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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(07〜09月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・(10〜12月)の日程はこちら。(一部未定)<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


伊那谷の風景・陽が射す谷:F4オールドマスターズ  

伊那谷の風景:陽が射す谷

 雨上がり。一部、陽が射し始めた谷の風景です。
 タイトルでは「陽が射す谷」としていますが、陽が射し始めた谷の風景はむしろ背景で、樹木と一体となった家の佇まいを描きたかったというのが本当のところです。言わずもがなですが…。

 少し気楽な絵が続いています。
 先日、コメントで「重厚な絵」が描きたいと書いたのですが、厳密に言うとちょっと違うんですよね。「力強い絵(力強さを感じる絵)」と言うべきだったかもしれません。ただ、それも気分によっていろいろと変わるものですね。

 この水彩紙。maruman製の安いものなのですが、スケッチとして使うにはなかなか描きやすくて良さそうです。結構気に入っています。

category: ┗ 風景スケッチ01

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伊那谷の風景・物置小屋:F4オールドマスターズ  

伊那谷の風景・物置小屋

 絵を描いていると、何故か古ぼけた建物や今にも壊れそうな小屋などに目が行きます。そういうものの方が、生命感・生活感のようなものをより強く感じるからでしょうか?
 ここは、そんなものを感じた場所でした。
 雨上がりの日が差し始めた時でした。


 いつの間にかカウンターが60000を超えていました。
 ありがとうございます。

category: ┗ 風景スケッチ01

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伊那谷の風景・小さなトンネル:F4オールドマスターズ  

 本日は、ミケさんの個展の最終日。落ち着きの感じられるギャラリーでゆっくり見せていただきました。ミケさんありがとうございました。
#受付のかこさんとは初顔合わせです。
 ミケさんの絵、ラフな筆さばきは予想以上でした。それに比べれば私の絵はまだまだ固いというか、枠にはまり過ぎているようです。反省。
#とは言いながら、これをぶち破るのは結構むずかしそう(^^ゞ。

伊那谷の風景・小さなトンネル

 飯田線は、歩いた方が早いという区間もあるほど山のひだをうねるように走っています。だから、時にはこんなトンネルにも出くわします。これも147のトンネルの一つです。しかもこのトンネル、ご丁寧に民家の真下を貫通しています。
 夕立後の風景です。

 一応体調は回復したとは言うものの、このところしばらく描いていなかったので気分転換に気楽な気分で描いてみました。
 ペン画+淡彩の絵は、細かなところを気にしなくても良いので気が楽です。
#でもその代わりに、雑になってしまったかな?このあたりの案配が難しいものです。
#ついでに小さな試みも2つ。どちらも結構行けそうなのでちょっとうれしい。


PS
 今回の体調不良では皆さんにはいろいろご心配をいただきましたが、もう大丈夫です。どうもありがとうございました。

category: ┗ 風景スケッチ01

雑用  

 先日の岩ガキには当たってしまったようです。
 体調不良のまま、出張とその後の取材旅をこなしてきたのですが、とうとう近くの胃腸科で点滴を受ける羽目に…。
#とは言え、その翌日には数時間もテニスをしていたわけですから、大したことはありません。
#ただ、もう少し落ち着いたところでカメラによる腸内検診の予定が…(^^ゞ。


 本日は、現在受講している絵画教室の次の講座の申し込み日。次回は風景画もできるよう昼間の講座を申し込みたくて早起きして出かけたのですが、既に定員一杯とのこと。残念。
#この教室は継続者を優先するらしく、もともと枠が少ないということのようです。
 午後は、鎖骨骨折治療について保険が適用になるというので、遅ればせながらその手続きやら、借りていた超音波治療器具の返却手続きやら…。ついでにもろもろの雑用。

 そろそろ絵にかかれる気分になれるかもというところですが、ミケさんの個展も明日が最終日。ギリギリになってしまいましたが、楽しみ楽しみ…(^_^)。

category: ●日記

プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展   

「若冲と江戸絵画」展

 気になっていた「プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展 」にようやく行ってきました。
 もちろんこの展覧会の中心は伊藤若冲ですし、私のお目当てもそうだったのですが、だが見ていくうちに、長沢芦雪も気になる存在になってきました。
 作品としては、円山応震(麦稲図屏風)も良いと思うし、葛蛇玉(雪中松に兎・梅に鴉図屏風)も良かったですねぇ。

