマン/F4/荒目/ブロック/白色/紙厚不明
 あまり好きな紙ではないのですが、慣れればそれなりに描けるのかもしれません。

category: ┗ 風景06年

tb: 0   cm: 6

金沢自然公園  

金沢自然公園

 午後、ぼんやりしているのももったいないと思い、近くで行けそうなところを考えた結果、ようやく思いついたのがこの場所だった。
 この場所は、動物園とセットになった場所で、家族連れが多かった。
 周囲の眺望はまあまあ。しかし、内部は殆ど自然の風景。それも殆どが近景中心の風景になるような感じで、あまり絵心を刺激されることはなかった。

 車で出かけたが、あまりのんびり出来るほどの時間もなく、短時間で切り上げてきた。回りの木々がまだ冬景色だというのが、あまり印象が良くなかった理由かもしれない。
 また、別の機会に時間をかけてまわってみよう。

category: ┗取材・旅

tb: 0   cm: 0

「トライアングル万年筆(デコペン)」が良いかも  

トライアングル万年筆 画像をクリックすると「詳細」が見られます。

 絵の下絵を描く際に、まず何で描こうかと考えます。

・通常は、鉛筆やシャープペンを使います。
 これは、絵の具の色彩を主体で描いてみたいと思う時です。
 その際、窓や日陰など、鉛筆をこすって暗く表現したい時には、「擦筆(さっぴつ)」なんてのもあります。

墨と割り箸も使ってみました。
 墨汁は伸びが良く描きやすいのですが、絵の具が滲んでしまい失敗でした。
 製図用のインキも使ってみました。画材屋さんには、コミックインキと呼んでいるものが何種類か出ています。
 これらは、やや粘りがあるので、インキの伸びが悪く使い勝手が今いちです。もう少し研究が必要かもしれません。
 仕方なく現在は墨汁も併用し、薄めて使うなどということもしています。
#これは角館の雪景色などに使用しています。

耐水性のペンも使ってみました。
 これは、今のところ、私にとって最も重要な筆記具になっているのですが…。Shignoシリーズが気に入っていて、黒とブラウン色をいくつかの太さを用意して使っています。
 使い心地は悪くないのですが、時々、細目のペンではインキの出が悪くなり、イライラさせられることがあります。それが難点でした。
#ブラウンは、あまり黒く表現したくない場合にでも…と思っていたのですが、今のところ雪景色の落葉樹を表現するのに最適となっています。

・本日の発見は、「トライアングル万年筆(デコペン)」です。
  「カンジの東京・神奈川風景スケッチ」で紹介してくれていましたので、今、ネットで発注してしまいました。
 インキは、「プラチナ・カーボン・インキ」が使いやすいとのことなので、これもついでに試してみたいと思います。
 これが十分使えることになれば、持ち歩くペンが大幅に減らせるかもしれませんね。(^_^)

◆到着して(3月29日)
 品物が到着しました。(^_^)
 ただ、嬉しさも半分。最初は「カートリッジ・インキ」だとばかり思って事前に購入していたこれを、この万年筆に装着しようとしたら全然サイズが合わないのです。どうやら使えるのはボトルタイプだったようです。仕方なくこれを再発注。
 インキの注入口はヨーロッパ規格とかで、製品にはカートリッジ一箱(しかしこれは使う予定なし)とインキ吸引式のカートリッジ(アダプター)がついていましたが、これがあまりにも容量が小さくチャチなので、探したものがモンブランのコンバーター。しかし、これは差し込み口が合わなくて結局使えなかった。
 そんなわけで、カートリッジ式のものはあきらめて、インキ吸引式で使うことにした次第。

 ただ、ペンの使い心地は悪くなさそうです。
 もう少し使ってみますが…。

◆類似品について(3月30日)
 類似品として、セーラーには「ふでDEまんねん 」¥1,050(本体価格¥1,000)という製品があります。以前、一度使ったことがありますが、これは緑色でやや長目。デザイン的にも使い心地も今一つ。今回、調べてみたら、高級品として、プロフィット・タイプ(税込み\21,000)というのがありました。顔料インキとして極黒(きわぐろ)があるようです。
 一応、ご紹介しておきますね。

category: ┗画具

tb: 1   cm: 5

第2回ブログ仲間展  

 kitasanのご苦労により、「第2回ブログ展」がオープンしています。
 時間がありましたら、是非、おいで下さいませ。

#kitasanの今回の絵は、今までの画風とはちょっと変わって繊細なペン画です。これが特に素晴らしい!
#もちろん、山口さんをはじめ他の方々も力作ぞろいです。

category: ┗展覧会・画家

tb: 1   cm: 8

パウラ・モーダーゾーン=ベッカー展  

パウラ・モーダーゾーン=ベッカー 週末の混雑を避けて、神奈川県立近代美術館・葉山の「パウラ・モーダーゾーン=ベッカー展」を見てきました。

 葉山町に、「神奈川県立近代美術館」がこれほど立派な施設であり、これほどの環境にあることも、時代に先駆けた女性画家と形容されているこの画家のことも、これまで全く知りませんでした。

