教室開催に向けて 
2013/02/28 Thu. 22:05 [edit]
現在、その後のご意向や連絡方法等についての確認をさせていただきたく書状の準備をしています。今しばらくお待ち下さい。
本格的に絵を始めてたかだか9年目になろうという私が、大それたことに絵を教えることができるかどうか…不安は大きいのですがこれまでと同様、新しい世界に挑戦するつもりで私のこれまでの経験・知識等をお伝えしていければ…と思います。
私の絵は、特に目新しい技術、特別な技術があってのものだとは思いません。むしろ自分の描きたいと思う方向を目指して描いてきた結果こうなったもので、他の方々からはオーソドックスな…とか、正統派の…と言われたりすることが多いようですが、いずれにしても私の絵がどういうものかは皆さんに判断していただくしかありません。
それでも昨年までに、F4サイズの小判を中心とする「日本スケッチ画会」、インターネットを通じて広く活動をしている「日本透明水彩会(JWS)」、100号近い大判サイズの作品を描く「水彩人」の会員に加えていただき、そして今年、地元の「戸塚区美術協会」の会員にさせていただきました。それぞれの会員の方々は何らかの形で教室を開催している方々ですので、私もそろそろそういう役割を期待されているのかもしれないと、考え方を少し改めたわけです。
水彩絵の具は誰でも描ける簡単な画材です。一方、基本的には絵の具と水だけで描くという単純な作業だけに、他の画材と比べて難しいという声もあります。また、比較的短時間で描けるということもあってか、スケッチ画や短時間で描く勢いを感じられるような絵こそ水彩らしい絵だと考えている人(描く側にも見る側にも)がいるのも確かです。しかし、水彩画と言えども大きな絵画の世界の一部なのですから、極めて奥深い世界でもあります。
私は、これまでパステル、アクリルなどもかじり、油彩に気持ちが傾いたこともありましたが、殆ど「(透明)水彩」一筋でした。そして今は「透明水彩」でどこまで絵画の世界を追求できるか挑戦し続けていきたいと考えています。難しい奥深い世界だからこそ楽しい…そう考えています。
そしてもしかしたら、上記のいくつかの会に属することになったように、私の考え方が皆さんの考える絵の世界を少しでも拡げていけるかもしれない…そうありたいと願っています。
絵は不思議なものです。描けば描くほど変化していきます。それは技術的なことだけではなく、絵に対する見方、考え方が変化していくからです。私の技術・表現方法は私自身これまで試行錯誤しながらここまで来たものですが、これは私の世界であり、絵の世界全体のほんの一部に過ぎません。このブログでもそうしてきたように、私がお伝えできることは出来る限りお伝えするつもりでいますし、私も皆さんに追い越されないようこれからも精進していくつもりでいますが、いずれ私に飽き足らなくなる方も、別の方向を目指す方も出てくるでしょう。その場合にはどんどん新しいものを吸収すべく皆さんも変わっていけば良いのです。それが当たり前のことですから…。
絵は「自分探しの旅」だと私の先生は言われます。つまり自分の求める絵、本当に描きたい絵を求めて変遷しつづけるのが絵の世界なのです。
人生におけるそんな不思議な、楽しいひとときの時間を皆さんと共有できたら私も幸せです。
改めてよろしくお願い申し上げます。
category: ●教室について
教室開催のお知らせ(そして準備すべき道具について) 
2013/02/27 Wed. 13:53 [edit]
4月から現地集合現地解散の教室を開催する予定にしています。
・教室の候補地は横浜・鎌倉等を中心にして、横浜から1時間程度の範囲にしたいと考えています。
・日程は月2~3回。3ヶ月を一単位としたいと思っています。
3月中旬頃には、このページにて詳細をお知らせしたいと思っていますが、まだ未定のことも多いので、皆さんの参加希望、そして参加に際してのご希望等をお聞きしたいと思います。
右カラムの「メールフォーム」からメールなどいただければ幸いです。
なお、個展の際、ご希望をいただいた方々には郵便でもお知らせする予定です。
ご希望の方々はそれまでの間に、次のような準備をお願いいたします。
#これは教室とは直接関係ありません。絵(特に風景画)を描くための道具です。
道具をちゃんと揃えると、絵を描く気分が高まってきます。
画材屋さんでいろいろ品定めをしていると、欲しいものがいろいろと出てきます。でも、最初に良いものを揃えれば、途中でやめるわけにもいかないですし(笑)、描きたいという意欲も一層高まるというものです。
自分の予算の範囲で、できるだけ良いものを徐々に揃えていくのが良いんじゃないでしょうか?
【基本セット】
◆水彩紙 F4以上
旅先に持参するような小さなサイズのものではなく、まずは小さくともF4くらいから始めるのが望ましいと思います。もちろんそれより大きい方がより望ましいと思いますが…。
水彩紙は個人的にはウォーターフォード(
水彩紙にはブロック紙(周囲が糊止めされているもので1枚描いては剥がして使うもの)とスパイラル・リング紙(通常のノート式のもの)があります。ブロック紙は水貼りをしなくても良いので便利ですが自由は効きません。リング紙は水貼りをしないと紙がボコボコになって描きにくいものです。慣れてくると各自軽いボードを見つけて水貼りして持参したりするようになります。

