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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

陸羽東線~新庄・酒田・新潟・飯山へ  

<日記>
 仕事がらみですが、今回のコースの概略は標記のとおり。

 陸羽東線沿線は、まさに稲穂が黄金色に輝く季節。中山平駅では降りてブラブラ散歩したが期待ほどの風景には遭えずじまい。
 新庄からのコースでは、出羽三山の一つ羽黒山(国宝の五重塔などを有する)、酒田の倉庫群。さらに、右に日本海の笹川流れ、左にはところどころ現れる漁師町を眺めながら南へ。加茂の街並みは大した見どころもなく過ぎたが、村上では屏風祭り中でもあり街並みもそれなりに楽しみながら新潟へ。そしてさらに、飯山線の沿線風景を眺めつつ長野から東京へ。
 飯山線沿線の風景(心の原風景というキャッチフレーズもあるらしい)には笹川弘三氏も深い関心を寄せていたようなので期待していたが、新しく造られた建物がそれまでの風景を乱してしまっていて個人的にはかなり落胆。ただ、飯山市立美術館で川越出身の画家相原求一朗の絵を見られたのが収穫か。彼の絵は「具象即抽象」がその境地とか。

 持参した資料は「日本の町並みⅢ(別冊太陽)」。新幹線車内のトランヴェールには越後村上の特集がありグッドタイミング。

 GPSは、持っていくのを忘れて役立たず(^^ゞ。

category: ●日記

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霧雨の永平寺・祠堂殿(しどうでん):F6ウォーターフォードW  

霧雨の永平寺・祠堂殿(しどうでん)

 霧雨の永平寺3枚目です。
 「永平寺」はかなり大規模な伽藍配置を持つ寺院ですが、階段状の渡り廊下などで連結されているために、独立して見える建物はそう多くありません。この祠堂殿(しどうでん)は、そういう意味ではめずらしいかもしれません。

 この絵は、ブログ仲間展に出品したものです。

category: ┗ 風景06年

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ブログ仲間展:第8回   

 早いもので「ブログ仲間展」も第8回になります。私の最新の絵「霧雨の永平寺・祠堂殿(しどうでん)」も展示しています。関心のある方は是非そちらをご覧下さい。但し、オープンは25日ですので間違えないようにしてくださいね。
 ここだけでも、いろいろな方が様々な絵を描いているのがわかりますよ。絵とはなんて自由なんでしょう。
#参加は自由意志の展覧会ですので、kitasanにはその度にご苦労をいただいています。いつもありがとうございます。

 たった今、絵を投稿してほっとしているところですが、25日からは久しぶりに山形方面への出張となりました。今回も、大人の休日倶楽部の切符を使って、陸羽東線から陸羽西線、そして羽越本線で新潟の方を回ってこようともくろんでいます。
 さて、どんなことになりますか。

category: ┗展覧会・画家

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駒場公園旧前田邸:F8ストラスモア  

駒場公園旧前田邸

 ここは「駒場公園内の旧前田侯爵邸」です。
 実は、ここは昨年6月にも描いたことのある風景です。
 違った方向から描いてみようと考えないわけではなかったのですが、何と言ってもこの風景は、(絵はがき的と言われてしまうかもしれませんが)ここで一番の風景だと思うのです。それに、以前の絵と比べてみたかったこともあって、敢えて描いてみました。
 少しは進歩しているでしょうか?
#してなかったら悲しいかな?(^^ゞ

 実は、最初は、建物を紙面の左上の方に描きすぎたかと思い、かなりトリミングが必要かなぁと思っていたのですが、先生のアドバイス(手前の緑の島を少し右にずらす)でかなり良くなっているのです。
 現場で描いたときは、建物の表現に拘りすぎて(これは私の仕事柄、建物に対する思い入れが強すぎるのかもしれませんが)全体を見るという視点を忘れてしまい、部分から描き始めてしまいました。それに筆も一回り細い筆になってしまっていました。もっとおおらかに、大胆に行くべきでした。

 現場で描くということはなかなか思うようにならないことが多いものです。特に、描いた位置が木漏れ日の落ちる木陰。色彩の調子が良く見えません。それに現場で描くとどうも色がうまく出てくれません。これも慣れないせいでしょうかねぇ。
#そう言えば、発色の悪いストラスモアだったせいもあるかも。

