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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

ドイツ・チェコ・スロバキア・ハンガリーの旅  

ドイツ・チェコ・スロバキア・ハンガリーの旅

 5月6日から「ドイツ・チェコ・スロバキア・ハンガリーの旅」に出掛けることになりました。またしばらく日本を留守にします。

 このところ、そのための事前勉強として、旅行案内書(地球の歩き方)や、小説「プラハの春」や「ベルリンの秋」(いずれも春江一也著/集英社文庫)を読んだり、現地の地図を準備したりと、そんな作業をしていました。

 今回の行程は以下のようなものです。

・1日目  成田~ベルリン泊
・2日目  ベルリン市内観光ポツダム市内観光~ベルリン泊
・3日目  マイセン市内観光ドレスデン市内観光~プラハ泊
・4日目  プラハ市内観光<自由行動>~プラハ泊
・5日目  チェスキー・クルムロフ市内観光<自由行動>~チェスキー・クルムロフ泊
・6日目  ブラチスラバ市内観光~ブラチスラバ泊
・7日目  ドナウベント観光~ブダペスト泊
・8日目  ブダペスト市内観光<自由行動>~ブダペスト泊
・9日目  ブダペスト自由行動~フランクフルト経由
・10日目  成田着

 今回は自由行動時間が多少ありますので、昨年のイタリア旅行よりもスケッチの時間がとれそうです。
 もちろんそのつもりでいますが、さてどうなりましょうか。

category: ●ご挨拶等

tb: --   cm: 6

イタリア・サンジミニャーノから:F6  

イタリア・サンジミニャーノから:F6

<F6:ウォータオフォード>

 シエナに行く前に寄ったところが、塔が林立する都市「サン・ジミニャーノ」

 建物ばかり描くのは少し飽きたので、ここではそこから見た周囲の田園風景を描いてみました。

#今ひとつ気分が乗らなかったかな?

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 12

イタリア・シエナの路地:F6  

イタリア・シエナの路地

<F6:ウォータオフォード>

 久しぶりにイタリアの街に戻ってきました。
#絵の世界は、いつでもどこでも描けるというのが良いところです(^^ゞ。

 ここは「シエーナ」。祭りで競馬が行われるというカンポ広場からの路地の風景です。
 この風景、以前、ネット仲間展の課題に出させていただいたものなのですが、自分では描いていませんでした。
 ずっと気になっていたので、本日、改めて描いてみたのですが、結構難しいものですねぇ。
 どうやら、複雑な街並みをそのまま描くのに一生懸命になりすぎてしまったようです。

#その後、ちょっと修正しています(24日)。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 15

横浜山手十番館:F6  

横浜山手十番館:F6

<F6:ウォータオフォード>

 先日、桜を見に行った「横浜市 中区[緑と洋館の巡り道] 」(1.元町から山手の丘へ)シリーズの中の一つ、十番館です。
 港の見える丘公園から、外人墓地を過ぎたところにあります。
#但し、この建物は完全な民間の建物でレストランとして営業されています。一度だけここで食べた記憶がありますが…。
#この右手は谷になっていて、外人墓地。その先には、ランドマークタワー等みなとみらい地区の超高層群を臨むことができるというなかなかの眺望となっています。

 正面に見えているのが、山手教会。以前、火事で内部が焼けてしまったのですが、修復されて今は生まれ変わっています。
210000

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 4

春の広場(麻布十番):F6  

春の広場(麻布十番):F6

<F6:ウォータオフォード>

 ついでに広場の方も…(^_^)。
 麻布十番には、楕円形のちょっとしたしゃれたケヤキの広場があります。ここも描かなくちゃと思いながら、どこから描いたら良いかしばらく戸惑っていましたが、昨日の勢いでエイヤっと描いてみました。
#ただ描いたというだけですが…(^^ゞ。

 この坂の上にはどういう由来か「赤い靴」の小さな石像があります。
 また、この右手の赤い窓はパスタの店。この広場を見下ろすなかなかの展望のせいかいつも賑わっています。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 12

春の公園(麻布十番):F6  

春の公園(麻布十番):F6

<F6:ウォータオフォード>

 麻布十番シリーズもそろそろ終わりかも…ということで、公園の桜の風景を描いてみた。
 桜の下の母子が何かのどかな感じがしていいなぁと思ったので、ここを選んだのだが…。
#ちょっと雑だったかな。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 6

