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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

角館・人形師さん:F4クレスター  

角館・人形師さん

 草履職人さんに続いて、そこで人形を作っておられた人形師「さんさん」さんです。
#胸に「さんさん」とありますので、多分、間違いないでしょう。

 聞くところによれば、テーブルの上にある2体の人形は、お子さんをモデルに作成したんだとか。とても良くできています。
 今回はそんなわけで、気を使わないといけないのが、「さんさん」さんと人形です。もちろん似てくれるように描いたつもりなのですが、うまく行ったかどうか。
#本当は、実物より美人になる筈なのですが、これは実物にはかないませんでした(^_^)。

 周辺にはいろいろあって、私には意味不明のものもあったりしたので、何とか雰囲気を感じられるように描いたつもりなのですが、全体的にイラスト的になりましたね。

 これらの絵は、お二人へのプレゼントです。

category: ┗ 人物01

角館・草履職人さん:F4クレスター  

角館・草履職人さん

 先日、角館に行った際にお伺いした「草履職人」さんです。
#西宮家の米倉の中です。お仕事中のところをちょっと失礼!

 私には初めての人物画です。
 今回は、肖像画というより、草履職人さんのお仕事の風景を皆さんに紹介させていただくつもりで描いたものなので、回りも含めて少し具体的に描き込むつもりでペン画に淡彩としました。
 こうしてみると、人物を描くのはかなり大変。特に、自分の知っている人に差し上げるつもりで描くと、もちろん似ていて欲しいし、やはり人物の性格や背景的なものも描きたい…。そんな複雑な思いがあります。
 私が、あまり人を描きたくないのは、そういうものを背負って描くのは大変だなぁと思うからです。

 今回は、草履職人さんのお人柄に触れ、ついつい手を出してしまいました(^^ゞ。
#考えてみたら、このブログを書き始めて初めて現実にお会いした人でした。これからもよろしくお願いしますね。
#こういうことが、これからも増えていくのでしょうね。

category: ┗ 人物01

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東北桜旅のご報告  

 この旅の目的はあくまでも「桜の風景」にあったのですが、やはり各地の気候によって大きな違いがあることがわかります。
 例えば、郡山では満開なのに、さらに北、福島へ行くともう散り始めようとしています。さらに仙台では満開ですが、それより北になるとまだ桜の開花には日数がかかりそうな印象でした。
 秋田の横手、山形の新庄では桜の開花はまだまだのような感じですが、天童では満開でした。今回の本来の目的地角館では、横手より開花は近い印象なのですが、残念ながら開花と呼べそうな桜は、私の見た限りでは角館(今は合併して仙北市になっています)の中でたったの2本だけでした。

 角館では、まず西宮家の米倉で実演販売をされている「草履職人」さんのところにご挨拶です。
「草履職人さんのブログ」にも、その時のことを書いてくれていますので、ご紹介しておきますね。

 「のび太です。」というだけで話しが通じてしまうのは、何となくおかしなものです。一緒に仕事をされていた女性人形師さんを交えて楽しくお話しをしてきました。
#お二人の絵を描く約束をして(させられて(^^ゞ)しまいましたが…。
 さらに、そこで「タケノコで漉いた和紙に絵を描いている先生」も紹介いただき、有益な話もお聞きすることもできました。

 角館は町全体が殆ど桜です。これだけの桜が満開を迎えればどのような景観になるか、その見事さは容易に想像できそうな気がします。しかし、現実は、開花の直前なのです。

 そんなわけで、今回の旅の絵は、どのような絵にしようかとちょっと思案中です。
 もうしばらくお待ち下さい。

 そうそう、新庄駅前の居酒屋で店主に薦められた「ウマヅラハギの刺身」、キモと合わせて食べるのが美味かったなぁ。
 横手の旅館の娘さんは、結婚して私の家の近くに住んでいるんだとか…。

PS
 帰浜(横浜ですから…)したのが26日の夜なのですが、翌日は例の鎖骨骨折の月1回の定期診察もあり、旅の結構な疲れもあったので、昨日はすっかりのんびりしてしまいました。