◆絵の具セット
・絵の具 絵の具にもいろいろありますが「透明水彩絵の具」です。お間違えないように…。
一度揃えてしまうと、1年~2年程度は使えるものです。高級絵の具を揃えるより、最初は24色程度の絵の具セットを購入することをお薦めします。慣れてくれば少ない色数でも絵を描けるようになりますが、最初こそ色が沢山欲しいと思うからです。
#慣れてくれば、徐々に使わない色を自分のお好みの色に置き換えていくことになります。その場合にも色数が多い方が有利です。
高級品では永山裕子さん使用のシュミンケ(ドイツ製)がありますが、風景画ではそれほど色の発色性は考えなくても良いと思いますので、国産のホルベインで十分と思っています。もう少しだけ高級のものを考えるならウィンザー&ニュートン(W&N)が良いと思います。ラウニーなどの製品は横浜あたりの画材店では扱っていないと思いますので使い続けるのにやや不便を感じます。
・パレット 固形絵の具セットを薦める人もいるかもしれませんが、私は断然パレットが使いやすいと思っています。パレットなら大きな絵を描くにも不便はありません。価格も安いと思いますし、その後の絵の具の補充なども楽です。できれば30色以上のパレットが良いと思います。小さなパレットでチマチマ描くのはお薦めしません。水彩紙がそれなりの大きさなのですから持ち運びに特に邪魔になることはありません。
◆筆 絵を描いていて最も悩むのが筆でしょう。「弘法筆を選ばず」と言いますが、凡人の私達は高い筆を持つと良い絵が描けそうな気がするものですが、高い筆だからと言って使いやすいとは限らず、もちろん良い絵が描けるわけでもありません(笑)。そこが難しいところです。
最初は100円ショップのセット絵の具でも良いのですが、4号、14号、20号の3本は必要になると思っています。全て丸筆で結構です。ホルベイン、ナムラ、世界堂などの製品があります。自分が使いやすそうな筆で十分です。それぞれの使い心地はそれほど違うとは思いません。
#私が愛用しているのは「ホルベイン PARA RESABLE(黒軸)」のシリーズです。
平筆やその他のメーカーの筆は徐々に揃えていけば良いと思います。以前、500本ほど持っているという人もいましたが、私の場合はハケも含めてまだ40本ほどですが(笑)、その中で本当に使っているのは多分10本ほどでしょう。
◆その他
・水入れ 水が入る容器ならどんなものでもOKです(笑)。
・鉛筆 下絵を描くために必要です。2B程度があれば十分です。鉛筆画を描く場合にはH~8B程度が欲しいかもしれませんが…。
・練り消し 下絵修正のためです。消しゴムでも良いですが、練り消しの方が便利です。
・タオル・布巾・ティッシュ 画面の絵をいじったり、筆を拭ったり、手を拭いたり等々に必要です。
【野外お絵描き補助】
◆椅子
椅子は絵画用品売り場のみならずアウトレジャー店、登山用品専門店、釣り具店にも売られています。リュックとセットになった椅子もあります。
携帯用の折り畳み椅子には↓のものがあるようですが、もっと安いイスで十分でしょう。