 木の表現、影が一部強すぎたことなど、まだまだ反省点が多い。
#もう少し手直ししておこう。

category: ┗ 風景06年

風景画教室:駒場公園  

<日記>
 本日は風景画教室。3回目にして初めての快晴。
 「東大駒場前」駅集合で、駒場野公園を眺めつつ駒場公園へ移動。以前描いたことのある「旧前田侯爵邸」のある公園だが、改めてここが駒場公園だと知った。
 本日は、ゆっくり描くつもりで重装備で出かけたが、教室の装備としては重装備過ぎた。もっと軽い装備を考えないといけない。
 絵の方も時間ばかり食ってしまって思うように描けなかった。建物にとらわれすぎてしまって、全体として描くことを忘れてしまった。
 明日まででどの程度修正できるだろうか?しばらくジタバタしてみよう。

 皆で遅い昼食の後、仲間のS氏の個展のため交通会館へ。S氏は絵を描き始めて何年程になるか…。なかなか素敵な絵が並べられていた。特に最近、表現力をつけられたらしい。こうして何枚かの絵を見ていると、何となくその絵の良いところが解るような気がする。
#こうした様々な経験をしたということも教室に入った目的の一つでもあったのだが…。
 私は、中でも特に大作の船の絵が良いと思った。しかし、先生は「こぶし」の絵が傑作だと言われる。抽象化というか省略表現はやってみたいとも思うのだが、絵を描き出すとついつい今までの方向に行ってしまう。もっと気楽に描けばいいのだが何となく時間がもったいなく思ってしまうようだ。抽象表現にはまだまだ時間がかかりそうだ。

 その後、数人で喫茶店で話して帰宅。

category: ●日記

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霧雨の永平寺2:F4オールドマスターズ  

霧雨の永平寺2

 やはり「永平寺」です。これは中雀門を通して山門を見た風景です。
 昨日と同様短時間で描こうとし過ぎたようです。
 不本意な絵になってしまいましたが、でもまあこれも記録としてアップしておきましょう(^^ゞ。

 この永平寺、複雑な建物の形態を短時間で描こうとしているので、先日、月光荘画材店で購入した8Bの鉛筆を使っていますが、これがなかなか調子が良いです。
#実はもう一本、芯が楕円の鉛筆画欲しいと思っているんです。

category: ┗ 風景スケッチ01

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霧雨の永平寺:F4オールドマスターズ  

霧雨の永平寺

 霧雨の中の「永平寺」。ここは法堂(はっとう)から下を見下ろした風景です。
 今まで、いろいろ聞くことはあったのですが、実際に行ってみると、傾斜地に建つ予想以上の大規模な伽藍配置に驚かされます。

 このところ絵画教室でのことですが、現場で描くこと徐々に増えてきそうです。
 アルウィンに言わせると30分で絵は描けるそうですが、私の場合とてもそうは行きません。しかし、現場にいるつもりになって何とか短時間で描いてみました。
#ちょっとまだポイントが絞りきれていない…。

category: ┗ 風景スケッチ01

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絵画教室No6(ヴァイオリン):F6ウォーターフォードN  

絵画教室No6(ヴァイオリン)

 3ヶ月間の絵画教室の最終日。前回からの継続でバイオリンを何とか完成させました。
 前回と合わせると数時間。それだけ時間をもらえれば結構描き込みができます。今回はむしろ1時間ほどを残して、もうこれ以上手を入れたら絵を壊しそうな気分になってきたので、そこでヤメました。

 多少は、静物を描くコツのようなものがわかってきたような気がしていますが、まだまだ色遣いに自信が持てないですねぇ。それにこの教室の照明が悪いので光の扱いがどうも納得できません。
#教室に行く前にちょっと見ていたら、弓がバイオリンの左右でちょっとずれているのに気づいてちょいと修正(^^ゞ。

 ミケさんは、体調不良とかで本日は欠席。残念。

category: ┗ 静物01

小雨の晴海埠頭公園から:F4セヌリエ  

小雨の晴海埠頭公園から

 風景画教室2枚目の作品になります。今日も雨です。
 レインボーブリッジが正面に見えるので、普通ならそれを主題にするのでしょうが、レインボーブリッジはあまりにも正面過ぎて面白くなかったし、霧雨の中ボンヤリと煙るような印象だったので、本日は、むしろ手前に船を置き、レインボー・ブリッジは背景にしてみました。
 ただ、船の方ももう少し控えめに入れた方が良かったようです。
#それにしてもこの公園、ちょっとデザインしすぎです。海との境界部に水を張った池を持ってきて(近頃この手法がやけに流行っているのですが)、池の下手な処理に加え、ダサいモニュメントがしゃしゃり出ています。おまけに、目立ちたがりの照明が海への景観を邪魔しています。
#あまりひどいので、ここでは照明を消去しているのですが、モニュメントと池の方は、代わりのデザインを思いつかず、そのまま残してしまいました。もう少し工夫すべきでしたね。


