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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(10〜12月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


マルタ・バレッタの丘:2変  

マルタ・バレッタの丘:2変
<2号変形(24.5×10.5cm):セヌリエ>

 スリーシティーズ側から入江の反対側のバレッタ市街の丘を見たところ。
 先端の塔のようなものが立っている岩の左の緑が「ローアー・バラッカ・ガーデン」です。

 何となくまだ気力が充実していませんので、こんな小さな紙で大きな風景を描いてみました。
 こういう小さな紙に大きな風景を描くには、それなりに下絵が必要ですが、それをどこまで省略して描いていくことができるか、試してみているつもりなんですが…。
 それにしても、やっぱり無理がありますかねぇ。
#大きな風景を描くには気力が必要なのですが、今は未だこんな風景を大きな紙に描く気になれないのです(^^ゞ。
#それに、これほど横長の紙はこんな小さな紙しかないし…(^^ゞ。




 今日は私の62回目の誕生日。いつの間にかこんなになってしまった(*^_^*)。
#それでも同学年の友人達の中では最も若いのです(^^ゞ。

 いよいよ明日から13日まで「水彩連盟展」が始まります。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 4

風景画教室(芝増上寺):F8  

風景画教室(芝増上寺):F8
<F8:ウォーターフォード>

 25日の教室は「芝増上寺」
 東京タワーの足下にあるこの寺、徳川家の菩提寺として知られており、私もここにそういう寺があることぐらい知っていたが、ここを訪れたのは実は初めて。
#ここへ来て、その昔、浜松町からこ集合場所だったここの三解脱門へ通じる道筋の街路照明をどうしたらいいのか、地元商店街のまちづくり協議会の意見をまとめるためのお手伝いをしたことを思い出した(^^ゞ。

 この日は天気が悪かったが、絵を描く他に、水彩連盟展に応募した他の仲間の結果も知りたかった。結局同じ仲間からの入選者は昨年より増えたようだ。

 一方、絵の方は、天気が悪いと絵の具のノリも悪い。おまけに雨まで本格的になってしまったので、早々に昼食となった。昼食は、三解脱門の近くの「楓林」。昼食は千円のランチ。なかなかおいしかった。

 帰宅後、絵の仕上げをしたが、やっぱり詰めが甘いなぁ。
#右手前の桜はもう少し控え目にしておけば良かったか…?

category: ┗ 風景09年

tb: --   cm: 4

第68回水彩連盟展・入選  

壁の「時」:F60
<F60:アルシュ>

 本日は、ちょっとした仕事で外出。
 だから、友人からのメールで正式の結果を知ることになったのですが…。
#帰宅したら水彩連盟からの通知が届いていました(^^ゞ。

 入選したのは、<壁の「時>と題した、バレッタの街角で切り取った風景を再構成したものでした。
 もう一つの<路地の向こうに>と題したシエナ・カンポ広場での風景は、これも割合気に入ってはいたのですが、似たような絵を描いている人が多かったということで、入選作の方が、よりインパクトが強かったようです。

 これらの絵はこのブログでも途中段階までご紹介していたのですが、それっきりになっていました。そして、4月1日にその後の様子をご紹介するということを書いていましたが、どうせなら…と、結果がわかった今公開してしまいたいと思います。
 下記のページからのリンクでその後の様子をご紹介していますので、関心のある方はご覧下さい。
http://3291ahiru.blog1.fc2.com/blog-date-20090223.html
 もし、これらの絵の進展の様子を最初から見たいと言われる方がおられましたら、2月13日からの絵を見ていただけたら…と思います。多分、左欄のArchiveの「2009年02月」分から見ていただくのが手っ取り早いでしょう。

