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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(10〜12月)の日程はこちら。(一部未定)<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


日本スケッチ画会搬入  

 絵を送り出した後、日本スケッチ画会への絵の搬入のための荷造り。
 17:00から絵の搬入・展示という予定。十分時間があった筈なのに、結局ドタバタして会場に到着。

 昨年の会場は恐らく4F。今回は上階の問題も含めていろいろな雑事が集中しやすい1階が担当だったせいか、準備のドタバタがやけに身近に感じられる。

 以下、何かの参考になるかも…と思い、ざっと会場準備の様子も紹介してみます。

◆展示作品の確認
 概ね展示スペースは決まっているが、荷物を送付した人もいるのでまず作品が来ているのかどうかも不明であり、その確認が必要。しかしこれは到着が遅れている人もいるので、展示しながらの作業になる。
 空箱は地下倉庫に収納。

◆フックとワイヤーの確認
 これが意外と面倒。というのはフックも恐らく後で追加したものがあったりして何種類か混在している。おまけにそれに適合するワイヤーが揃っているのかそうでないのか…といった確認も必要になる。

◆展示高さの決定
 会場責任者の判断によって違いはあるようだが、額の中央部で概ね140cm~145cmくらいというのが一般的らしい。今回は額の中央部で145cmということになった。
 丁寧にすれば壁の隅に画鋲で高さを決めたこ糸などを横に張って高さを揃える。

 120916

◆額の位置決定
 フックの高さを調整しながら絵巾の調整をして位置を決める。
 ガンタッカーを用いてワイヤーを額の上部で壁に固定。これが額の位置を固定すると同時に額自体を壁側に寄せることになる。
 それでも、展示作品はF4に統一されているから楽なもの。

 120916 120916

◆スポットライトの調整
 全体のバランスを見ながらライトの数、方向を調整する。

 120916

◆タイトルラベル貼り
 今までは両面テープで固定していたが、ここではピンでOK。


 最初はどうなることか…とも思うほど混乱状態だったが、結局2時間で全ての展示が終了。

category: ┗参考のために

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絵の搬送と仮縁  

 今回の絵は30号3枚。それほど大きくありませんので搬送に特に考慮することはありません。

 ただ、過去の経験によれば運送会社各社の条件は多少異なるようです。私は前回お願いした福山通運にお願いしました。

 昨日電話連絡をしたのですが、今日の午前中に取りに来てもらえるというので、昨夜は夕食後から梱包開始。
 仮縁の絵3枚というのは結構面倒です。というのは、
①奇数枚だったので絵の保護のために向かい合わせるというだけでは済まない。
②仮縁の形状が向かい合わせ等に適しているとは言えない形状だからです。

 それでも、次のような手順で梱包。まあ今では手慣れたもの…と言いたいところですが、結構時間がかかります。
・額の保護のため四隅に段ボールを挟み
・布テープを使って仮固定をし
・四辺をちょうどあった仮縁の箱を使って保護と固定をし
・最後にビニールテープで「キの字」状に縛る。

 それを今朝、福山通運が取りに来てくれて、都内まで運送料2100円(税込み)でした。
 梱包サイズの大きさは、100×80×20cmくらいだったでしょうか?

*     *     *     *     *

 また、仮縁というものをご存じ無い方のために若干ご説明しておきます。
#私も最初は全くわかりませんでしたので…。

 公募展などで大きなサイズの絵を出品する場合には、水彩画などではパネルに仮縁という形状が多いように思います。
 ガラス(アクリル)などを入れた額の方が見栄えがする(色が幾分締まって見える)のは確かなのですが、展示室の照明の関係などで、特に上段に展示された場合には、ガラス面に照明が映り込んで肝心の絵が見にくいといった問題も生じたりします。
 主催者側も絵(画面)自体は丁寧に扱ってくれるでしょうから、画面の保護には気を使ってもらえるとしても、額縁の小さな傷等は覚悟しておく必要があるでしょう。
 そんなわけで、私の場合は全てアクリルなしの仮縁で提出しています。木枠で手作りする方もおられるようですし、私も何回かは手作り木枠で提出したことがありますが、そのあたりは臨機応変に…というところでしょうか?但し、吊り具の形状には注意した方が良さそうです。今回は「フックネジ」が禁止されてましたが、その意味を私は「絵を何枚か同時に扱うことが多いので、その際、出っ張りがあると画面を痛める危険性があるから…」と理解しました。つまり、吊り具は額縁から突出しないような形状の方が良さそうです。

 その点、市販の仮縁は良くできています。
 今回発注した仮縁も結構良く考えられたものでしたので、参考のためにご紹介してみます。
#最初見た時には、「こんな説明書じゃわからないよ~」と思ったものですが…。
 いずれにしても、キッチリできているだけに、パネルを手作りする場合(私の場合全て手作りです)には、サイズを間違ってしまうと致命的になってしまいますので特に注意が必要になります。

 120916仮縁

category: ┗参考のために

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