風景画教室(新宿御苑):F8  

風景画教室(新宿御苑):F8

<F10:ストラスモア>

 今日の教室は新宿御苑。
 御苑内は様々な八重桜が満開。沢山の人が散策しながら写真を撮っていた。
 絵を描いている人もいつも以上に多かった。

 あまりにも春らしい陽気、風景なので、新宿御苑の広々とした風景でそれを表現してみたくなって描いたのでしたが、こんな風になってしまいました(^^ゞ。
 家に帰って苑内にいた人々も入れてみようと思っていたのですが、あまりに不本意なできにその気力が失せてしまったので、これで終了です。

お絵かきスタイル

 絵を描いていたら、また先生が私の絵を描いているところを撮影してくれました。仕方ないので(^^ゞアップしてしまいます。
 最近は大抵こんな格好ですかねぇ。
 但し、今日は暖かかったのでシャツスタイルです。首に提げたウォークマンも、あまり陽気が良かったので聞くのを忘れていました。
#先日の傘は出番なしです(笑)。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 6

横浜山手234番館:F6  

横浜山手234番館:F6

<F6:ウォータオフォード>

 ここは横浜山手234番館。
 先日の浚渫船を見た後、港の見える丘公園に上がり、花見を兼ねて山手の洋館巡りをして来ました。その際の風景です。
 この道の詳細は「横浜市 中区[緑と洋館の巡り道] 」(1.元町から山手の丘へ)を見ていただきたいのですが、中でもこの建物は私には思い出深い建物になっています。
 と言いますのは、絵を始めた頃のこと、世界堂で画材を探していた時にアドバイスしてくれた方がグループ展をするということを記憶していて、それを見に行ったことがあったからです。私が、絵を趣味にしている人々の展覧会というものを初めて意識して見せていただいた場所でした。

 絵の方は、詳細に描き込まないでそれらしい雰囲気をいかに表現するかという、最近のテーマに沿って描いてはいるのですが、なかなか思うようにはいかないものです。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 12

余談:年表について  

 長い人生の間には、畏友とも言うべき友人が何人かいるものですが、このブログ「とりとめもなき夢想に耽らぬ人やある」の管理人はそんな代表的な一人です。
#高校時代はとても近寄りがたかったのですが、今は社会の荒波にももまれたようでぐっと話しやすい友人になったのでこんな風にも書けます(^_^)。
 その中でちょっと興味深い記事を書いていました。「時の流れが実感できる年表作成法」というものです。私が感覚的にしか捉えていなかったことをさらに緻密に解説してくれ、さらに自分でも実践しているというところなどは「さすが!」です。
 彼のこんな年表。私も作ってみたくなりました。
#私が作るとすればエクセルで…かな?(^^ゞ。
 でも本当はこういうものは手づくりでこそ意味がありますね。

 ちなみに、今私がつくっている年表は、A4横・4分割を1年とした自分の覚えとしての生涯年表だけ。

 なんて書いていて思い出しました。昔、「萌年表」という年表ソフトを使っていたことがありました。なかなか良くできたソフトなので、この際ご紹介しておきます。
#作者には何点か改良をお願いしたこともあったのですが…。

 単に「年表」と言っても、それぞれの人々によって目的も使い方も様々。なかなか奥深く面白いものです。

category: ┗その他

tb: --   cm: 10

国立新美術館テラスにて:P  

国立新美術館テラスにて:P
 水彩連盟展が始まってから、国立新美術館に来るのも4日目になってしまった。
#あちこちに告知したためにひどく忙しい羽目になってしまった。来年からはそっとしておこう(^^ゞ。
 今は、従姉妹を送り出して、友人を待つ間の一時、動く気が起きなくてカフェ・コキーユのテラスで時間を過ごした。暖かな日射しが心地よい。そこで手帳に挟んでいた100円ショップで買ったハガキの1枚に描いたイタズラ描きがこれ。紙質が滑りすぎてちょっと描きにくい。

 私が見る限り、水彩連盟展の作品は半分以上が抽象。そして、7割ほどがアクリル画。
 公募展でもあるので、応募作品に込められた思いは恐ろしいほど。しかも不思議なことに、多くの人々が毎年毎年、似たような絵を描いてくる。これがその人の作風というのだろうか?そういう絵を皆さん描きたいと思って描いているのだろうか?
 私があまり関心を持てない抽象画を除けば、受賞している作品の多くは、古びたドアやコンクリート壁、(ツタのからまる)樹木等を細密に描写するような絵。そういうものをモチーフとする方が、モチーフ自体が有する時間の重み、あるいはモチーフの抽象的な形態の魅力のようなものが助けとなって、絵の訴求力を高めているのも理解できる。問題は、だからといってそういう絵を私が描きたいか?ということである。
 そういう絵に混じって、写真のような絵(これは私が描きたい絵とは違うが)や、普通の風景画が相対的に魅力が乏しく見えてしまうのもわかる。
 先生が言うように、いわゆる「普通の絵」で審査員を納得させるためには、かなりの力量が必要だというのもわかる。