 そうそう、水彩連盟展は4月1日、国立新美術館において…です。
 詳細はこちらでどうぞ。http://www.suisai-renmei.jp/

category: ┗ 風景09年

tb: --   cm: 10

マルタ・タックスビークスの教会:254×178  

マルタ・タックスビークスの教会:254×178
<254×178:ボッキングフォード>

 ここもマルタ。バレッタからスリ-マへ行く途中の入江にある教会。
 地図を見ると、どうやらTaxBiexという場所らしい。

 このところスケッチ感覚で描いているのだが、思い切って省略的に描いてみた。

 使った水彩紙はDALER-ROWNEYが出しているらしいBOCKINGFORDというもの。SMよりちょっとだけ大きく、P2とP3の中間的なサイズの紙で、厚さは300g/㎡。
 コットマンの紙がイヤになったので、気晴らしに、以前買ってあったこの紙を初めてつかってみたもの。なかなか気持ち良く描けたような気がする。。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 0

マルタ・バレッタ市街:B5  

マルタ・バレッタ市街:B5
<B5:コットマン中目>

 バレッタは坂の町。
 しかも街路網は格子状ですから、町のあちこちからその先に海が見えます。この風景は、そういうバレッタの町の中でも最も印象に残った街路風景の一つです。

 このコットマン、絵の具の吸い込みが悪い。やっぱり私には使いにくい紙ですねぇ(^^ゞ。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 14

マルタ・マルサシュロック:B5  

マルタ・マルサシュロック:B5
<B5:コットマン中目>

 ここマルサシュロックは、こういう小船が多数浮かんだ小さな魚港。
 それぞれの船も舳先が垂直のようになっていて格好も良くないし、あまりにもカラフル。絵を描くにはこれほど面倒な風景もない。
#それにしても、こんなデザインの船のどこが良いのか…(^^ゞ。
 それでも、どこかでマルサシュロックの全体の雰囲気だけは描いてやろうと思っていて、ようやくこんなところを描いてみました(^^ゞ。

 今回はちょっと込み入った絵になるかもしれないと、SMよりちょっと大きめのB5サイズの紙を使っています。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 2

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ7):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ7):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ。やはりヴィットリオーザを歩いている時に見かけた路地風景の一つです。
 路地の中の緑が見事でしたので、ちょっと気になったものです。

 最近、SMが続いていますが、このサイズ、もちろんハガキサイズほど簡単というわけではありませんが、結構描き込めるのでいろいろ試みながら描いてみるにはなかなか良いサイズです。スケッチをするには最適かもしれないと思い始めています。
 そこで、今回のマルタ島旅行で描きたいと思う風景がだんだん乏しくなってきているので、スケッチ感覚で描ける風景を選んで描いているところです。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 0

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ6):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ6):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここは、バレッタとビットリオーザの間の入江の最深部。背景はビットリオーザの町。
#相変わらずのSMサイズです。

 ただのヨット停泊場の風景です。
 だんだんマルタの旅の風景も、描きたいと思う風景に悩むようになってきました(^^ゞ。

PS
 本日は、日中、昨夜録画しておいた映画「ローマの休日」を見ていました。
 昔、オードリーヘプバーンのあまりの可憐さに感激し、感動した、かっての記憶が蘇って来るような気がしたものです。何回見ても良いものですね。
#もちろん、この録画は私の保存版です(^^ゞ。
 そして、昔見た時と違っているのは、こうやって映画を見ながら旅の記憶が蘇ってくることです。これも嬉しいですね。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 0

マルタ・ゴゾ島の教会:SM  

マルタ・ゴゾ島の教会:SM
<SM:ウォーターフォード>

 ゴゾ島に渡った時は、風雨は少なかったものの天候は殆ど嵐状態。
 そんな中で、濃い雲間からわずかに明るさを見せかけている空を背景にしてこの教会が印象に残りましたのでそれを描いてみました。
 直前のエントリーの絵とはうって変わって陰鬱な雰囲気になってしまいましたが、当日はまさにこんな感じだったのです。

 それにしても暗さをメインにする絵というのは難しいですねぇ。
#最初に不用意に色を落としすぎてしまった。
#うまくいかないついでに、いくつか実験(^^ゞ。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 1

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ5):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ5):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ。バレッタ側からヴィットリオーザ側を見たところ。

