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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

逆光の街(フィレンツェ):F60  

逆光の街:F60

<F60:アルシュ>

 フィレンツェの街のこんな風景を描いた絵がありました

 この絵は、それをもとにして描いたものです。
#画像は、撮影したものなので、ちょっと歪んでいます。
 今回、第67回水彩連盟展に応募した2枚のうちの1枚ですが、残念ながら選にもれた方です。
#もっとも、2枚応募して1枚しか選ばれないことになっていますから、あまり気にしていませんが…。

 この絵では、特に空をどうしようか大いに迷いました。小さな絵の雰囲気は好きなのですが、空も壁もそうですが、このようにさらっと雰囲気を描いただけの絵では、まだ写生レベルの段階であって、審査員にアピールするものが少ないような気がしていたのです。
#応募作品になると、どうしても審査員の視線を意識してしまうんですね(^^ゞ。
 それでまず空の色を強くしていきました。ただ、のっぺりした空にしたくなかったのですが、それをどう表現しようか迷ったりしていました。
 そしてさらに、雲を入れてみたり外してみたり、空の色を変えてみたり戻してみたり、太陽のフレアをどの程度にしようかと迷ってみたり…。そして、搬送の前夜には、空を描き直してしまったり…(^^ゞ。

 本音を言えば、この絵で入選を目指していたのです(^^ゞ。
#だからこそいろいろ迷いが生じてもいたのですが…。
#実際に、はるかにこちらの方がエネルギーを要しているんですけどね…。

 ところで、落選した絵でも、他の公募展などへの応募は可能なんだそうです。
 それを聞くと、いつか復活戦を…なんて思ったりして…(^^ゞ。
#もちろん、水彩連盟展以外ですけど…。
 そうした時のために、この絵が戻ってきたら空と左側の建物の壁面を中心に、不本意な部分に手を入れておこうかと思ったりしています。

PS
 このサイズ、家の中ではかなりの大きさです。
 さすがに迫力ありますよ(^_^)。

PS
 2・3日前から、右目の中に一匹の虫がいついているのに気がつきました。
 飛蚊症というやつですね。仕方がないものですねぇ(^^ゞ。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 16

風景画教室(乾門):F8  

風景画教室(乾門):F8

<F8:セヌリエ>

 このところ急激に春らしい天気になってきた。今日の教室は千鳥ヶ淵。朝方は寒いかも、なんて心配していたのに、現場では着ていたジャンパーを脱がなければいけないほど…。

 千鳥ヶ淵では、ソメイヨシノの満開にはちょっと早かったが、八重の寒桜?の方はもう満開。のどかで本当に良い雰囲気。
 ここは江戸城天守閣(皇居東御苑)を囲む堀の北東、つまり千鳥ヶ淵の東側にある乾門。
 その真ん前に陣取って描いた。もちろん警備員の立っている手前のフェンスは省略(^^ゞ。

 下は、下絵に着彩したものです。
風景画教室(乾門):F0

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 10

第67回水彩連盟展・結果  

 本日は風景画の教室。
 帰宅したら、水彩連盟展からの「審査結果」が届いていました。入選でした(*^_^*)。

 絵の方は、後日紹介させていただきますが、まずは、初めての公募展への応募、そして初めてF60を描いてみての感想です。

【F60を描くということについて】
 下絵を描くにあたって、縦横10分割の線を薄く入れておきました。
 この方法は先輩に教えられてのことなのですが、これは小さな元絵を大きく描く場合や具象を描こうとする場合には恐らく不可欠でしょう。というのは、多少、構図も変える必要が生じるということもあるのですが、それ以上に、大きな判の絵を描くには、そういう手がかりの線がないと、実際に鉛筆や筆を動かす場合には一部しか見えないまま描いているので、全体のバランスがとれなかったり、水平線や鉛直線が描けないのです。
 また、大きな絵を描くということで特に意識していたのは、下絵を描くにも、着彩においても、小さな絵を描く以上にゆったりと描こうという気持ちを持ち続けることです。大きな絵なのに、下手をするとチマチマ筆を動かすことになるように思ったのです。それだけは避けようと…。
#結果的に、最もよく使った筆は世界堂で買ったNo12という(662円及び735円。この間に値上がりしていたようです(^^ゞ)2本の平筆でした(^^ゞ。