 31歳で初めての我が子を倦んで、その3週間後には亡くなってしまったということなので、作品の数は決して多くはありません。絵も、完成されたものというより、発展途上だったように思います。
 したがって、完成された作品が多数展示された展覧会の充実感はありませんが、多くの習作と彼女の多様な表現方法の試行(なのかな?)を見ることができたという意味で、随分参考になったように思います。
 特に、油彩でも水彩でもなく「厚紙」と書かれた、主として油性テンペラ画や(しかもその引っ掻き表現など)、新聞紙に書かれた習作など、意外性に富んだ絵を数多く見ることができたのは収穫でした。

 私がこの画家の絵を評価するとすれば、やはりその代表作となっている「
琥珀の首飾りの自画像」が第一ですが、老女を描いた2枚のデッサンもなかなかだったと思います。
 本音を言えば、全体的に色が暗いなぁと思っていたのですが、ミュージアムショップで見た冊子の色は随分明るいのです。恐らく当初はこちらの色に近かったのはないかと思うのです。そんなこともあって、もう一度その色を見てみようと「1行箋」を記念に買って帰りました。

 周辺も散策しようと、車で出かけたのですが、早めに帰らなければならなかったため、周囲で絵にしたくなるような場所を見つけることができませんでした。残念。

category: ┗展覧会・画家

tb: 0   cm: 3

鎌倉龍口寺・五重塔:F4アルシュ  

鎌倉龍口寺・五重等

 私の住まいは横浜ですが、鎌倉駅まで電車で12分という近距離ですから、鎌倉は、ぶらっと出かけるには絶好の場所と言えましょう。
 以前は、鎌倉のめぼしい寺社を描いてしまおうと思ったりしたこともあったのですが、いつも似たような風景ばかり描くのは長続きしませんでした(^^ゞ。
 やはり、気が向いた時にふらっと訪れるというのが一番良さそうです。

 ここは、江ノ島駅から歩いて数分の「龍口寺(りゅうこうじ)」
 幕府に捕らえられた日蓮が、龍ノ口の処刑場へ引き立てられ、文永8年(1271年)9月12日の夜、まさに首をはねられようとするその時、江ノ島方向から怪しく光るものが飛んでくるという不思議な出来事が起こり、処刑を免れたという場所で、そこに建てられた寺だとのことです。周辺には龍口寺輪番八ヶ寺があって、それらの寺の住職が輪番で龍口寺の寺務をとっていたとのこと。そういう位置にある寺だからでしょうか?恐らく、江ノ島駅周辺では、随一の寺です。
 そこの五重塔への道を描いてみました。石段脇にはこの寺でよく知られている椿の花が咲いています。

・アルシュ/F4:26×36cm/中目/300g/ブロック/白色
 五重塔及び石段両側の複雑な緑の景観を、どの程度描き込めるだろうかというつもりで描き始めたのですが…。まあ、懲りすぎたということでしょうか(^^ゞ?
 私の樹木表現は、もっと研究しないといけないようです。

category: ┗ 風景06年

tb: 0   cm: 0

小石川後楽園・植物園  

小石川後楽園 小石川植物園

 仕事の関係で、ちょっと出かける用事ができました。
 でも、最近は、仕事中心の生活はしないように心がけているので、そのついでにと「小石川後楽園」「小石川植物園」を訪れました。曇り空だったのが残念でしたが…。

 いずれもサクラの満開にはちょっと早いようです。植物園の方では、水彩画グループが絵を描いていました。
 天候のせいもあってか、今回は、絵を書く気分にはもう一つ…でしょうか?
 でも、いつかはここの絵も描いてみたい。

category: ┗取材・旅

tb: 0   cm: 0

三渓園・臨春閣:F6セヌリエ  

三渓園・臨春閣

 ここは、三渓園・臨春閣。
 絵を描くようになってから、恐らく私の最もお気に入りのスポットの一つだと思います。
 春を感じる絵を描くに際してどんな絵にしようかずっと迷っていました。どうしても適当な対象が見つからず、仕方ないので、昨年の写真の中からここを選んでしまいました。昨年の春の一コマです。
 本格的な春になったら、絶対現地で描いてやろうと思っているところです。