 まあこれからの絵について、いろいろ考えてしまうよね。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 8

机回りの整理  

 昨日の工作から、どうやら調子づいてしまったようです。

 天井の蛍光灯が切れてしまったので、買い置きしてあったものをとりに家の裏に回ったら、都合良く昔の棚板を見つけてしまいました。「都合良く」という意味は、机のあまりの狭さに嫌気がさして、何とかしようと思っていたからです。
 早速、机が最大限広く使えるよう改良を施しました。その結果がこんな感じです。
#今回は、私のプライバシーの一部を披露してしまいます。
#それにしても見苦しいものですね(^^ゞ。


作業環境(左) 作業環境(右)

 ちなみに、ここは私の仕事場兼アトリエ兼その他もろもろ…です。
 テーブルは、もう35年ほど使っている3尺×6尺の製図板。足は自作です。あるときは作業台、あるときは食卓テーブルとして使い、そして今はこんな感じになってしまったというわけです。
 2つのディスプレイが見えますが、これがWindowsXPと2000。そして、それぞれには旧式のMac(数年以上使っていませんが…)もつながっています。Macのキーボードはあまりにも使わないため、正面の2段の棚の一番下に押し込んであります。
#これらの裏側は沢山のコードがゴミくずのようにぶら下がっています(^^ゞ。
#パソコンの本体は、このテーブルの下に4つが並んでいるというわけです。

 Windowsのキーボードは机上に見えているものですが、机を占領されるのがイヤで、特に小さいものを使っています。いかに小さいかは隣の携帯電話と比べてみていただければわかってもらえるかもしれません。また、広い机のようにも見えるかもしれませんが、かなりの広角レンズを使っていますので、割り引いていただかないと誤解されてしまいます(^^ゞ。

 今回の作業の狙いは、ディスプレイを完全に3階の棚に載せてしまうことで、最大の広さの空間を確保することでした。ディスプレイのこの高さは普通では高すぎますが、幸いキーボードはあまり見なくても打てるので、これでも何とかなりそうです。
 左手のコーナーには、アンプ・チューナー(ミュージックバード)をはじめ、私の小物関係が…、そして、右手のコーナーの出っ張っている棚の下には、沢山のACアダプターなどを隠しており、上部は資料を置いたり、絵筆なども引っかけたり…と多目的に考えています。
#ちなみに、これらの棚は木ねじで固定していますし、ディスプレイも、足を棚板に小型万力で固定しています。
#こんなことができるのも、ボロな作業台だからこそ、ですね(^_^)。


 多分、今回の工作で、倍以上の作業スペースが確保できて、一応納得できるレベルになってきたようです。

category: ┗画具

tb: --   cm: 20

外描き用の傘  

 こりゃ何のことだと思った方は多いでしょうねぇ(^_^)。
 またまた笑われるようなことをしてしまいました。

 以前、物好きで「こんな24本骨の傘」を買ったことがありました。骨の長さ60cmという比較的大型のもので、柄はストレートです。
 扱いにくくてそのままになっていました(^^ゞ。

 一方、ジョン・シンガー・サージェントの本を見ていたら、サージェントのこんな写真が目にとまりました。
 そうか、「足に傘を固定するという方法、結構使えるかもしれない。」と思ったわけです。
ジョン・シンガー・サージェントの傘

 それでこんなものを作ってみました。
 まず、パネルを作った時の枠材の端材を使ってストレートの柄に固定できるようにしました。ただ、端材だったので、ちょっと寸法が足りないかもしれないという微妙な長さ。それに、考えてみれば長さも調整できた方が良いかもしれません。
 そこで、もう1本の端材を加えて、長さも自由に調整できるようにしたというわけです。
#なお、この傘は、足だけではなくカートに固定したいこともあるかもしれません。それで、全てマジックテープで固定するように考えています。
スケッチ用の傘


