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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

ようやく仮縁がついた  

 22日、80号パネルのサイズに合わせて斜めにカットした30×40mmのR付き(角が丸くなっている)の角材を、ようやく本日、パネルの周囲に固定していく作業に入った。本来であれば絵を仕上げた後で取り付けるのだが、今回はちょっと事情があって、仮縁をつけたまま絵を描き、最後に仮縁のペインティングをして納めることにした。
 予定の作業も一応完成。施工精度が悪い部分はトノコのようなもので穴埋めが欲しいところだが、今回(特に2枚目について)は慎重に作業をしているので、そのままでも行けるかもしれない。見た目もそう悪くないと思っているけどどうかなぁ(^^ゞ。

 せっかくなので、作ったパネルの様子を記録がてら紹介しておきますね。

F80サイズで作成したもの M80にプラスしてF80としたもの
 左:以前作ってあったもので、最初からF80パネルとして作成したもの。接合部はアングル材(L型のスチール板)を使用している。
 右:M80に継ぎ足してF80パネルとなるよう(つまりどちらも使えるよう)に考え、今回改めて作ったもの。板自体も寸法が足らず継ぎ足している。接合部が多いので見栄えより、「これくらいで許されるだろう的」な施工である。

コーナー部(標準的納まり) コーナー部(施工精度が悪く埋木した納まり)
 左:標準的なコーナー部の納まり。標準的にはこの程度。
 右:最も施工精度が悪かったコーナー部。両方とも埋木して隙間を塞いでいる。塗装をすれば目立たなくなる筈。

 いつものことだけど、もちろん仮縁は取り外せばバラバラに解体出来るようにしているし、80号パネルのサイズは私にはもともと大きすぎるので、中央を丁番でつなぎ、使わない時には少なくとも半分のサイズにはできるように考えている。いろいろ考えてはいても、こうしたパネルだけでも結構なスペースを占めるようになった。
 「絵を描くということ」は、始めた時には想像もしていなかったことが起きてきてなかなか大変なことであると、最近はついつい思ってしまう(^^ゞ。

category: ●日記

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村山槐多展  

 本日は新年会。
 その前に、昔友人からその名を聞いていた「村山槐多展」に顔を出してきました。場所は渋谷松濤美術館です。
 美術館の建物は、建築を学んでいた頃の憧れの一人白井晟一の設計によるものですが、村山槐多について知っている人はあまりいないかもしれません。今日の館内は静かなものだろうと予想しながら行ってみました。

 展示作品の一部(と言っても簡単なスケッチ?と詩)はこちらで見られます
 また、展覧会の様子はこちらの記事で済ませてしまいますが、私の印象は次のようなもの。
#なお、槐多が好んで使ったという色彩「ガランス」とは「ローズ・マダー」(和名「あかね色」)ということらしい。

 展示されていた物は簡単なスケッチやデッサンなどが多く作品と呼べる物は少ないが、それにしてもこれだけの評価はどういうところから来るのだろう。予想以上に多くの方々が熱心に鑑賞していた。
 対象に忠実に描いていると思える絵も何枚かあったが、多くはデフォルメされていたり、写実からはほど遠い物も多い。私にはやはり写実的に描いているものの方が素晴らしいと思える。しかし、逆に言えば、絵とはそれだけではないということも良くわかる。
 しかし、絵はまさに槐多自身のもの。(私のように)自己主張・自己表現に躊躇してしまう絵とは全く異なる。やっぱりこうでなければ強い印象を人に与えることは難しいんだろうか?


#その後、下町の居酒屋で新年会。今日のメインは「肝入りあんこう鍋&白子鍋」。
#美味とリーズナブルな価格で大満足。

category: ┗展覧会・画家

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仮縁材の購入  

 F80号2枚に水貼りができたのは良いのですが、鉛筆の下図を描くためにようやく縦横10分割の格子を入れたのが昨日のこと。今年はなかなか進みません。
#もっとも、昨年はF60号に水貼りしたのが2月9日あたりだから、まだ昨年よりはペースが早いとも言えるんですが…。
 それなのに本日は、その仮縁が気になってホームセンター・コーナンへ行ってきました。そこで見つけたのが、30×40×1820(L)mmのホワイト・ウッドという木。ラワンなどの角材より安くて198円/本。8本合計でも1584円。
 一方、インターネットで検索してみたら、一般的なF80の仮縁はこの価格
 これでは私の判断はどちらになるか明らかです。もちろんホワイト・ウッドですよね。
 今年の絵の仮縁はこれで行くことにしました。ちょっと木材の加工やペイントが必要ですが、何とか見られるようになるでしょう。

 絵の方はボチボチ進めます。やっぱり本格的に描けるのは2月に入ってからのことになりそうですね。
#申しわけありませんが、今年は、途中経過のアップは考えていません。
#その代わり、時々は、小さい絵をアップしたいと思ってはいるのですが…。

category: ●日記

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ようやく水貼り  

 今年挑戦予定の80号。
 1枚目は以前にできていたのですが、そこで紙が尽きてしまい発注していた紙が本日ようやく届きました。
 「アルシュ水彩紙ロール 細目 300g 1.13x9.15m」。定価¥30,450のものですが、世界堂のオンラインショップ限定セール品ということで、¥21,315でした。
 早速水貼りをしたのですが、何とか上手くいったみたい。今まで貼ったもの6枚の中で、最も納得のいく結果が得られたような…。
 もっともこれからが大切なんですけどね(^_^)。

category: ●日記

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日溜まりの池(日比谷公園):F8横(教室にて)  

日溜まりの池:F8(日比谷公園/教室)
<F8:ウォーターフォード>

 2010年初めての絵。
 今年初め参加の教室・日比谷公園。いよいよ私の2010年が始動しました。
#始動が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

 日比谷公園の木々も多くは枯れ木状態。わざわざこんな場所を描かなくても…と自分でも思うほどやっかいに思う風景です。
 おまけにこの左には鶴の噴水、四阿(東屋)の左には雪吊り…。この池の名称は公園マップには記されていないが、どうやら雲形池というのが正式名称のようです。

 あまり絵心がそそられない物は避けて、この難しげな風景を描いて見た。最近は6号を主体にしてできるだけ現場で完成させてみようというつもりでいたんだけど、この風景は大きな方が描きやすいと思い8号にしてみた。
 日溜まりを描いているので、こちら側は完全な日陰。しかし、昨年の「日本橋」で凍える思いをしたのをしっかり覚えていたので防寒対策は完璧。おかげで凍えるような思いはしなくて済んだ(^_^)。

 本日の目的はもう一つ。
 次の水彩連盟展の作品、何を描くかというのは決めているのだが、着手前に一応先生の意見を伺っておくことがあった。
 さて、今年は80号2枚の予定。まだ紙が届いていないのでのんびり考えてはいるけど…。さて、どう進められるか…。
270000

category: ┗ 風景10年

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