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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
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個展が終わって  

 個展が終了し、次の展覧会の準備も概ね終わって、後はお礼状を出すだけになりました。
 個々に御礼を申し上げる前に、この場を借りて、個展に来て下さった多くの方々、遠方にいていろいろ気にして下さった方々にまず御礼申し上げたいと思います。

 今回の個展を少し振り返りたいと思います。

 考えてみれば、実際に描き始めてから丁度丸5年になろうとしています。そういう意味でも今回の個展は私にとって大きな区切りになったようです。
 絵を描き始めた頃、とにかくどこまで表現できるか…その挑戦でした。
 徐々にそれなりに描けるようになったかもしれないと思った頃、独学の限界を感じて三橋俊雄先生の風景画教室に入れて頂き現場で描くということになりました。それは現場で描くことの実際を体験することでしたが、今考えると現場の雰囲気や空気感のようなものを描くということの始まりだったのかもしれません。そんなことを自覚するようになる前に、先生に勧められて思ってもいなかった水彩連盟の公募展に応募することになり、幸いなことにそれを2年クリアしてきました。
 今までも、何度か階段を上がるような気持ちを味わっては来たのですが、今年になってから何となく絵を描くことに対する気持ちというか姿勢というか…、随分気が楽になってきたのを感じました。その頃から自分なりに納得できる絵の打率が上がってきたような気がするのです。
 個展の開催はそんな気持ちも後押ししてくれたようでした。

 個展の場で最も嬉しかったのは「やっぱり原画が良い。」という、通常なら当たり前とも言えるようなお言葉でした。ただ私の場合には、ブログで公開している絵はそのままスキャナーで取りこんだ画像ですから、それほど画質の劣化はありませんし、小さな絵など実際の絵より良く見えるかもしれないとも考えていたので、「ブログの方が良い。」なんて言われたらどうしよう…なんて心配もあったのです。
 しかし一方、原画の色調、微妙なグラデュエーション等の表現がブログの画像ではどうしても不満でした。それに、額入りで見ると自分でも驚くほど引き立つものですし、会場において多少離れた距離で自分の絵を見ると、拙いと思っていた絵がそれなりに見えてくるものだということを知って、絵とはこういうものか?と改めて感慨を新たにしたものでした。だから、皆さんのそう言う声を聞いて、それだけでも個展をやって良かったと思えたものです。
 さらに、今回の個展では自分が予期した以上に高く評価していただいたようで、大いに力づけられました。もちろん厳しいお言葉も頂きました。
 そうした中で、今後目指すべき方向も見えて来たような気がします。つまり今後の課題は「自分の絵をどう構築していくか?」つまり、独自性・創造性をどう磨いていくかということになるだろうと思っているのです。
 ただ、今の私にはそうそうすんなり気持ちの整理ができません。いわゆる今回の展示作品の多くがそうだったのですが、いわゆる風景を写す「写生」の絵がかなり好きなのです。公募展の絵は「作品」(=自己の表現)だということになり、それを追求することが自分の絵の構築に向かう近道なのかもしれないのですが、すんなりその方向に向かえるかどうか…、そのあたりに葛藤があるのです。
 今は、教室で描く絵や公募展に向けて描く絵の中で、自分の絵への試行や挑戦をしてみる。そして旅先や田舎の風景などでは、自分でも納得の行く表現に磨きをかける…そんな方向を考えているのです。
 「二兎を追う者一兎を得ず」ということわざは知らないわけではないのですが、どちらも私自身の絵には違いありませんし、どちらも全く異なる方向を目指しているわけでもありません。いずれはどこかで統合していけるのではないか…そんな風に思ったりしているのです。

 今回の成功(そう言っても良いかと自分では思っているのですが)に気をよくして、来年も同じ頃同じ場所で個展を開催したいと思っています。
 また、皆さんにお会いできたらこんなに嬉しいことはありません。

 これからもそんなつもりで精進していきたいと思います。
 これからも応援よろしくお願いしま~す。
#これって、最近のプロ野球のヒーローの決まり文句ですね(笑)。
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category: ●ご挨拶等

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