 本日の参加者は先日と同様10人ほど。皆さん、見事に雨の風景を描いていました。

 雨と言っても霧雨程度だったのですが、階段下で描いていたら壁を伝った雨だれが数粒絵の上に落ちてきた時はさすがに場所を移動せざるを得ませんでした。 
 雨の中の絵描きはやはり思うように行きません。常に紙面が湿っている状態で手を支えられないため、どうしても大ざっぱになるようです。しかしそれはむしろ、現場で描くことで全体の雰囲気の方が無意識的にでも重視することになるため細かなところが気にならなくなるのだというのは、先生のお話し。確かにそれが大きいのかもしれません。
 デジカメ写真をもとに描いた時はF4で十分描けた絵でも、現場で描く時は、一回り大きなサイズでも小さいかもしれないと思うほどです。どうやらこうした感覚の違いが、現場で描くこととデジカメをもとに描くことの大きな違いかもしれませんね。

 これでようやくF6セヌリエを使い終わりました。多分、二度とこれを使うことはないでしょう。
#まだF8が残っていますが…(^^ゞ。

category: ┗ 風景06年

水彩人展他いろいろ  

 久しぶりに銀座その他をブラブラしてきました。

 まずは、先生に教えていただいた「月光荘画材店」。予想外にこじんまりした店です。扱っている品は、見た限りでは全てがオリジナルの画材です。決して高くはないところが嬉しいですね。
 先生に教えていただいた馬毛筆を入手することが目的だったのに、いろいろな品を欲しくなって買ってしまいました。
 馬毛筆(豚毛をちょっと混ぜてタッチを固めにしているらしい。ちょうど私の好みの程度であるのが嬉しい。最初から知っていれば、いろいろな筆を買ったでしょうね。次は是非ともここにしよう。)、アルミ製パレット(仕上げの質が良い。パレットだけというのも嬉しい。)、8Bの鉛筆(描き心地が予想以上に良い。)、水入れと筆洗(とにかく持ち運びの箱に入るものが欲しかったのですがそれにぴったり。筆洗の2つはボトルの底部と上部にかぶせます。この2つを連結すればしっかり自立するというわけです。ただ筆洗としてはちょっと小さめかな?)、練りゴム(プラスチック・ケース付きというのが何だか嬉しい)。
 これ全部で4800円ちょっとでした。
月光荘で購入した品


 次が、前日お知らせの「水彩人」展。各人3点ほどの大判の出品で、もちろん皆さん確かな実力の方ばかりですから、私がコメントするまでもないでしょう。
#見てこられた方はいるのかなぁ。

 その後は、「銀座・伊藤屋」を一巡り。蛸林さんに教えていただいた筆や、携帯用のコンパクトな筆もありましたが、今回は見るだけ。
#蛸林さん、ごめんなさい。

 さらに、「秋のブックカバー展」なんていうものにも足を伸ばしてみました。こちらの記事で見かけたものです。記念にということで、皮でできた木の葉のしおりをいただきました。

 そして最後に、メインの予定「学士会館」での大学同期の集まりです。
 各回3人ずつ「これまでと今後」というテーマで話しをするというもので、数回予定しているのですが、その2回目です。今ですから、パソコンとプロジェクター、それをビデオ撮影をするという念の入りようです。
#私はもう初回で話しています(^^ゞ。
 6時に始まったのですが、9時頃「時間です」と部屋を出され、その後は1階のビア・パブで「時間です」と追い出されるまで、数時間の楽しい一時を過ごしてきました。
 うーん、満足な1日でした。

category: ┗展覧会・画家

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柳橋船宿街:F4セヌリエ  

 柳橋船宿街

 ここは浅草橋駅に近い「柳橋船宿街」。東京において、江戸情緒を感じさせてくれる代表的な場所の一つということで、多くの方もここで絵を描いているようです。

 これが風景画教室初日の絵、そして、これが私にとっても恐らくある程度の着彩を現場で行った最初の絵になります。
 せっかくの初日なのに、あるいは初日だからこそと言っても良いかもしれませんが、小雨が断続的に降っていて、外描き(現場で描く)ということはこういうことだと教えてもらったようなものです。
 しかし、描き始めてしまえばその中でするしかありません。やる気になればできるものです。集中するのは結構得意ですから…(^^ゞ。
#紙がいつもジトジトしているような状態だったのには参りましたが…(^^ゞ。