 この間の入江は巨大なヨットハーバーになっています。それも、ヨーロッパ中の金持ちのクルーザーが停泊しているのですからその風景は半端じゃありません。
 ヨットのマストが林立しているのは当然なんですが、背景の建物にも何かのアンテナなのか…、ポールが林立しているんですよねぇ。
 そんな雰囲気を描いてみました。



 本日は、水彩連盟に応募作品を送り出しました。
 午後2時頃受け取りに来るということになっていたはずなのに、実際に来たのは11時過ぎ。手直しが終わっていたから良いようなものの、約束の時間に来てくれないと困るよね。
 でも、手直ししない方が良かったかも…というのがちょっと残念。

 この絵も「ネット仲間展」に出品しています。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 4

マルタ・バレッタ(アッパーバラッカ・ガーデン):SM  

マルタ・バレッタ(アッパーバラッカ・ガーデン):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ。今度はバレッタの岸壁を対岸から望んだ風景です。
 この丘の最上部、アーチの連続するテラスがアッパーバラッカ・ガーデン。マルタ島の入江の全貌を見ることの出来る最高の展望台になっています。

 SMのような紙で描く風景ではないのですが、こういう大きな風景をいつものF8で描くにはもう一つ私の心に響いてこなかったのです。それで、SMサイズのスケッチとして描いてみました。
 最初はこのところ描いている方法で描いていたのですが、もう一つピリッとしないので、鉛筆をところどころ加筆して調子を整えています。



 水彩連盟展応募作品も、18日には運送業者の方が受け取りに来てくれることになりましたので、本日額装し、初めて外光で写真撮影もしました。
#明日は日帰り出張ですので、後は18日の午前中に、ちょっとだけ手を入れるつもりですが…。

 一応、一段落ですので、久しぶりにこの絵を「ネット仲間展」の方に出品してみました。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 4

2009年水彩連盟展出品作品:その1「路地の向こうに」、その2「壁の時」:F60  

 水彩連盟展出品作品に手を入れるのももう最後の段階になってきました。
 本日は16日。18日午後には運送業者がこれらの絵を受け取りに来てくれるとの電話も入りました。
 明日は仕事のため出張なので、実質的に手を入れられるのは18日の午前中しかありません。ですから、本日は額装をして、戸外の光りで三脚を立てて撮影しました。
 私の環境では、これ以上きちんと撮影することは不可能ですから、これがもっとも現物に近い画像ということになるかもしれません。
#それでも随分違うような気がするのですが…。
#実は、昼間の光りの下で見ると、以下の画像でつぶれているように見えるところも意外と明るいので驚いてしまいました。

2009年水彩連盟展出品作品:その1「路地の向こうに」
【路地の向こうに】 <F60:アルシュ>

 シエナのカンポ広場に通じている路地から外を見た風景があまりにも明るく開放的で印象的だったので、こんな何かを期待させるようなタイトルにしてみました。
#カンポ広場までの道筋が比較的閉鎖的でしたので、余計にこの開放感が印象深く感じたのですが…。


2009年水彩連盟展出品作品:その2「壁の時」
【壁の「時」】 <F60:アルシュ>

 タイトルは、もう一つしっくり行かないのですが、この壁に刻まれた「歴史」、陽当たりを避け日陰で談話したくなる「季節」、木漏れ日が示す「時間」…そんなもの全てを「時」という言葉に含めたつもりです。
#もちろん、審査員にはそんなこと関係ないでしょうが…(^^ゞ。

category: ┗ 風景09年

tb: --   cm: 0

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ4):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ4):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ。ここもまたヴィットリオーザを歩いている時に見かけた路地風景です。

 このところ調子づいたか、SMサイズを続けています。
 小さな紙ですが、私は今まで太さ3mmのスケッチ用鉛筆を使って下絵を描いていました。しかし、それでは着彩の時紙が結構汚れるのです。それで、もっと細い鉛筆で描いてみていたのですがそれがながなかなか気に入っているのです。
#最近では、あたりのような線しか入れなくなっていましたから…。

 今は、シャープペンシルを使って、大まかな位置を間違えない程度に線を入れているだけにしてみています。どこまでこのやり方が通じるかわかりませんが、しばらくこの方法を試して見ようと思っています。
 これは、あくまでもスケッチ感覚ですね。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 0