左上座面が高いのが「GCIパックシート」、右上がコストパフォーマンスに優れた「フォールディングスツール」、左下が「マジックマウンテン トレイルチェアー」、右下が「グリベル トレッキングチェアー」
例えばタカミヤのイス、キャプテンスタッグのイスなどがあります。こうした椅子は地面が柔らかくても足がめり込みにくく、後で拭いやすい点が良いところです。もちろん安いのはそれなりに小さいですから、絵を描きやすい高さや自分のお尻の大きさを考えて下さい(笑)。


◆イーゼル
大きなサイズを描くようになると必然的にイーゼルが必要になります。いずれ必要になるものと考えておいた方が良いでしょう。
市販のもので私がお薦めできるイーゼルとしては、ホルベイン野外イーゼル NS NO.WL-113がありますが、この価格ならもっと安く工夫出来る可能性もありますね。ただ、私が使っているようなカメラの三脚を活かしたセットは最初から使いやすいとは限りません。いずれにしてもイーゼルは自分の描き方が決まってきてから考えても良さそうです。

ただ、絵は自由に描きたいものです。イーゼルを使って描いた方が大きな絵が描けますし、立ったり座ったりするのではなく、最初から立ったままで描く方が、途中で自分の絵を遠くから見直すこともしやすいのでお薦めだとだけ申し上げておきましょう。
#ホルベインの野外イーゼルにはもう一つ小型のものがありました。WL-63というものです(参照:http://www.holbein.co.jp/pdf/products/outdooreasel.pdf)。 私がお薦めするのは、いずれも水平にすることができるイーゼルであることにご注意下さい。慣れてくれば水平にしないまま描いている方もいますが、このあたりはその人の描法とも関係することなので何とも言えません。私は一応水平イーゼルをお薦めします。
【リュック等】
ここまで来ると、これらを入れて持ち運ぶものが必要ですね(笑)。でもこれは車付きのキャリーでもリュックでも手持ちのもので十分。ちゃんとしたものが欲しくなるようであればそれなりにアドバイスができると思いますので…(笑)。
これらの記事は、こちらからWordの文書でダウンロードできるようにしておきますので、印刷してお近くの画材店などで探してみて下さい。
PS
なお、これら道具類について友人が詳細なページを作ってくれていましたのでご紹介しておきます。
右リンク先にある、Baian'sSketchBookこと藤枝茂人さんのTOOL(絵を描く道具)のページです。
category: ●教室について
TableTote(Plus)が使えそう 
2013/02/24 Sun. 17:58 [edit]

TableToteというものがあります。こんな使い方をするもののようです。
ネット仲間展のキノさんの情報で知ったのですが、Amazonで扱っているものの日本へは輸送してもらえないということで、アメリカに行っていた友人にお願いして運んでいただきました。
昨日の飲み会でついにそれが入手できました。
>yoko-booさん、本当にありがとうございました。
本来はこんな風に使うもの。Plusがつくと左にある「ドリンク&スマホ用のアダプター」が加わります。


本日、早速中身を一部外してお絵描き道具に変えてしまいました。
私が思うには、これでF6まで(場合によってはF8まで?)は十分行ける筈です。水入れ関係をもう少し工夫すればOKでしょう。
#ただ天板が滑りやすいので滑り止めの工夫が必要ですね。