 鎖骨の方は、レントゲン写真を見ても全く変化が見られず癒合の兆候すらありません。また、最近感じる痛みは、骨折部から来るものなのか筋肉から来るものなのかもわからないのです。医者の話しによれば、肩を動かさないでいると筋肉が固まってくるために、それも良くないとのこと。従って、骨と筋肉の様子を見ながら折り合いを付けていくしかなさそうなのです。
 しばらくは開き直って、ストレッチなどで肩を動かしながら行くしかないと思うようになりました。

 

category: ┗取材・旅

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第3回ブログ仲間展  

 旅に出ていましたのでお知らせするのが遅れてしまいましたが、「第3回ブログ仲間展」が開催されています。

 今回は参加者も一層増えて、楽しい展覧会になっています。
 一言で「絵」といっても、様々な表現があるものだと感心してしまいます。

 いつもご苦労をいただいているkitasanに感謝します。

category: ┗展覧会・画家

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新緑の聴秋閣(三渓園):F4セヌリエ  

新緑の聴秋閣(三渓園)

 一昨日、仕事で横浜に出たのですが、あまり天気が良いのでそのまま三渓園に行ってみました。太陽の下で園内を回ってみたかったのです。
 しかし、今回は、新緑ばかりで、色気がちょっと乏しかったようです。

 それでも一通り見た後、ふと振り返ると、聴秋閣に太陽の光が降り注ぐかのようでした。その印象を描いてみたかったのです。


 昨日の絵が不本意だった反動で、そのまま描いてしまいました。
#太陽が聴秋閣に照射している感じはうまく表現できませんでしたが…。

 次の絵は、旅行後でしょうねぇ(^^ゞ。

・セヌリエ/F4/荒目/300g/白色
 まだまだ自然色に引きずられていて冒険ができませんね。
 樹木の影も最低限にしておけば良かったもしれません?

 昨日の絵もそうですが、ディスプレイで見ると実際より明暗が協調されすぎているような感じも…。

category: ┗ 風景06年

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六義園・宣春亭:F4コットマン  

 六義園・宣春亭

 「六義園」は、元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳沢吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて造り上げた「回遊式築山泉水庭園」であり、造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていたものだとのこと。
 こんなページがボランティアで作られているくらいですから、数多くのファンがいるんだろうと思います。ただその風景は、あまりにも開放的過ぎるのか、ポイントになる建物が見えないせいか、私には素直に絵にしたい気分にはなりませんでした。

 しかし、その周囲を巡っていた時見かけたこんな建物がちょっと気になりました。ちょうど今は、その名にふさわしい季節なのかもしれません。
 まだ緑が少なく開放的に見えますが、緑が豊かになってくるとその姿をもっと緑に埋もれさせるのではないかと思います。

・コットマン(maruman)/F4/中目(緑表紙)/紙厚不明
 絵の出来は最近の中ではとりわけ不本意なものになってしまいました。
 建物を、色彩で具体的に描こうとして失敗した上に、最近使い始めたある色のせいもあって色は汚いし、表現の仕方もうまくいきませんでしたので、途中で方針を変更して、いくつかの実験を試みる絵としました。
 本来は廃棄すべきなのかもしれませんが、ここはブログですのでこれも私の日記としておくことにしました。
#お目汚しで申し訳ありません。

category: ┗ 風景06年

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六義園・つつじ茶屋:F4アルシュ  

六義園・つつじ茶屋

 ここは、しだれ桜やつつじ、紅葉で知られた「六義園」です。
#園内の各所の写真は、こちらが良さそうです。

 六義園は、大池の周囲を回遊する庭園なのですが、「庭」そのものを描きたい人には魅力なのかもしれませんが、私には少し広大過ぎて面白さに欠けるような気がしていました。
 そんな中で、片隅に置かれたこの東屋が目にとまりました。鉛直の柱どころか、真っ直ぐな柱が1本もなく、しかも茅葺きの屋根だけが浮いているようなこの作りは何と形容したら良いでしょうか?また、何と自由な発想でしょうか?
 ここでは、鉛直な柱が1本も持たないことによって、屋根の浮遊感が一層強められているようです。