 その後、気になっていた岩ガキを食しに、自称東京の居酒屋ランキングNo1という「樽一」へ行ってきました。ホヤ酢、鮪ヌタ、鮎の塩焼き等々、普段見かけないメニューも見つけてしまったので、それらも注文。胃袋の方も満足して帰ってきました。

 さて、そろそろ「ブログ仲間展第7回」も開催されます。私も1枚出品させていただきました。25日にはオープンされると思います。皆さんもお楽しみに…。

 その頃には私は仕事にて出張中です。ちょっとだけですが、書き込みが途絶えるかもしれません。
 よろしくお願いします。

category: ┗展覧会・画家

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伊那谷の風景・村はずれ:F6セヌリエ  

伊那谷の風景・村はずれ

 とある集落のはずれです。
 ここに来ると、集落全体を見渡すことができます。火の見櫓と何かの石碑が数点。誰が刈ったか雑草が刈られ白・黄色の花が満開でした。
 ここに住んでいる人にとっては、ここを出立する時、帰った時、格別の場所になるんだろう。そんな思いのする場所でした。

 葦ペンを使い、背景にはパステルを使ったのですが、どちらも紙質に合わず、自分としてはかなり不本意な出来となってしまいました。
 セヌリエがこれほど使いにくい紙とは、今まで考えていた以上のでした。



 この絵は、ブログ仲間展第7回のために描いたものです。8月末に公開します。

category: ┗ 風景06年

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絵画教室No4(人物):F6セヌリエ   

絵画教室No4(人物)

 このページを開いた途端に、今までの趣と全く異なった絵が目に飛び込んできて、驚いたりドギマギしている方もいるかもしれません(^_^)。
#正直、私自身もドキッとしてしまいます(^^ゞ。

 4回目の絵画教室です。本日の課題は、時間内でヌードの絵を完成させることです。
#今まで、何も予習しないで行っていることを反省して、本日は、小野月世さんの本でちょっと予習をしたりして…(^^ゞ。
#このモデルさん、誰に似ているかと考えていたのですが思い出しました。ちょっとチェ・ジュウ似だと思うんです。
#でも、この絵では似ていません。横になっている顔を似せるように描くのって結構むずかしいのです。


 最初の20分で概ねの下絵が描けたので、余った時間で着彩を始めたのですが、ちゃんと確認してから始めるべきでした。身体に対して特に頭が小さいなど、全体のバランスが悪いままだったのです。前回の絵へのコメントもあって、腰もちょっと大きくしすぎたかもしれません(^^ゞ。
#しかし、着色しながらもその補正を行っていく必要があるとのことですが、私の頭の中では、そういう問題を認識しながらも、これはこれで描いてみようと思っていましたので、訂正しようがなかったのですが…。

 私の着彩、最初はやはり濃淡が強すぎたようです(この絵では少し弱めています)。それも明度だけでそれを行おうとしているらしく、もっと色彩でそれをした方が良いとのこと(色味が不足しているのです)。また、濃淡を強くしようとすることによって、凹凸感は出るとしても金属的な身体になってしまいがちであるとのこと。なるほど確かにそうです。

 色味をつけるためにと、まず赤味を加えたところで、終了30分前に先生の手が入りました。身体全体の肌色の追加、一部青味の追加。そして背景の青味、赤味の追加等の全体の色調の補正というか、絵としての表現の追加です。
#私の表現ではどうしても単調であり、全体としての暖かさに欠けるようです。
#先生の補筆でそれまで気になっていたハイライト部と陰影部の極端な明度差も薄れ、全体もみるみる柔らかな肌合いに変わったような気がしますが、考えてみれば、白地にそのまま陰影をつけていったのですから、それまで何となく感じていた違和感も当然といえば当然でしょうか。

 最後に右肩の位置が高すぎるとの指摘です(鉛筆の線が見えますか?このあたりが正しい位置だろうという線です。)。これは、全体に対して、顔が小さすぎたこととも関連しています。
 顔をリアルに描いたのですが、これによってますますデッサンの正確さが求められるようになり、微妙なズレであっても違和感を感じる要因になるとのことです。肖像画ではないとすれば顔の表現にも工夫が必要なのでしょう。
 また、絵としてのまとまりを考えると、下半身をカットした方が良いかも…とのご意見も。