 またまた外描きでの荷物が増えてしまいました。
 しかしこれで、雨の日、厳しい日射しの日でも外で絵を描くことができる筈なんですが、果たしてこの傘使えるでしょうか…?(笑い)

category: ┗画具

tb: --   cm: 10

第67回水彩連盟展  

第67回水彩連盟展

 水彩連盟展は4月2日から14日。
 ただ、私が見に行くのは、懇親会があるというこの日だと決めていました。
 午後、マイミクのさわさん(mixi会員でないと入れませんが)、みゆさん達と合流して会場へ。私の絵は、7室・壁の端っこのこんなところです。まあまあ予想したようなイメージでした。
#だけど、やっぱりF60だと会場ではちょっと小さいですねぇ。
 さらにブラブラしていると、ミケさんや、かつ子さんとも合流。同じ教室(季の会)の仲達とも合流したりと、結構忙しい(^^ゞ。

 夕方から近くのホテルで懇親会。懇親会は、初入選の人たちの紹介もあるというので行ったのですが、そこで今回、準会員に推挙されたTOLEDOさんともちょっと話しができました。
 そういえば、snow_dropさんは出席されていたのかどうか。
#まだお会いしたこともなく、顔もわからないマイミクのケロさんは、出席されていたのかどうか…とうとうわからずじまい。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 20

浚渫船:F4  

浚渫船:F4

<F4:ウォータオフォード>

 この春は、満開の桜にいろいろ立ち会ってみたいものだと、できるだけいろいろなところに足を伸ばしているのですが…。
 先日、その一つ、横浜の山手地区(洋館の通り)に出掛けてみました。
#その絵はこれから予定はしているのですが…。
 そこにはいつも気になっていた風景があります。それがこれです。
 ここは、横浜元町商店街の裏を流れる中村川。
 恐らく浚渫船だと思うのですが、いつ見ても同じような様子。動いているのを見たことがありません。
 まあ、それはそれとして、描いてしまわないと気が済まないので、こちらを先行させて描いてみたというわけです(^_^)。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 4

風景画教室(国立近代美術館工芸館):F10  

風景画教室(国立近代美術館工芸館):F10

<F10:ストラスモア>

 風景画教室は先週と同じ千鳥ヶ淵(正確には竹橋と言った方が良いかも)。先週より、ソメイヨシノの開花が進んでいます。こういう中で絵を描いていると本当に気持ちが良いものですね。
 先週、この場所は、どこかの絵画教室が開かれていて、大勢の人々が同じ建物を描いていたところです。「建物」を良く描くのび太としては見逃せないポイントだったので真っ先に行ってみたのですが、幸い誰もいません。そこで、迷わずここで描くことにしたでのすが殆ど独占状態で描いていました。
 この建物は、正確には「国立近代美術館工芸館」というもののようです。本当なら、この前面の広場はもっと広く確保していて欲しいところなんですが、道路最優先の東京の都市計画ではそんな配慮はしてくれません。高速道路が建物の前面を横断していて、良い場所を確保することはなかなかむずかしいのです。

 紙は、早く使い切ってしまいたいというわけでストラスモア。それでも大分、この紙にも慣れたかもしれません。

風景画教室(国立近代美術館工芸館):

 いつものように小さな下絵にも着彩してみました。
#こんなタッチで行ければ比較的短時間でスケッチも描けそうだ。
 紙は、今回から、「ミューズ・タッチB6、20シート」というもの。この紙はのり付け綴じなので見開き・パノラマがちゃんと描けるのも良いところと思って購入したものです。描いている感触も悪くはありません。それに、このサイズなら写真店で安く売っているキャビネ版の額縁にそのまま納まるはず。そんなところも購入の理由でした。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 4

斜光の街(フィレンツェ):F60  

斜光の街:F60

<F60:アルシュ>

 以前、フィレンツェの街角を描いた、こんな絵がありました

 これは、それをもとにして描いたものです。こちらが今日から始まっている第67回水彩連盟展における展示作品になります。
#画像は、デジカメで撮影したものなので、ちょっと歪んでいます。

 じつはこの絵、初めて描いたF60サイズになります。しかし、もともともう一枚の方こそ本命と考えていたので、これは素直な気持ちで描き進めることができました。そういう意味では、この絵、仮に落選するにしても割合好きな絵ではあったのです。
 当初の狙いとは逆になってしまったのは残念ですが、今回は、まあそういう素直さを評価してくれたものと勝手に考えておきましょう。

 「水彩連盟展」の会場で、現物をご覧いただけたらとても嬉しいのですが…。
#でもきっとアラが見えてくるでしょうねぇ…(^^ゞ。

category: ┗ 風景08年

tb: --   cm: 6

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