 そんな不思議さに惹かれて絵にしてみました。

 恐らく、つつじの季節には、この建物の名称の由来となった風景を見せてくれるのではないかと期待させてくれます。

 この絵は「ブログ仲間展」のために描いたものですが、公開も十分と思いますので、ここに掲載させていただきました。


・アルシュ/F4:26×36cm/中目/300g/ブロック/白色
 こうした雑木の風景は、今までもその難しさは体験しているのですが、これも挑戦です。

category: ┗ 風景06年

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計画:角館行き  

 仕事の関係で、この25日山形方面に行くことになりました(^_^)。

 あちらは丁度桜の季節です。それで、以前コメントをいただいた「草履職人」さんに、「角館の桜はどんな具合か?」と、電話を入れさせていただきました。「満開はその週末になりそう」とのこと。それで26日に角館を訪れることにしました。さあ桜は開花を間に合わせてくれるでしょうか?
#もちろん草履職人さんにもお会いしてくるつもりです( ´ー`)ノ。

 さて、問題は交通ルートです。できれば一度も通ったことのないルートにしたいと、北上~湯田~横手経由にすることにしました。

 今回は、以下のような予定です。メインはもちろん「角館」ですが、その他「湯田(沢内村と合併して西和賀町に)」「新庄」なども期待しているところです。「横手」はどのくらい充実できましょうか?
#情報収集をしておかなければ…。
 もちろん、レンタカーは途中の風景をゆっくり楽しむ予定だからですが、奥羽本線のダイヤがなかなか厳しいので、ギリギリの時間調整になりそうです。さすがに今回は、温泉を楽しむ予定は組めそうもありませんでした。

●24日
    ・東京→北上(東北新幹線)
    ・北上→横手(レンタカー)
    ・横手→新庄(奥羽本線) 新庄泊
●25日
    ・新庄→(レンタカー)仕事を済ませて→新庄→横手
●26日
    ・横手→角館
    ・角館→盛岡→東京

 仕事が忙しい時にはとてもこんなこと考えられませんでしたが、暇になったことが私にとって良かったのかどうなのか(^^ゞ。

category: ┗取材・旅

旧古河庭園へ  

旧古河庭園へ

 仕事の関連で書類を代々木まで持参する用件がありました。天気があまりに良かったので、ついでに先日曇り空で不本意であった「小石川後楽園」と「旧古河庭園」に回ってみることにしました。もちろん、本日の本命は旧古河庭園です。

 こちらの庭園は重厚な洋館で知られているのですが、実際に訪れてみると予想外の壮大さです。驚くと同時に感激もしてしまいました。その前面はバラ園ですが、敷地の半分は池を持つ和風庭園になっており、さらに、瀟洒な茶室などもあります。
 ただ、小石川後楽園は期待通りの天気だったのですが、本命と考えていた旧古河庭園に着く頃には太陽が隠れてしまっていました。残念。

 これで、都立庭園9カ所のうち、見ていないのは向島百花園だけになりました。

 夜、書類を届けた先の人たちと飲み会。久しぶりに楽しい酒にちょっと飲みすぎて最終電車を逃してしまったので、そのうちの友人S氏宅に泊めていただくことになってしまいました(^^ゞ。反省です。

category: ┗取材・旅

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清澄庭園・石橋:F4セヌリエ  

清澄庭園・石橋

 ここも「清澄庭園」内です。
 園内に入ってちょっと歩いたところでふと振り返った時、樹木の間に架かる石橋の向こうにサービスセンターが見えました。ちょっと絵になるかな?といった軽い気持ちで描いてみました。
 雁行するこの石橋の佇まいと、(これはクスノキでしょうか?)この巨木とのバランスが私にはとても心地良かったのです。