 今回の絵、もちろんいろいろ不満もあるのですが、まさかモデルの写真を撮って帰るわけにもいかないし、これはこれとして課題を明確にしておくために、何も手を加えず残しておくことにしようと思います。

 結果的に、初の着色ヌードにしては良くできた方かもしれませんが、こうしたヌードに限らず、絵を描くときには、自分のイメージを明確にしておかないと手が動かないものだということ、否応なく納得させられる日になりました。

category: ┗ 人物01

伊那谷の風景・雨上がり2:F8ストラスモア  

伊那谷の風景・雨上がり2

 もう一つの雨上がりの風景です。

 空がわずかに明るくなってきたその時が印象的だったので描いたものです。
 しかし、逆光で全体的に暗くなりすぎて、汚い絵になってしまったようです。

 いよいよ明日は絵画教室です。

category: ┗ 風景06年

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伊那谷の風景・雨上がり1:F8ストラスモア  

伊那谷の風景・雨上がり1

 突然の夕立が上がった後です。

 やや発色の悪いと言われるストラスモアはこんな風景にふさわしいかもしれない。

 小泉首相が靖国参拝をしてくれた(公約?誰もそんな公約を求めていないよ)。この人の頭の中には、国益という概念も、国民への視座もないらしい。
#しかし、それにしても政治家は何故それほどまでに靖国に拘るのか。

category: ┗ 風景06年

thread: 理数系 - janre: 学問・文化・芸術

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伊那谷の風景・ご先祖様:F4アルシュ  

伊那谷の風景・ご先祖様

 不思議な地形です。
 このご先祖様は一番見晴らしの良い場所をいただいて幸せですね。
#ただ、雨・風は厳しそうですが…。

 捨てるつもりで重ねて置いた使い終わったスケッチブックの中にアルシュが1枚残っているのを見つけたので、それで描いてみました。
 こうして描いてみると、私にはストラスモアが一番使いやすそう。
 後は、ウォーターフォードとどちらとの相性が良いかでしょうか?

category: ┗ 風景06年

伊那谷の風景・橋を見下ろす田:F8ストラスモア  

伊那谷の風景・橋を見下ろす田

 以前描いた南宮橋を見下ろす水田の風景です。
#スキャナーの画像をつないでいるので中央部左側に縦線が入っています。

 夏真っ盛り。もう立秋も過ぎたというのに、私のところは未だに初夏です。
 季節感のある絵を…とは思っているのですが、まだ伊那谷の風景で気になっているものがあるので描いてしまいたいし…(^^ゞ。

category: ┗ 風景06年

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これからの練習  

鉛筆:手足 葦ペン;お試し

 実は、先日のクロッキーは(自分では)結構不本意だったので、もっとクロッキーをやらなきゃダメかなぁと思い始めました。
 奥津国道氏も「水彩画プロの裏技2」で様々なデッサンの練習法を描いています。その中の一つに「自分の身体を描く」というのがあります。せっかくクロッキー帳も買ったわけだし、余らせておいてももったいないのでこれからもできるだけいろいろなものを描いてみることにしようと思います。本日はその初日として試しに描いてみました。
#傀熙瑚(Keiko)さんに、クロッキーはデッサンと考えない方が良いと言われましたので、これはむしろデッサンだったのかもしれませんね。

 もう1枚は、先日の日経新聞記事にあった「葦ペン」の試し描きです。
 記事にあったものと同じものかどうかわかりませんが、葦ペンというのが「ウエマツ」にあるということを記憶していましたので、絵画教室の前に買っておいたのです。
 使ってみた印象は、割り箸よりインクの継続性はありそうだし線のコントロールはやさしそうですが、割り箸と同様に、描き始めのインキの出過ぎを調整する必要がありそうです。もちろん「デコペン」の方が簡単に使えますが、デコペンではこれらのような線の面白さは出にくいようです。
 いずれにしてもせっかくの葦ペンです。これも使ってみることもあるでしょう。