これを紹介してくれたキノさんご自身は、もう既にさらに改造して「ネット仲間展連絡用掲示板」(記事検索「野外携帯イーゼル用パレット台」)のように改造して使っておられるとのこと。結局「足」しか生き残っていないようです(笑)。
#私の場合には、このケース自体がコンパクトで良いと思っているので、多分、ここまでは改造しないとは思いますが…(^^ゞ。
皆さん、いろいろ工夫されているんですね。
とは言いながら、私もこんなセットがもういくつあるでしょうか(笑)。
PS
その後、さらに改善して、もともとあった「ボトルホルダーを水入れに」、「スマホホルダーを拭い布巾に」使うことにして配置をコンパクトにすることにしました。こうすれば水彩紙のスペースが広がり、より安定します。ついでに折り畳みの筆立て(お得意の段ボール製です)も着けることにしました。


これら全てがこんな感じになります。水入れと筆立て、パレットの一部はこのTableToteの天板からはみ出しています。
これらをTableToteに納める時には、折り畳み筆立てはパレットの隙間に入り、パレットの固定の役割も担います(笑)。
あとは天板の滑り止めを貼り付ければ一応完成です。
#今の状態なら、いつでもパソコン用に戻すこともできます(笑)。


26日、近くのホームセンターで滑り止めシート(398円)と、ついでに水入れ用プラスティックボトル(95円)を購入。こんな具合になりました。
ボトルホルダーと水入れは、TableToteの中に納めることはあきらめです。


category: ┗画具
村田旭作品展 
2013/02/23 Sat. 23:44 [edit]
#今回集合したのはこのページのリンクに掲げられている、絵仲間かつネット仲間。
村田旭さんは、私がまだ絵を始めて間もない頃、ネット仲間展だったか…ネットで知り合った方。個展では何回かお会いしているが、その他一度だけ郡山の裸婦デッサン教室に参加させていただいたことがある。
村田さん自身、モデルのデッサンは戦いだというだけあって、その集中力と素早い手の動きには感服させられた。まさに自由奔放なタッチの絵画と言ったら良いのか…。
水彩、パステル、Duo(水彩で描ける油彩と言ったら良いのか…)など、画材を自由に使いこなしているその絵は、絵を描いている人なら一度は見ておいた方が良いと思う。
自分がいかに狭い考えに囚われていたか…そんな気分にさせてくれるかもしれません。
26日までです。是非どうぞ。

東京都中央区京橋2-8-5 京橋富士ビル(1F&B1)
TEL:03-3561-5050 FAX:03-3561-5051
その後、仲間が予約してくれていた居酒屋「九州 熱中屋 八重洲 LIVE」へ。土曜日ということもあってか、3時間飲み放題で4千円という格安。しかも料理も満足。かなりお薦めの店でした。
#調べれば各地に支店が出ているようです。
気心の知れた仲間で言いたい放題。とても楽しい時間を過ごしてご機嫌で帰宅しました。
声を掛けるのが遅かったので、お忙しい村田さんには参加してもらえなくて残念でしたが、またいつか機会はあることでしょう。
残念ながらカメラを忘れてしまったため、今回、画像はありません。
PS
クラゲさんが絵仲間の集まりの様子をブログで書いてくれていますので、紹介しておきます。
category: ┗展覧会・画家
上高地の初夏:F4(番外) 
2013/02/22 Fri. 23:09 [edit]

友人に依頼されて描いた。山好きの人に贈りたいのだそうだ。今まで頼まれて描いたことは数えるほどしかないが…。
山と言ってもどこでも良い訳じゃない。もしかしたら行ったことがあって親しみが持てる方が良いと思った。それに描く私としても、自分が行ったことがあるところにしたいし…。
そして思いついたのがこの風景…河童橋から見た穂高連峰である。
#絵はがき的になってしまうのは仕方ないと思おう(笑)。
しかし残念ながら私がこれまでストックした画像の中にはこの風景はなかった。フィルム時代の写真だったかもしれない。仕方ないのでネットの中からいくつかの画像をピックアップして描いた。
タイトルで(番外)としたのは自分の画像ではないからなんだけど…。
#でもこの空気は良く覚えている。
category: ┗ スケッチ13年
故郷:F8 
2013/02/19 Tue. 20:42 [edit]