・セヌリエ/F4/荒目/300g/白色
 アルシュが続いたので、先日購入したセヌリエを使ってみました。私にはアルシュとタッチが似ているように思いますが、最近は、どちらもお気に入りの水彩紙です。
 こうした近景の風景は、なかなか難しいものだということが良くわかりました。
#省略下手な私を十分手こずらせてくれました。
 とりわけ、左側の樹木は下絵なしで描き始めたせいか、まとめあげるのになかなか苦労しました。
 描き始めてすぐ、「失敗かなぁ」という思いも頭をよぎりましたが、何とか仕上がったようです。

 最近は、透明水彩でありながらも、全体としては強い色彩で描いています。これは、笹川氏の絵を見て「こういう描きもあるんだ」と思ったからです。
 また、彼の「色彩」や「光」を生かした「映像的な構図」にも画風にも考えさせられるものがありました。
 色彩や構図は、自分としてはそう簡単には変えられませんが、光の扱いは自分なりに扱ってみようと思うことがありました。つまり、黒から白(無地)の範囲で画面全体をどのように表現できるかを考えるようになりました。
 すると、ペン画下絵の場合には、ペンの黒に引きずられてしまって思うような表現ができないと思うようになりました。それで、これからしばらくは、「鉛筆下絵の強めの着彩」を追ってみようと思っています。
 そして多分、素早く描きたい時にペン画+(淡彩の)着彩ということになりそうが気がしているのですが、さてどうでしょうか?

 アクリルのことは…?
 そう言えば、すっかり忘れていますねぇ(^^ゞ。

category: ┗ 風景06年

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グンナール・アスプルンド建築展  

グンナール・アスプルンド展 asplund

 本日は朝起きると思いがけず良い天気でしたので、急遽思い立ち「グンナール・アスプルンド建築展」に出かけました。
 詳細はホームページを見るのが一番ですが、もっと簡単に全体像を知るには、このページが良いと思います
#本当は、第25回損保ジャパン美術財団「選抜奨励展」が良さそうでしたので、できればこれを見たかったのですが…。予定がたたず残念。
 若い頃は画家になりたかったようで(絵も何枚か展示されています。)、建築家になったのは不本意だったのかもしれませんが、建築家としてはかなり幸せな人生であったのではないかと思います。
#それにしても、これほどの寡作で、建築家として生きられる環境というのはどういうものなのでしょうか?そんなところが気になってしまいました。

 展覧会の挨拶文には下記のように記されています。

スウェーデンの近代を代表する建築家、エーリック・グンナール・アスプルンド(Erik Gunnar Asplund 1885-1940)。
主任建築家を務めた≪ストックホルム博覧会≫(1930) で、北欧諸国にモダニズムの時代をもたらしたアスプルンドの作品は、「北欧モダン建築の原点」と位置づけられます。

さらに代表作≪森の墓地≫ (1940 ) では、スカンジナビアの雄大な自然を背景に、生命の尊厳への眼差しが、永遠なる自然の時間へと見事に昇華される建築とランドスケープの表現に到達しました。
この≪森の墓地≫がユネスコの世界遺産に登録され、アスプルンド再評価の機運が高まっています。

日本初のアスプルンド展となる本展では、図面・スケッチ・家具・模型に加え、吉村行雄氏撮影の写真と映像、さらに世界初公開となる若き日の絵画など、未発表作品や未完の計画案を含むアスプルンド作品の全貌を総覧いただけます。

自然との共生が人類の最重要課題である今日、本展が自然と人との新しい関係を探るための一つの指針となれば幸いです。




 その後、築地に足を伸ばして昼飯。
 さらに「旧芝離宮恩賜庭園」にも行ってみました。しかし、期待に反してそれほど絵にしたいと思えるような場所もなく(どうしても庭園だけでは物足りなく思ってしまいます。)、次第に寒くなってきたので早々に帰宅です。
#遙か昔の記憶では、もう少し建築物と一体の佇まいを持っていたように思っていたのですが、記憶違いというものでしょうか?
#ただ、庭園自体は、小粒ながら密度の濃い庭園であることは間違いありません。

category: ┗展覧会・画家

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清澄庭園涼亭(その2):F4アルシュ  

清澄庭園涼亭2

 今回も、清澄庭園涼亭です。
 前日が遠景でしたので、今度はアップで描いてみました。
#今まででしたら、こちらのアングルから描いていたでしょうね。


・アルシュ/F4:26×36cm/中目/300g/ブロック/黄色
 この絵では、クローズアップの絵でしたので、特にさざ波をどう描くかが課題でした。水面に太陽の光が反射する様子がどう描けるかも考えていました。
 結果的には、何とか納まったようですが、最初に具体的なイメージを持たないまま描き始めてしまったので、随分不要な苦労をしてしまったようです。
 今回の2枚は、今まで以上に「光」の効果のようなものを意識しつつ、現実を少しいじっています。徐々に、そんなことを考える余裕が生まれてきたようです。