 双方ともクロッキー帳ですが、私には表面が滑りすぎるようです。早く終わらせてしまいたいですね(^_^)。
#でも、クロッキー帳に描いた中途半端なものを晒すのはこれで最後にしておきましょうね。

category: ●鉛筆画・ペン画

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絵画教室No3(人物):F4クロッキー   

人物クロッキー01 人物クロッキー02 人物クロッキー03

人物クロッキー04 人物クロッキー05 人物クロッキー06

人物クロッキー07 人物クロッキー08 人物クロッキー09

人物クロッキー10 人物クロッキー11人物クロッキー12人物クロッキー13

 今日は3回目の絵画教室でした。初の人物クロッキーです。しかもヌード。
#モデルが美人なので嬉しかった(^_^)。

 クロッキーでは何を狙いにして描けばいいのか…、私にはどうもまだ良く理解できていなかったようです。したがって、線をどう扱って描くのが良いのかが解らないまま描き始めてしまいました。
 最初に考えたのは、とにかく初めてのことなので「全体像を描いてみよう。」そして、「与えられたポーズをそのまま描いてみよう。」ということでした。
 とにかく描き始めたのですが、10分・5分をワンセットで描くということで、まずペース配分に戸惑います。
1.形はとれないものの、10分だと時間があるので影を描こうとしましたがどうもうまく行きません。鉛筆画のつもりで描き始めてしまったようです。
2.10分と勘違いしていたので、予定の全体像が描ききれませんでした。
3.今度は10分なので余計な影を描き始めてしまいました。線もまだまだぎこちないですね。
4.やはり5分では全体が描けません。なのに影をつけようとしているのは問題らしいと感じてきました。
5.10分あると、線も少し落ち着いて描けるようになってきたようです。
6.5分だとまだまだですね。次回からは、こうした影はやめようと気がついたようです。メモに残しておきました。
7.10分です。後ろ向きなので余計に時間が余ったのですが、もう余計な影はやめました。「髪の毛の斜線表現は無意味だし良くない」と指摘されてしまいました。
8.ちょっと別のもので…と、ダーマトグラフで描き始めてみたのですが鉛筆ほどうまくいきません。途中で鉛筆に交換。イスの影になっているところがよくわからないので、イスを描こうとして途中です。
9.少し形が整ってきましたが、線も影も中途半端なようですね。
10.5分ではまだとてもうまく描けません。
11.少し落ち着いてきましたが、線が中途半端ですね。
12.5分でも少しさまになってきたような気がしますが、最後に顔を描き始めたところでタイムアップです。
13.最後にエマニュエル夫人のようなポーズをとってもらっているのですが、線が生きていませんね。

 最後になって、今回は、女体を描くというより風景を描くのと同じ感覚で描いてしまっていることに気がつきました。それが線が生きていない理由ではないかと…。

PS
花スケッチ

 この「花瓶の花」のスケッチは、教室に行く前に時間をつぶしていた喫茶店で、それでも鉛筆の感触を確かめておこうと、10~15分ほどで描いてみたものでした。

category: ┗ 人物01

伊那谷の風景・天竜川を見下ろす集落:F6セヌリエ  

伊那谷の風景・天竜川を見下ろす集落

 ここも先の絵の地点とあまり離れていない場所です。
 下方に天竜川を見下ろしつつ、遠方に視線を移すとそこは別世界のような集落でした。 

 飯田線には大小148のトンネルがあります(私の記憶ですから確かではありませんが、まあ、そう間違ってはいないでしょう)が、このあたりはまさにトンネルの連続する地形です。飯田線は、正面の斜面林の地中を走っている筈です。
 もし皆さんが、伊那谷に訪れるために飯田線に乗る機会がありましたら、是非、南の豊橋からから入ってみてください。
 狭い峡谷を抜けて伊那谷の広大な谷の風景を望む時、昔の人々が伊那谷を訪れた時どれほどの感慨を抱くことができたか、容易に想像できると思うのです。


 このところ中途半端な絵が続いています。こうした中景の山々を筆のタッチでどう表現したら良いのかいろいろ試行しているのです。
 そういう意味では作品というより練習画と言うべきかもしれませんが…。
#タイトルも何といい加減なことか…(^^ゞ。


 さあ明日は絵画教室第3回。初めての人物クロッキー(ヌード)です。

category: ┗ 風景06年

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伊那谷の風景・トンネル上方の集落:F6セヌリエ  

伊那の風景・トンネル上方の集落

 南宮橋を超え、天下のローカル線・飯田線を過ぎると道は急な坂道にさしかかります。ここは、そんなところで見かけた風景です。
 絵にするには難しい風景だとは思ったのですが…。

 このところしばらく、仕事のための作業や、新しい電話機「W-ZERO3[es]」の環境設定のための作業に時間をとられてしまっていました。

 さあ、また絵の方に復帰です…としたいですね(^_^)。

category: ┗ 風景06年

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