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ3):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ3):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ。ヴィットリオーザを歩いている時に見かけた路地風景です。

 昨夜の絵に続けて描いたのですが、うって変わって暗~い絵になりました(^^ゞ。


 

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 0

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ2):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ2):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ。スリーシティーズの一つヴィットリオーザです。

 水彩連盟展向けの絵を描いていると、今回はそれほど根を詰めて描いていたわけではないのですが、何となく息が詰まってくるような感じがしないでもありません(^^ゞ。

 それで今回は、気楽なスケッチ気分で描いてみました。
 同行した仲間もそれぞれ写真を撮っていた道路端の風景です。今回はさっぱり描いてみました。

#こういう絵って、気楽で良いですねぇ(*^_^*)。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 4

風景画教室(台場):F8  

風景画教室(台場):F8
<F8:ウォーターフォード>

 3月4日の風景画教室は台場。確か、昨年のこの頃も同じ台場だった。やはり同じように水彩連盟展に出す作品を見てもらった。
 昨年の台場も天気が悪かったような記憶があるが、この日は、この後雨が降り出したので、昨年より天気は悪かったのかもしれない。昨年の絵と比べると、そのあたりが多少は感じられるかもしれない。

 昨年の絵の記憶があったので、今回は違った絵にしたいと思い、一つは、あまり下絵の鉛筆の線を濃くしないで描いてみること、空の複雑な表情を描いてみること、を心がけてみた。
 ところが…である。天気が悪いと絵の具のノリがとにかく悪い。水を大目に使っていることもあって、どうしても色が定着しない。だから何度も色を重ねることになってしまう。それでますます乾かない。そんな悪循環に陥ってしまった。
 家で修正を試みたのだが誠に不本意。
 仕方ないので、いくつかの試みをしてみた。

 余程廃棄しようと思ったが、これも自分の描いた絵。事実から目を背けるわけには行かない(^^ゞ。

PS
 水彩連盟展の絵は殆どできあがりサインも入れてしまったので、あとは仮縁をつけて発送するだけになりました。
 4月1日に、途中経過の絵も含めて皆さんに見ていただこうと思っています。

category: ┗ 風景09年

tb: --   cm: 3

F60(その1):全体の調整(10)、(その2)(9)  

 3月の終わりが誕生日なので、級友から誕生日祝いをしてもらったことが殆どない。
 仕事をするようになってからも、ずっと役所相手の仕事が多かったので、仕事が追い込み時期になってしまい、忙しく仕事をしていた。
 会社をやめたら少しはのんびり出来るかと思ったが、確定申告書の作成や健康診断、おまけに今年は運転免許証の更新などが重なってしまい相変わらず忙しい。

 絵の方は、頼んでいる運送屋さんが来てくれるのは16日過ぎになるようなのでそれほど慌てる必要はないのだが、昨年、ギリギリまで粘って何回か手直ししたあげく、最後に手をつけた修正時間が足らず不本意なまま送り出してしまった記憶があるので、今年は、早めに仕上げて置くことにした。
 だから、今日の絵は、2枚とも一応完成…というつもりでサインも入れてしまった。
 いずれも、10日近くいじっていたことになる。



 こちらは昨年の絵の延長として描いたもの。
 格別な悩みも苦労もなく順調に運んだと言えるかもしれない。

F60(その1):一応完成…のつもり(サイン入れ)


 こちらは新しい方向になるかもしれないと、挑戦する気持ちで描いたのだが、公募展にはこのままではダメだと悟り途中で方針転換。
 だから結果的にかなり雑な仕上げになってしまった。だけど気持ちだけはわかってもらえるんじゃないかと、勝手な思い込みをしている。

F60(その2):一応完成…のつもり(サイン入れ)


#先生が言うように、2枚とも方向が大分異なるので、審査員の方達からは「この人は何を描きたいんだろうか?」と思われてしまうかもしれない。 でも、描きたいものを描くのが一番だと思う。
#2枚ともデジカメの撮影なので、暗い所がつぶれがちですし、実際よりやや青味がかかってしまっているようですね。