 前回が鉛筆下絵でしたので、今回はペン下絵にしてみました。
 こうして描いてみると、ペンより鉛筆の方が私の感性にはしっくりするような気がしてきました。
#せっかくデコペンを入手したというのに…(^^ゞ。

category: ┗ 風景06年

清澄庭園涼亭:F4アルシュ  

清澄庭園涼亭

 ここは「清澄庭園」です。小石川後楽園と同じような回遊式庭園ですが、この公園の方がより水との関係が近しく感じられます。沢山の鴨が羽を休めていました。

 絵を描く私にとって、この庭園の魅力は、この水辺に張り出した施設「涼亭」のように思われました。しかし、訪れてみるとこの建物は特別なものではなく、いささかガッカリもしましたが、こうやって遠方から見ればそれなりに見えるものです(^_^)。
#少し、ごまかし方が上達したかも(^^ゞ。

・アルシュ/F4:26×36cm/中目/300g/ブロック/黄色
 ワーグマンが終了したので、またアルシュに戻ってみました。

category: ┗ 風景06年

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「Amazon Application」を使用してみました  

 絵とは関係ないんじゃないの?と思われてしまうかもしれませんが…。

 新聞で「Amazon Application」なるソフトを見つけ、早速インストールしてみました。
 このソフト、作者のページでは以下のように解説されています。

Amazon Applicationはアマゾンのデータベースを利用した書籍管理ソフトです。

書籍管理だけでなく、CDやDVDなどAmzonで扱っている様々なデータを効率よく検索することができます。
自分で所持している書籍のデータベースを作る、欲しい本のリストを作っておく、一つのキーワードに関連付けられた商品を一気に探すなど、自分なりの使い方を発見してみてください。

検索した本のAmazon.co.jpのページにジャンプして、簡単に購入することもできます。
(このソフトウェアを利用して通常通りAmazonで商品を購入していただくと、WoodenSoldier SoftwareはAmazonから紹介料をいただけるとこになっています。紹介料は今後のソフトウェア開発に役立たせていただきます。)

フリーソフトですので、無料でお使い頂くことができます。


 早速、絵の関係のこれまで購入した書籍をDB化してみました。
#書籍名で検索して見つかった本を、ドラッグ&ドロップするだけで、著者等の詳細データや表紙写真の入ったDBができてしまうというわけです。
 20冊までにしようと思っていた水彩画の本が、いつの間にか30冊を超えていてちょっと焦りましたが…(^^ゞ。

 但し、Amazonで扱っていないものについてはDB化されないようですね。ですから、書籍中心で(DVDも良いかもしれませんが)考えた方が良いかもしれません。過大な期待は失望するかもしれませんね。

PS
 そう言えば、ID Manager もこの方が提供してくれていたのかと、改めて感謝です。

category: ┗PC関連

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芽吹きの橋:F4ウォーターフォードW  

小石川後楽園

 ここは「小石川後楽園」の通天橋から得仁堂を見る景観です。ちょうど芽吹きの時期で、小さな葉が空中に漂うかのようでした。

 春といっても本当に気持ちの良い日射しは短い。後何日、そうした日射しの中にいられるでしょうか?