 限られた時間の中で絵を描くというのもあまり経験していないことですが、「まあ、こういうものか。」というのはわかったような気がします。
 主題をどのように表現したら良いか、それ以外の部分(周辺部等)省略・表現をどうしたら良いか 等々、いろいろ考えながらの挑戦でした。
#もちろん絵画教室でも経験したことですが、現場の方が切実に感じるものですね。

 まあ、こうやって現場の雰囲気をどう絵にしていったら良いか、経験を積んでいくことになるんでしょう。

PS
 明日は、三橋先生も参加出品されている「水彩人 第8回展」に行く予定にしています。9日までですよ。
 水彩画に関心をお持ちの方はお見逃し無きよう。きっと得るものが大きいと思いますよ。

category: ┗ 風景06年

風景画教室に初参加  

 実は、絵画教室の三橋俊雄先生の風景画教室に加えさせていただくことにしていました。本日はその初日。場所は浅草橋駅に近い「柳橋船宿街」です。
 あいにくの空模様で、雨がぱらつく中、傘を開いたり・閉じたりと結構忙しいことになりました(^^ゞ。現場で描くということはどういうことかを知る意味では、却って良かったかもしれませんね。
#描いている間の天候の変化もそうですが、川の水位も随分変化するものです。終了時には、今日の絵よりずっと高い水位になっていました。
#今日は、始めてだったので先日紹介したセットよりもう少しちゃんとしたものをと考えましたが、他の方々の装備を見ると、もっと重装備の方が良かったようです。


 まずは限られた時間の中で一応仕上げることを考えたので(本当はそんな風に考えることもなかったようですが)、自分としてはやや雑になったような気もしますが、絵を描くということはどういうことかを知る意味では却って良かったかもしれませんね。いつもとは随分違った雰囲気になりました。

 時間終了後、他の方々の絵と一緒に並べてみたところでは、まさに各人各様です。先生が自分の画風を押しつけるようなやり方をしていないということも大きいのでしょう。
 他の人の絵と比べるつもりはありませんが、私の絵は細かすぎるくらいです。使っている筆もちょっと細すぎるようです。細い筆だともちろん細かくは描けるのですが、それより14号くらいの筆で描いた方が力強い絵が描けるということなので、外描き用にもう一本追加しようと考えているところです。
 今回の絵は、主題もそうですが、特に周辺部への色の置き方に得るところがあったようです。

 今日の絵、もうちょっと補筆したいところがあるので、アップするのは明日にします。どんな絵になったかお楽しみに!
#なんてもったいつける程ではないのですが…(^^ゞ。

category: ┗展覧会・画家

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携帯用絵描きセット(改訂版)  

何番目かの携帯セット

 なかなか現場で描くこともないまま、今までも何回か携帯セットをご紹介してきましたが、懲りもせずまたまた改訂版のご紹介です。

 私のPC歴は8インチのFDの時代からのことですから、結構長くなります。もちろん、FDやドライブは処分してしまいましたが、その中でFD携帯用のアルミの箱(サイズ:230×230×23mm)だけは、何かに使えるかもしれないと残していました。
#内部のスポンジが変質してしまったほど、古いものです。
 何と、それが絵の具類の携帯にピッタリであることがわかったのです。

 これなら出張やちょっとした旅などにも気楽に持ち出すことが出来ます。
 思いがけない贈り物をもらった気分ですね(^_^)。
#そう言えば、最近、そんなのもらった記憶がないかなぁ(^^ゞ。

category: ┗画具

絵画教室No5(静物・楽器):絵はありません  

 今日の絵画教室は、次回と併せて完成させるもので静物・楽器です。
 バイオリンかマンドリンのどちらかを選択するものだったが、私の場合、子供がバイオリンをやっていたこともあって、まずはバイオリンを選択しました。
 途中までの絵では仕方ないでしょうから、今日は絵は無しです。次週までお待ち下さい。

 ウォーターフォードはひさしぶりのような気がしますが、薦めてくれる方が多いだけあって、私にとってもなかなか描きやすそうだと改めて思っているところです。

 教室の後、皆で喫茶店で雑談を…。こういう時間、なかなか面白い話しも聞けたりして楽しいものですよね。

category: ●日記

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