
絵を描き始めて何年か経っているのですが、最初の頃とは絵に対する考え方が少し変わってきていることに気がつきます。そんなところをいつか整理してみたいものだと思っていたのですが、ようやくその気になりましたので、現段階での私なりの絵の見方(あるいは考え方)を書いて見ました。絵のことをわかっている人からみれば笑っちゃう話しでしょうが、まあ「理系人間の考えそうなことだ…」と笑って見過ごして下さい。
もちろん、これも今後いろいろ変化していくものだと思うのですが…。
#せっかく絵を描いているので手描きにしてみましたが、汚い図になってしまいましたm<(_ _)>m。
まず、一般的に言われている「具象」とか「抽象」とか言う概念があります。 これをX軸(赤軸)にとってみました。
私の絵は相変わらず具象ですが、徐々に抽象まではいかないにしても少しずつ崩れて来ているようです。
次に、「心象」風景などと言う言い方があります。それなら対極は何だろうと思った時、対象を客観的に描くことによってより対象に迫るという考え方もあるだろうと思い、これを「物象」と呼んでみました。もっと適切な言い方があるかもしれませんし、既に別の言い方をしているのかもしれません。これをY軸(青軸)にしてみました。
私の場合、写真のように描くというところから出発していたような気もしますが、心の感じたものを少しずつですが描こうとするような状況になっているような気がします。
さらに別の見方はないかと考えてみたものが、表現方法レベルの問題でした。つまり線を重視するのか色彩を重視するのか、という問題です。これを加えるとZ軸(黄軸)になります。
私が絵を描き始めたきっかけは奥津国道氏の本を見たことでしたから、明らかに線を重視する絵から出発し、今は、線から徐々に色彩重視に移行しようと試行しているところなのですが、これが私にはなかなか難しいものなのです。
こうした3次元の空間の中で、人それぞれが何らかの「狙い」を持ち、「思いを込めて」描いているのが「絵」だというような気がしているのです。
私にはまだこの「狙い」を明確に表現するというのは課題のようですね。
さらに、最近改めて思うことは、水彩の場合にはもう一つ別の軸があるのかもしれないということなのです。
油彩画や日本画等と比べると、おそらく水彩画人口は初心者レベルから本格的な作品を描こうとする人まで幅が広く、圧倒的に数が多いと思います。そのため、人々が水彩画に抱くイメージは、簡単な「スケッチ」のレベルから「作品(特に大判)」に至る様々な見方があります。つまり、描く人も見る人も、多くの人が「水彩画」だから云々という見方をすることが多いような気がするのです。
そういう軸をどう考えるのか?は結構重要な気がしてきたのです。
この点に関しては、私自身も、水彩画をどう位置づけて描いていったら良いのか、まだまだふらついているようです。
絵を描く人は、そうした状況の中で、それぞれの最も表現したい表現手法で、それぞれの「狙い」を表現したいと考えているのだと思うのですが、私もその中でこれからどうしていこうか?と、いつも頭をよぎるのです。
#こうした思案は、結構楽しいものなんですが…(^_^)。 以上、私の勝手な思いつきの整理でした(^^ゞ。