・ウォーターフォード/F4/中目?/300g/白色
 さわさんに紹介された紙ですが、ちょうど水彩紙コレクションの中にあったので使ってみました。なるほど使いやすい。ただ、私にはクセのない素直な水彩紙といった印象でした。
 こうした木の葉は通常ではマスキングインキを使うのでしょうか?一瞬迷いましたが、こういう場面でマスキングインキを使うと何か小手先のテクニックを使っているような気がしたので、素直にそのまま描くことにしました。
 今回は、鉛筆下絵です。

category: ┗ 風景06年

小石川植物園本館:F4ワーグマン  

小石川植物園本館

 小石川植物園に入ってすぐに左に折れてしまったので、その時にはあまり意識していなかったのですが、一回りした頃、ちょっと印象に残る表現主義的建物が見えてきました。それが「小石川植物園本館」でした。
 設計者は私も名前を知っている人物に違いないと思っていましたが、調べてみるとやはりそうでした。内田祥三、東大の「安田講堂」を設計した人物ですね。
 建物の正面からの印象は、訪問客を迎え入れるように鳥が羽を広げているように見えるのですが、私には、ちょっと斜横のこちら側の景観の方が好みでした。

 これがF4ワーグマン(ブロック)の最後になりました。せっかくのブロックでしたが、最後の3枚ほどは、台紙から剥がれてしまいブロックの意味をなしませんでしたので、水貼りをして描くことになりました。

 デコペンが結構気に入っています。今回もそれを使っています。

PS
 このところ、何か行き詰まった感じがしていました。しかし、昨日の笹川弘三氏の絵を見て、何か指針を与えられたような気がして、随分気分が楽になってきました。
 私なんぞ、まだ実質1年半ほどしかやっていないのに、笹川氏ほどの探求心も持たず、努力もしていないのに何贅沢なことを言っているか、てなもんです。自分には自分の出来る範囲のことしかできないのです。地道に努力していくしかありません。少しずつやっていけばいいのです。

 色彩も、絵の質感も、紙によって大いに変わることも知りました。いろいろ試して、早く自分のお気に入りの用紙を見つけたいものです。

category: ┗ 風景06年

「笹川弘三」個展  

「笹川弘三」個展

 横浜関内にいる友人から「すぐ近くで個展やってます。○○さん(私のこと)の画風を考えると、なかなか参考になるのでは、と思います。達筆です!」と連絡をもらい、早速行ってきました。「笹川弘三」氏の個展です。
 何と、65歳で絵を描き始めたとのこと。世の中にはすごい人がいるものです。

 新潟県新発田市出身の笹川弘三(1926-)は、映像の 世界から絵画の世界へと鮮やかな転身を遂げてきた。 転機は65歳のとき、体調を崩して37年間つづけた映像の仕事を断念し、幼い頃から好きだった絵を描き始めた。 体調も回復し、「雲肌麻紙に透明水彩で写実画を描く」という独自の手法に到達してからは積極的に公募展への出品を重ねた。持ち前の行動力と集中力で74歳の現在(2000年)も国内そしてヨーロッパへと取材に駆け回り、精力的に制作を続けている。


 紀伊國屋書店 で調べたら、映像に係わっていた時代のものも含めて、何冊かの本が出版されていることがわかりました。そのうち、絵の本は2冊。私は、後から出版された「透明水彩で原風景を描く」を購入しました。もちろんサイン入りです。

 絵は、映像に深く係わっていたことを強く裏付けるような構図、光と影の扱い、そして、雲肌麻紙(くもはだまし)という日本画で使う紙を用いた透明水彩とは思えないような深い色調を持ったものです。良く見ると、岩絵の具のような質感を感じさせるものでした。
 友人が言うように、その画風は、私にとって、何の抵抗感・違和感もなく入っていけるものでした。

 たまたま、そこに奥様がおられて、随分話しがはずんでしまいました。
・病気で落ち込んでいた弘三氏に、奥様が絵を描くよう勧めたこと。
・カナダに旅行に行った時、そこで描いた絵が周囲の人々から歓迎されて、それがきっかけにもなったこと。
・絵を開始してからの猛勉強ぶり。家族の励まし。
・展覧会への応募や、最初の個展開催の際のエピソード。
・雲肌麻紙の話し、絵を描いている様子。 等々