 こうやって何度も描いているうちに、私の水彩画の技量を見るバロメータにもなってきているかのようです。
 例えば、昨年の1月に描いたこちらやこちらと比べてみてください。
#昔の絵を見て貰うのは恥ずかしいものですが…。

・セヌリエ/F6/荒目/300g/白色
 水彩紙の中でも最も好きな紙で、ペン画に水彩という私の好きな描き方で描いてみました。
 しかし、肩が痛くなってきてしまったので、根気が続かず最後まで詰め切れなかったのがちょっと悔いが残ります。
#背景の木々をもう少しやわらかく、もう少し奥に感じられるようにすべきですね。
 F6をA3スキャナーで取り込んでいるので、上下が少しカットされています。

category: ┗ 風景06年

大内宿・正法寺:F4コットマン  

大内宿・正法寺

 ここは「大内宿」です。
 突き当たりの山麓にあるここ正法寺から、その全景を眺めたいと思ったのですが、雪に妨げられてしまいました。雪は少なくなったとは言ってももともと豪雪地帯として知られたところですから仕方ないのかもしれません。

 この絵は、「ブログ仲間展」のために描いたものですが、もう公開も十分だと思いますので、こちらにも掲載することにしました。

・コットマン(maruman)/F4/荒目(茶表紙)/紙厚不明/やや黄色
 最近、F4サイズくらいでは、いちいち水貼りをするのが面倒になってきてしまいました。
 描き味は悪くないのですが、この水彩紙もあまり使わなくなるんでしょうか?

category: ┗ 風景06年

tb: 0   cm: 0

春を待つ:F10モンバルキャンソン  

春を待つ

 雪の風景は、しばらくの間、描かないでいるつもりだったのですが、描けそうな春の風景がまだ見あたらなかったので、先日の旅の中から一枚描いてみました。

 ここは、前日宿泊した芦の牧温泉(会津若松市)から大内宿に向かう途中の分岐点です。これを右に行くと大内宿になります。
 雪も大半が溶けて、暖かな日射しが心地よい日でした。春はもうすぐです。
#正面に見えているのは、多分湯野上温泉でしょう。
#とするとこの山は見明山(1161m)でしょうか?


 こんな風景を小さなサイズに描いたら申し訳ないような気がして、F10で描いてみました。考えてみれば、私にとってF10はようやく2枚目です。
 良く言われることですが、やはり小さなサイズで描くのとは大きな違いを感じます。
 筆も、14号を使いましたが、これでは明らかに力不足のようです。
 筆のタッチも今までとは勝手が違います(^^ゞ。準備しておかなければならない溶いた絵の具も不足がちです。
 F10ともなると、パレットも絵の具も盛大に使いこなしたいものですね。まあ徐々に慣れていきましょう。

#A3スキャナーで画像を取り込んでいますが、左右が少しカットされています。

#三毛猫さんには、まだ寒いと言われてしまうかな(^^ゞ。

・モンバルキャンソン/F10/中目/紙厚不明
 モンバルキャンソンの使い勝手が少しわかってきました。
 F10サイズで売っているものは、私には薄すぎます。もう少し厚いのが欲しい。紙質もやや弱いのか、傷が付きやすいような気がします。描き味は悪くないのですが、筆を話したとき、絵の具液が溜まってしまうよな気がします。
 私の好みでは、悪くはないけど特に良いというわけでもない、そんな感じでしょうか。

category: ┗ 風景06年

tb: 0   cm: 8

「水彩で描くやわらかな光の風景」ならざき清春  

 次の絵を10号で描こうと下絵を描いたのですが、久々の10号なので着彩には思い切りが必要で、そのための心の準備をしていました(^^ゞ。
 そんな気分転換にと 駅近くの有隣堂に行ったのですが、気になっていた「ならさき清春」氏の作品集「水彩で描くやわらかな光の風景」を見つけ、早速購入してきました。大半がホームページでも公開されているものですが、この本を是非手許に置いておきたいと思ったのです。
#最近、もう水彩画に関する本は買うまいと思ってきたのですが、この人の作品集は特別です。

 絵を描き始めるまで、これまで、まともな水彩画を見たことのなかった私ですが、水彩画でこういう表現ができることを知ったのは、ちょっと衝撃でした。
 ならざきさんは、こうした絵を描くため、様々な技法を独学で修得されたとのこと。大いに励みになります。