 しかし、大きな絵ではどうしても筆の自由が利きません。小さな絵で描いていたような気楽な線では描けず、当初の想定以上に具象的表現になってしまったような気がします。しかし、このあたりももう少し慣れてくれば変わってくるのかもしれませんね。

 また、今回私は、終盤を除き、殆どの時間パネルを水平にして描いていました。というのは、もともと絵を立てて描くという習慣がないのと、水を結構大目に使うので水が垂れてくるのがイヤだといういつもの理由の他、骨折した鎖骨の影響なのでしょうが、絵を立てて描いていると必ず右肩が痛くなってきてしまうのです。ですからもうパネルを立てて描くことはあきらめているのですが、そうした場合どうしても困ることに気づきました。特に縦構図の場合、上の方に手が届かないということなのです(^^ゞ。
 仕方がない。そういう時には、反対側に回って描いたりしていました。

【公募展に対して】
 一番の問題は、どこまで、どの様に表現すれば良いのか!というものでした。
 私の絵は、分類すればバリバリの具象ということになるのでしょう。それもいわゆる普通の風景画にしかならない絵です。下手をすれば写生のようなものかもしれません。
 今回の絵では、一方で「審査員はどのように見るんだろう」、他方で「やっぱり自分の描きたいように描きたい」、その間で迷っていたような気がします。
 また、具象と言ってももともと細密描写にはしたくはありませんでしたので、そうなると、どこまで描き込めば良いんだろう、どこで筆を置けば良いんだろう、ということにも戸惑いを感じていました。それは、どこまで執念(あるいは精神)を描き込めば良いんだろうというようなところにもつながるように思っていました。
 そういう意味では、今になって考えてみると、今回描いた2枚の絵は、公募展への応募を意識しつつも、私なりの気持ちの両端を描いたような気がしています。

category: ●ご挨拶等

tb: --   cm: 19

アスア倶楽部にて:人物クロッキー  

 今回の出張に出る間際、郡山のvasenoirさんにアスア倶楽部のお誘いをいただきました。
 その時、私は木曜日の夜仙台から帰京するつもりになっていたので日程的に難しいと思ってしまっていたのですが、それは曜日ボケした私の完全な勘違い。良く考えたら一泊すれば十分可能な日程だったとわかったので、アスア倶楽部の人物(ヌード)を描く会に参加させていただきました。
#vasenoirさん、その節はいろいろありがとうございました。

 その時の絵は、ここでご覧いただくとおりです
 モデルさんは、美人でなかなかスタイルの良い人でした(^_^)。もっともvasenoirさんの以前からのお知り合いのようですから、当然なんですが…。

 vasenoirさんの、あまりにも鮮やかな手並みを横目で見ながら描いていくのは、正直言ってとても厳しいものがありました(^^ゞ。
 私自身のことで言えば、もう人物、特にヌードを描くことはないだろと思っていましたが、何かと縁を重ねて、いつの間にかこれが4回目になってしまいました。最近描いたのは昨年の2月のようですから、その頃から見れば多少は進歩しているかもしれません。
 私なりのコツのようなものは、結局は「全体のバランスを考えながら描き進める」というもの。建物の場合と人物の場合は、それぞれ気をつけるべき場所が少し異なるということだけ(もっとも人物の方が考慮すべきポイントは多いけど…(^^ゞ)、というような気がしてきました。

 まあ、これも経験を積み重ねて行けば、それなりに進化していくものなのかもしれませんね。

category: ┗ 人物01

tb: --   cm: 2

仙台港にて:F4  

仙台港にて:F4

<F4:ウォータオフォード>

 学生時代とは大きく変わってしまった市街地景観にはあまり関心が涌かず、青葉城からは、一気に仙台港に向かうことになりました。ここは、学生時代には足を踏み入れたこともないところだったのですが、一度は見てみたいと思っていたのです。
#最近、港の風景(特に船やクレーンのある風景)がやけに気になってもきているのです。