 昨日まで私が思い悩んでいたことが、霧が晴れるように消えてしまいました。
 私にとって、本当に良い出会いでした。
#現在、風邪で伏せっておられるとか。早く回復されるよう願いながら、会場を辞してきました。

PS
 その後、近くの有隣堂で雲肌麻紙のことを聞いたところ、取り寄せになるが、3×6尺で8千円ほどになることがわかりました。すぐには無理としても、いつかは挑戦してみたいものです。

category: ┗展覧会・画家

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小石川植物園柴田記念館:F4ワーグマン  

小石川植物園柴田記念館

 このところ、なかなか絵を描く気力が…(^^ゞ。

 ということで、気楽な絵を描いてみたいと、同じく小石川植物園内にある小さな建物「柴田記念館」を描いてみました。何だか普通の住宅のような建物ですね。

 色彩に関する挑戦と言っても、そう簡単にできるわけではありません。今回も、うまくいかなかった思いがするだけです。

 その一番大きな理由は、本当に描きたいと思って描いていないからだろうと思いますし、迷いながら描いているからだと思うのです。
 生まれながらの能力を持っている人は別として、私のような普通の人間は、徐々に自分の色の引き出しを増やしていく以外にはどうしようもないのでしょう。

 今回は、そんなわけで、気楽な絵で実験です。
#それにしてもなかなか自然色から抜け出せない。

 多分、これからの絵は、こうした気楽絵が多くなっていくんじゃないかと思うのです。
 自分の色探しの旅に出るといった感じでしょうか?

category: ┗ 風景06年

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本屋にて  

 本日、天気は良かったのですが、このところ何となく家を出にくい雰囲気なので、仕方なく家でグズグズ(^^ゞ。しかし夕方になると、とうとう我慢できず近くの本屋:有隣堂へ出かけました。
 そこで見たのは、「日本を描く〈1〉倉敷編―ドリル版水彩画プロの裏ワザ」奥津国道。今度は、F4サイズの塗り絵のようですが、どうやら、この塗り絵シリーズがこれからも続くようですね。
 今回の本は、1枚の絵を描く手順をより細かく解説しています。これを見ると、奥津さんの線画も、描く対象によって線の濃淡に差を付けていますし、グリザイユ手法と一口で言っても、やはり樹木と建物によって色彩が違っているのです。当たり前と言えば当たり前ですが、こうして見せられると得心が行きます。

 しかし、私の中には、もうこういう絵を描きたいという気持ちがなくなっていました。もう少し自由に描きたいという思いが強くなっているようです。

 それでもこの本に触発されて、家に帰り、簡単なものですが次の絵にかかりました。
 今回は、先日購入の「デコペン」を使ってみました。ちょっとコツが必要な気もしますが、やはり線の太さがより自由になるのは嬉しいものです。

 本日はペン画のみ。着彩は明日としておきます。

category: ┗文献

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小石川植物園東京大学総合研究博物館:F4ワーグマン  

小石川植物園東京大学総合研究博物館

 ここは小石川後楽園からさらに数分歩いたところ「小石川植物園」です。
 桜は咲き始めていましたが、まだちょっと早い。絵を描いているグループもいましたが、少し寒く、皆早めに引き上げようとしている時間でした。
 ここは植物園ですので、私が期待する絵のポイントはそう多くありませんが、中で最も気に入ったのはここでした。この建物は、「京大学総合研究博物館 小石川分館」ということです。旧東京医学校だとか。
 私が見たときには、中央の玄関部分にシートがかかって修復中でしたので、それを剥いで描きました。
#写真を見ると、どうもピンクの壁面は最上階のみのようですが、間違って、2階部分のシート(と思ったのですがこれは白い壁面だったようです)まで剥いでしまいました。
#どうも、自覚している以上に老眼が進んでいたようですm<(_ _)>m。
#そのうち機会を見つけて復活戦をしないといけないですね。


 このところ、どういう絵を描くべきか迷い始めているようです。ちょっとスランプかもしれません。
 もっと丁寧に描きたいと思いながら、絵の方は雑になってきているような気がします。いろいろ反省すべき点が多いのですが…。

category: ┗ 風景06年

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