私の故郷は伊那谷・飯田下伊那地方。
飯田には高校までしかいなかったが、とても懐かしさを感じる風景の一つが、天竜川の向こうに風越山を望むこうした風景。
誰にも故郷がある。それは自分の人生、自分の心のよりどころでもあると思う。しかし、それを奪われた人々がいる。失ったのではない。奪われたと言うべきなのだ。
その心情を思うと胸が痛い。
そして彼らの故郷を奪った連中は、何事もなかったかのように知らんふりをして、今も高給を受け取っているのだ。これは東電のことだけを言っているのではない。しかもまだ原発を続けようと言うんだから…。
こんな理不尽なことがあるだろうか?
麗日や光沸き立つ我が故郷
#ネット仲間展tmさんが詠んで下さった句です。
category: ┗ 風景13年
戸塚区美術協会 新年会 
2013/02/17 Sun. 20:23 [edit]
#何と飲み放題で3000円という価格。これにはさすがに驚いてしまう。
今頃新年会?と思われる方も多いだろうが、実は戸塚区民文化センター「さくらプラザ」がそろそろオープンするのに際して、9月3日~9日まで、「戸塚絵画サークル連合記念展」がこけら落としとして開催できることに決まったのが1月末。そのお知らせも兼ねての新年会ということで今頃になったとのこと。
#私たちも何かと使わせていただくことになりそうな会場なので、どのような空間になるのかが気になるところです。
#なお、3月3日(日)13:00~15:00、多目的スペースなどでイベント展示などが予定されているとのこと。またこの他内覧会も開かれるようです。関心をお持ちの方はこちらも参考にして下さい。
区の施設とは言いながら、約370万人人口の横浜市にあって、1日約27万人の乗降客数という市内第2位のターミナル駅・戸塚駅にある横浜市の核的な施設と言うべきものです。
本日集まったのは20名ほど。私も新人としてご挨拶。
これからどのような活動になっていくのかわかりませんし私も何ができるかわかりませんが、何事も経験…の精神で歩んでいこうと思います。
関係の方々、よろしくお願い致します。
#少しでも皆さんの名前を覚えさせていただこうと写真を許可していただき、お名前と席位置を書類の裏に記したのですが、どなたかが間違えて持ち帰ったのか見あたらない。残念(苦笑)。
#それはそれとして、余った料理の持ち帰りパックで晩ご飯も終了。随分安上がりの新年会になりました(笑)。
category: ●日記
個展デモンストレーション(2月4日)(抜粋版) 
2013/02/13 Wed. 07:45 [edit]
拙いお話しとともにお楽しみ下さい(笑)。
#会場で動画撮影をしていた方が、データを送って下さったのでここに紹介させていただきます。
#データを下さった小○さん、ありがとうございました。少しだけ順序を編集させていただきました。
なお、FC2動画とこのテンプレートの相性が良くないようなので、動画表示はYoutubeに変更しました。
◆130204平澤薫水彩画展・デモンストレーション・抜粋編

さて、そろそろ個展の整理も終了。そろそろこの絵の仕上げにかかりたいと思います。
#皆さんへのお礼状は次の(5月)個展のご案内で替えさせていただいていますm<(_ _)>m。
category: ┗技法
個展デモンストレーション(Total版) 
2013/02/12 Tue. 12:34 [edit]
#こんな面倒な作業を進めてくれた正木俊行(http://masaki-design.biz TEL:042-776-7161)さんに、改めて感謝致します。
◆130131平澤薫水彩画展・デモンストレーションTotal版・前編