 そこで見た「タグボート」を描いたのがこれです。
 私の場合、どうしてもタグボートだけでは終わらず、それが停泊している雰囲気も描いてみたくなってしまうので、こんな構図になりました。
 今までヨットなどレジャーボートは何回か描いたことはありましたが、産業用の船というのはとりわけ活力を感じて好きですねぇ。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 12

仙台の風景2つ:F0  

広瀬川の風景(霊屋橋方向) 仙台市街(青葉城から)

 出張の帰り道、今回は仙台を回って帰ることにしていました。

 仙台は、大学時代の4年間過ごした町ですから、私の第2の故郷のようなものですが、意外と訪れる機会が少ないものです。今回は久しぶりの訪問です。
 今回の楽しみは、久しぶりの仙台の町の雰囲気を感じてみたいということですが、仙台のマイミクの方達とも会いたいというのがありました。
 約束の時間、さわさんが待ってくれていました。しかし、マウンテンベアさんは間近に海外旅行を控えて諸々の準備のために、やはり時間をとるのが難しかったようです。
 そこで、さわさんにナビをお願いして、町の主要ポイントを回ってみることにしました。

 最初のスケッチは、広瀬川にかかる霊屋橋(おたまやばし)を見る風景。次のスケッチは青葉山から仙台市街を見渡す風景です。

 この後、マウンテンベアさんのお気に入りのモチーフ、タグボートを見たくて海に行ったのですが、その絵は明日にでも…。

category: ┗ ポストカード01

tb: --   cm: 8

ようやく搬送  

 先ほど、ようやくF60の絵2枚を送り出したところです。
 今回、1枚目は比較的順調に進んだのですが、もう1枚は、時間があったこともあってか、最後までジタバタしてしまいました。
#結局何だか中途半端。
#大抵、こういうのは出来が良くないですね(^^ゞ。


 今回の経験で、大作を描くということはどういうことか、多少はわかってきたようです。
 公募展に応募するということも…。

 24日以降に結果がわかるようです。成否に関わらず、結果報告はその時にでも…。

 さて、のんびりしている余裕がありません。
 明後日の出張のための準備が遅れています…。
#今回は、久しぶりに仙台方面に足を伸ばす予定にしています。
200000

category: ┗その他

tb: --   cm: 12

このところ  

 このところ描く絵は、教室の絵か、F0やせいぜいSMサイズの絵ばかりでしたが、本日、ようやく今まで描いていた絵を額に入れました。F60サイズの2枚の絵です。
 後は、定められた期限(15日または16日くらい?)まで、ゆっくり眺めながらチョコチョコ手を入れていくことになるんでしょうか?何しろ初めての経験なので戸惑うことばかりでしたが、ようやく一つのステップを越えられそうです。

 一方、携帯電話を新しくしてしまいました。これは、何となく何かに追いかけられているようなちょっと鬱陶しい気分を払拭したかったからなんでしょうか?衝動的にポチっとクリックしてしまいました(^^ゞ。
 電話番号も、メールアドレスも更新していますので、私からの変更のご連絡が届いていない方は、今までの携帯までお知らせ下さい。まだしばらくは新旧併用していますので…。
#携帯は、WILLCOMのW-ZERO3[es]からAdvanced/W-ZERO3[es]への変更でした。
#新規契約だと、割引率が大きいものですからつい(^^ゞ。


 まだしばらくは仕事の方が忙しいことになりそうですが、3月も終わり頃になればいつものペースに戻れるのではないかと楽しみにしています。

 それまでもうしばらくはページの更新が遅れると思いますが、今後も気楽におつきあい下さい。

category: ┗その他

tb: --   cm: 4

六本木ヒルズを見る・麻布十番:SM  

六本木ヒルズを見る・麻布十番

 今日も麻布十番。先週から、これまでの月曜日から火曜日に変更になってしまった。

 ここから見えるもっとも東京的な風景として、六本木ヒルズを見た風景を描いてみた。
 ちょっと複雑になりそうな気がしたので、今日はSMサイズで描いてみたが、ある程度描けてしまうので、省略の度合いがなかなか難しいサイズなのかもしれない。

 もうしばらくこの麻布十番シリーズは続く予定です。

category: ┗ ポストカード01

tb: --   cm: 2

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