 これらの絵の最後の画像はこちら。

category: ●日記

tb: --   cm: 0

F60(その1):全体の調整(9)、(その2)(8)  

 3月4日は風景画教室(台場)の日。そういえば、昨年も公募展の作品を見てもらったのはここでだった。

 この日は、事前に画像で見てもらった時「昨年の絵より、光りの印象が弱いような気がする。何が問題かは、実際の色を見ないと何とも言えない。」との言葉をもらっていたので、やはり色彩が必要か…と気づき、自分なりにネープルスイエローを加えたものを持参した。
#その画像はありませんが…。

 さて先生の評は…。

F60(その1):全体の調整(9)

 細かなところは何点か指摘されたが、まあ大体できているということで、手直しが必要なところは、視線を遠方の空の方に向けるため、中景の建物の色彩を少し強めること。空の色調を少し強めるというようなところ。

 それを自分なりに手直ししたものがこれ。
 空の色彩はいつも悩むところだが、奇を衒わずに自然に感じたままの色彩にした。
 この絵は、これで一応終了のつもり。後は最後に見直してサインを入れるだけ…になるだろう。

F60(その2):全体の調整(8)

 茶系(赤系)、青系、黄系の色彩は入っているが、全体的な印象はサラッとし過ぎていて密度が薄い印象は拭えない。古い歴史の蓄積のある場所なんだからそういうものも感じられるように描く必要がある。また、色彩的には強く入れる必要は無いが、緑系を加えた方が良さそう。

 自分では、この絵はちょっと上品すぎて、何か足りないという印象を持たれるかもしれないという気はしていたが、何をどうしたら良いか試しあぐねていた。
 ここで指摘された画面にない色を全体に加えるということ、こういう点が絵の印象をより深いものにするのに意外と効果があるということは気づいていたが、それをどのようにしてよいか自信がなかったのである。

 先生の評を聞いて、やはりお上品な絵では公募展はダメだと改めて思い直し、色を加えると共に、これまでの滲み・ボカシ等をあきらめて、積極的に手の後を残すような絵にすることにした。
 そういうことで、思い切って粗っぽく手を入れてみたのがこれ。
 ただ、こちらの絵はまだ途中。もう一段手を入れて全体のバランスを調整する必要がある。色彩的なバランスもそうだが、特に中央部の光りの扱いをどのように手を入れるべきかあるいはこのままで良いとするか、ちょっと悩ましい。

 こうして改めて見ると、この2枚の絵は随分印象が異なる。
 先生が言うには、3枚の作品を見れば、審査する人も応募者の狙いを理解しやすい。しかし、方向の異なる絵が2枚出てくると、応募者の意図・めざしている方向等がどのあたりにあるのか判断しにくい。可能なら3枚あると良い。…とのことであったが、今回はこの2枚で勝負。


 この続きはこちら。

category: ●日記

tb: --   cm: 0

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ):SM  

マルタ・スリー・シティーズ(ヴィットリオーザ):SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここもマルタ、スリー・シティーズ。
 その一つヴィットリオーザ(Vittoriosa)は歩いての観光でした。そこでこんな教会のある小広場を抜けてきたのです。
#実はこの絵。昨日の絵に続けて描いていたものです。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 4

マルタ・スリー・シティーズ:SM  

マルタ・スリー・シティーズ:SM
<SM:ウォーターフォード>

 ここはマルタ島のスリーシティーズ。深く切り込んだ入江を利用してつくられている巨大なヨットハーバーを挟んでセングレア(Senglea)の丘を見たところです。

 水彩連盟展の絵も、明日先生に見てもらってから改めて最後の手を入れる段階まで進んでいます。
 しかし、こう言う時は丁度試験勉強中のようないや~な気分。だから逆に気楽な気分でスケッチ感覚で絵を描いてみたくなります。それで今日はSMサイズの小スケッチです。

 いかにもマルタ島らしい市街地の風景の一部を切り取ってみたものです。

category: ┗ 風景スケッチ01

tb: --   cm: 4

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