 でも、最近は見慣れてきたせいか、ちょっと希望も。
 それは、「もう少し広々とした風景も見せて欲しい。」ということなんですが…。

category: ┗文献

tb: 0   cm: 2

「小野月世」個展  

 画家「小野月世」さんのHPは以前から知ってはいたのですが、その個展がもう終幕近いということで行ってきました。
 小野さんの絵は、少し離れて見るとその色彩の美しさが際だつようです。
 ご本人もいらっしゃったので、購入していたその本にサインをしてもらい、お話しもしてきました。ミーハーの私です(^_^)。

 そのお話しの中で、シートになっている水彩紙もあると聞いたので、仕事先に行く途中、世界堂本店に寄って、アルシュのシート(56×76cm、5枚セット)を購入しました。最初からロールを購入する勇気がなかったのです。ここで用紙サイズを確認すると、どうやらF20のようです。
#たまたま75×115cmサイズの製図板が余ったので、できればF30くらい欲しかったのですが、まあ良いでしょう。
 ついでに、kitasanが使っているという「ペインズグレー」の絵の具と「マットカッター」も購入してきました。

#但し、鎖骨骨折が治癒していないので、大判の絵はまだ無理かもしれません。
#一度は3月10日に手術をしようと日程も決めたのですが、まだ焦ることはないと思い直し、今の超音波治療を続けることにしたのです。ということで、まだ半年ほど様子見が必要かもしれません。

category: ┗展覧会・画家

tb: 0   cm: 2

上山城から見た町の風景:G8ミューズ  

上山城から見た町

 ここは上山(かみのやま)城です。ここからは、一望のもとに雪の市街地風景を望むことができます。しかし、この絵、城の雰囲気も一緒に描こうとちょっと欲張ってしまいました。
 正面の山は三吉山の北側斜面。天気さえ良ければ、恐らくその左には遠く蔵王山が見えるはずです。

 もう3月も中旬。すっかり春めいてきました。そろそろ梅ももう花びらを散らし始めました。暖かい春を待ちわびる皆さんにとっても、いよいよ雪景色の時期ではなくなってしまったようです。
 絵を描きたいネタはまだまだあるのですが、この絵を最後に、冬の景色からは遠ざかることにしたいと思います。

 ただそのうち、真夏に突然…なんてこともあるかもしれません。

>三毛猫さん 次からは春らしい絵にしたいですね。


・ミューズ/G8/中目/特厚口/スパイラル/やや黄色
 この紙、いつも使っているコットン紙にもっとも近い雰囲気。比較的水の吸い込みが良い。使えないというわけでは決してないが、ちょっと使いにくいかもしれない。

category: ┗ 風景06年

tb: 0   cm: 8

「優しさを描く水彩画―花と子どもと風景と」小野月世  

 もう絵の本はいらないかな?と思っていたのですが…。

 本屋で手にとってみたら、この本「優しさを描く水彩画―花と子どもと風景と」、なかなか良いのです。
 私とは全く違った画風なのですが、色彩だけで描く絵の美しさとともに、丁寧にまとめられたその内容に感服させられました。
 それで、その内容をちゃんと読んでみたいと思い、購入を決めてしまいました。

category: ┗文献

tb: 0   cm: 0

愛犬の死  

 我が家の愛犬「アレックス」です。

 年齢のせいか、このところ随分おとなしくはなっていたのですが、2月13日、突然元気がなくなったとので医者に連れて行ったら、かなり進行した「(悪性)リンパ腫」との診断でした。
 10日ほど入院させた後、自宅で静養させていたのですが、さきほど安らかに見送ることができました。
 もう1週間もすれば、13歳になっている筈でした。

 長い間、私たちを何かと楽しませてくれたことに「感謝」です。
#いつか、ここに昔の姿をアップすることもあるかもしれませんね。

category: ●ご挨拶等

かみのやま温泉から見た集落風景:F4  

かみのやま温泉から見た集落風景

 いよいよかみのやま温泉【注1】です。
 少し、雪国の風景を描くのに疲れてきましたが、ここは、友人の生まれた場所。何枚かは描いておきたいと思います。

 かみのやま温泉からは、新幹線(または須川)を挟んで蔵王連山を望むことができるようです。特に正面に見える山【注2】の風景がなかなか良いのです。
 天気が良ければ白銀の蔵王を見ることができたのでしょうが、この日はあいにく雲隠れ(^^ゞ。仕方ないので、山麓の集落をクローズアップして描いてみました。
 今回は、やはりモノクロ画のようになってしまうので、もう着彩をやめて黒と茶色のペン画のスケッチにしました。

【注1】:地図では「こちら」になります。
【注2】:友人からメールをいただきました。それによれば「三吉山(さんきちやま)」のようです。全景写真は「こちら」。絵を描いた場所はこの中央部(角度はちょっと違いますが)です。

category: ●鉛筆画・ペン画

tb: 0   cm: 2

プロフィール

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