何を描きたいんだろう 
2006/05/06 Sat. 11:54 [edit]
「不調」などと書いてしまい、いろいろご心配をかけたり、アドバイスをいただいたりしてしまいました。ありがとうございました。
何となく、絵を描きたいという気分が乏しくなっているのですが、本当に描きたいと思う風景になかなか巡り会えないという苛立ちのようなものがあるのかもしれません。
これは、私の贅沢なのかもしれません。あるいは、絵を描くという姿勢が根本から間違っているのかもしれないのかも、と思ったりもします。
絵というもの、簡単に考えればこれほど簡単なものはありません。難しく考えればこれほど難しいものはないのかもしれません。その狭間で、私の気持ちが揺れ動いているのも確かなのですが…。
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それでも、思いがけない好天(太陽の光があるという意味です)に誘われて、絵を描くつもりで画材セットを持って本日も出かけました。
最初は、友人に教えられた「東京都庭園美術館」。名前は知らなかったのですが、調べたら「自然教育園」に接している施設だったのですね。
ちょっと絵心を誘う美術館の建物の周囲の広い庭園に多くの人々が憩いの時を過ごしていました。
自然教育園は、豊かな自然をその遷移のままに見せているようです。ここには絵を描いている人も2人。うち一人は、背負子に瓢箪、菅笠がついており、何やら仙人のような風貌でした。本職の画家だったんでしょうか。描きかけの絵もなかなかのものでした。
園内には小さいながら池もあり、何輪かの菖蒲が咲いていました。
#ただ、至る所毛虫も…。
いずれも、何かそこに留まって絵を描こうという気分になれず、さらに、ちょっと気になっていた「六義園」に行ってみました。
#本当は、絵を描くには、自然教育園を期待していたのですが…。
#六義園が気になっていたというのは、ブログ仲間展で描いた「つつじ茶屋」のつつじの季節を確認しておきたかったのです。
六義園は、緑の中につつじの花がちらほらといった感じ。肝心のつつじ茶屋の前には、数株のつつじがあるだけ。しかも、花はありませんでした。これがつつじ茶屋なのかといささか落胆も。でもまあ、名称と実態が異なることは当たり前ですから、あまり気にしない方が無難というものでしょう。
園内は、前に来たときより緑が豊かになっており、一層、絵心をそそる風景になっていたようです。
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これだけ歩くとさすがに歩き疲れたのですが、絵の方は、さっぱりでした。
絵を描くには、一カ所に腰を落ち着ける姿勢が必要なのでしょう。あまりふらふらしていては描けないようです。
こうやって歩き回りながら、本当に自分の描きたい絵は何なのかを考えているのですが…。
どうも、庭園だとか、町なかの風景というよりは、もっと地方の広大な風景の方が私の気分には合っているような気がしているのです。
#でも焦ることはないですね。まだまだ先があるでしょうから…。
何となく、絵を描きたいという気分が乏しくなっているのですが、本当に描きたいと思う風景になかなか巡り会えないという苛立ちのようなものがあるのかもしれません。
これは、私の贅沢なのかもしれません。あるいは、絵を描くという姿勢が根本から間違っているのかもしれないのかも、と思ったりもします。
絵というもの、簡単に考えればこれほど簡単なものはありません。難しく考えればこれほど難しいものはないのかもしれません。その狭間で、私の気持ちが揺れ動いているのも確かなのですが…。
それでも、思いがけない好天(太陽の光があるという意味です)に誘われて、絵を描くつもりで画材セットを持って本日も出かけました。
最初は、友人に教えられた「東京都庭園美術館」。名前は知らなかったのですが、調べたら「自然教育園」に接している施設だったのですね。
ちょっと絵心を誘う美術館の建物の周囲の広い庭園に多くの人々が憩いの時を過ごしていました。
自然教育園は、豊かな自然をその遷移のままに見せているようです。ここには絵を描いている人も2人。うち一人は、背負子に瓢箪、菅笠がついており、何やら仙人のような風貌でした。本職の画家だったんでしょうか。描きかけの絵もなかなかのものでした。
園内には小さいながら池もあり、何輪かの菖蒲が咲いていました。
#ただ、至る所毛虫も…。
いずれも、何かそこに留まって絵を描こうという気分になれず、さらに、ちょっと気になっていた「六義園」に行ってみました。
#本当は、絵を描くには、自然教育園を期待していたのですが…。
#六義園が気になっていたというのは、ブログ仲間展で描いた「つつじ茶屋」のつつじの季節を確認しておきたかったのです。
六義園は、緑の中につつじの花がちらほらといった感じ。肝心のつつじ茶屋の前には、数株のつつじがあるだけ。しかも、花はありませんでした。これがつつじ茶屋なのかといささか落胆も。でもまあ、名称と実態が異なることは当たり前ですから、あまり気にしない方が無難というものでしょう。
園内は、前に来たときより緑が豊かになっており、一層、絵心をそそる風景になっていたようです。
これだけ歩くとさすがに歩き疲れたのですが、絵の方は、さっぱりでした。
絵を描くには、一カ所に腰を落ち着ける姿勢が必要なのでしょう。あまりふらふらしていては描けないようです。
こうやって歩き回りながら、本当に自分の描きたい絵は何なのかを考えているのですが…。
どうも、庭園だとか、町なかの風景というよりは、もっと地方の広大な風景の方が私の気分には合っているような気がしているのです。
#でも焦ることはないですね。まだまだ先があるでしょうから…。
category: ┗取材・旅
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