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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
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自分らしい絵とは…  

 私が絵を始めたきっかけは仕事が暇になって来た頃のこと。何かをしなければ…と考えていて、本屋でたまたまた「水彩画・プロの裏技(奥津国道著)」を見つけたことからだった。
 だから、奥津氏のお薦めの画具で、鉛筆画に着彩という彼の描き方を真似ることからのスタートだった。

 何十冊かの絵の本も買いこんで参考にしてみたりもしたが、そのうち、「自分らしい絵」ということを考えるようになった。
 そんな模索の中で、自分が気持ちよく描け、納得の行く絵というものがどういうものか、考えていた。滲み・ぼかしの手法での描き方、ペン画・割り箸ペン画に着彩等々の描き方も試してみたりもしてみた。
 アクリルやパステルも使ってみたりしたが、どうもしっくり来なかった。水彩以上に優れた画材だと思えなかったのかもしれない。だからといって油絵は、経験のない私にはどうも荷が重く、なかなか挑戦する気持ちにはなれなかった。まだ水彩を究めていないような気分もあった(画材というものはそういうものではないかもしれないが…)。
 しかし「水彩」しか知らない私は、いわゆる<水彩画らしい絵>というものを追い求める気持ちにもなれないまま、ただ自分の納得できる絵を求めていた。

 ある程度描けるようになってきたかも…と思えるようになった頃、そのまま続けていてもすぐに行き詰まるだろうということも感じるようになり、友人の紹介で三橋俊雄先生の教室に参加させてもらうことになった。
 そして、それまで私は「対象をいかに表現できるか?」を意識していたが、雰囲気・空気感、そして光を描くことの大切さを知り、色彩の奥深さや絵としての構成の仕方等々も重要だということを知るようになってきた。

 しかし、光を描くのは何とかなりそうでも、雰囲気や空気感とはどう描いたらいいのか、そしてそれが私の求める絵なのか…は永遠の課題でもありそうだ。

 公募展や他の人の絵を見たりするようになると、絵とは何か?と考えても仕方ないと思うようにもなった。今や絵は何でもあり得る状態だし、皆それぞれ自分の納得の行く方向を求めているんだと思うようになると、結局は、「絵に必要なのは、<自分らしい絵>に尽きる。」そう考えるようになった。つまり、自分が楽しく描けて納得の行く絵になっていれば良いんだと…。他の人の絵と比べる必要もないと…。
 例えばモチーフ一つとっても、他の人の感じ方とは違う物である。どんなに素晴らしい絵だと思っても、まったく自分で描きたいと思わないこともあるんだから仕方ない。

 ただ、他の人の絵から考えさせられることも多いし、現実の風景を体験する中で触発されるものも多い。そういったものはこれからも大切にしていかないと…とも思う。

 <自分らしい絵>とは何か?
 なかなか難しい課題であるが、今思うことは、描きたいモチーフを見つけた時、なぜそう思ったのか?それをどう表現できるんだろうか?と考えることが重要なように思う。その時、雰囲気や空気感、光などを手がかりにして描いていくことになるんだろう。
 そして、最終的には自分なりの<ポエジー>を創造していくこと…になるんだろうか?

 しかしまずは<自分が最も気持ち良く描ける絵であること。>を前提に、とにかく<自分を信じて描く>しかないんだろうと思っている。



 そんなことを考えながら絵を描いてきているわけですが、そんな意識と技術の結果が今のような絵になっているんだろうと思っています。だから、そんな意識に変化があれば、また私の絵の方向も変わっていくんだろうと…。

 そんな変化も、先が見えないだけに自分でも楽しみに描いていこうと思っています。

*     *     *     *     *


 なかなか絵の再スタートが切れないので、今日は今まで漠然と考えていたことの一端をちょっと整理してみました。

category: ┗画論

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