◆130131平澤薫水彩画展・デモンストレーションTotal版・後編

category: ┗技法
個展デモンストレーション(1月31日)の様子(短縮版) 
2013/02/11 Mon. 22:00 [edit]
その方が、早速短縮版を作成してくれましたので、ご紹介したいと思います。
私が言うのも変ですが素晴らしいできです。自分じゃないみたい(笑)
使用した水彩紙は、F6ウォーターフォード・ブロック紙です。
#最後の1枚で紙が台紙から剥がれてきたため、テープで周囲を留めています。
◆130131平澤薫水彩画展・デモンストレーション・短縮版

↓7日公開の絵は、以下のようなことを考えながら手を加えていったものです。
・通常、私の絵は最低3ステップで完成させることを考えていますが、この段階ではまだ
2ステップなので、第3ステップの手を加えていきます。
・特に、この構図では下方が密度不足なので、密度を上げながら全体のバランスを図って
いきます。
・色調もまだ単調であり、もう少し色味を感じるようにしていきます。
・全体のメリハリも不足していますので、メリハリを高めながら、情感も感じられるよう
な表現を加えていきます。
皆さんはどのようにご覧いただいたでしょうか?
なお、ビデオを作成いただいた方は下記の方です。改めてご紹介させていただきます。
ビデオ編集も仕事にされている方です。
正木俊行
=======================
正木デザイン工房
http://masaki-design.biz
TEL:042-776-7161
category: ┗技法
桟橋の船(デモンストレーション1):F6 
2013/02/07 Thu. 23:06 [edit]

先日の個展で描いた、私にとっては生まれて初めて経験したデモンストレーションの絵に手を加えたもの。
この絵は、一応水面を大きく取った構図にしたのだけど、PCに入れていった肝心の写真が拡大できずやむなく小さな画像で良く見えないまま、顔は平然としていたかもしれないが、心の中では泣きながら描く羽目になった(笑)。そのせいで全体に描きすぎていた。
それを手直しするように手を加えていったのでさらに色味が濃くなったようだ。
この日の大岡川は鏡のような水面だったが、それでは面白くないので少しゆるやかな波が感じられるように描いてみたいと思って手を入れていった。
デモを見られた方々はこの絵を見てどう思われるだろうか?ちょっと心配(^^ゞ。

この絵からは、これで離れて次に進むことにします。
PS
ネット仲間展の仲間tmさんから、以下のような句をいただきました。ここでも紹介しておきますね。
落つるかげ長閑にゆるる水の面
category: ┗ 風景13年
個展を終えて 
2013/02/06 Wed. 12:54 [edit]
まあ雰囲気だけでも感じていただければ…。
#そう思ったのですが、今見たら半分の絵がピンぼけ(笑)。途中でオート・フォーマスではシャッターが切れなかったのでマニュアル・フォーカスにしたのを忘れていました(^^ゞ。しかも、廊下側に展示していた絵を撮影するのを忘れてしまいました(^^ゞ。












忘れないうちに今回の個展についての感想を書いておきます。
今まで交通会館でやっていた個展と比べれば遥かに恵まれた環境で行えたことはとても良かったと、素直に思います。おかげで絵の方も、見てくれる方々にとっても良い条件だったようで、今までになく良い評価をいただいていたように思います。
十分な条件ではなかったのですが、思い切ってデモを行ったことも私には良い経験になりましたし、皆さんの反応を直接感じることができたこともとても充実感を感じられることでした。わざわざ時間に合わせて足を運んで来られた方々に感謝します。
個展は皆様のご意見を伺う良い機会であり、もちろん様々有益なご意見をいただいたのですが、今回は特に落ち着いた環境の中で、自分の絵を客観的に見ることができ、次の課題も見えてきたような気がします。
それが何とは今は具体的には申し上げませんが「モチーフのこと、色彩のこと、光のこと」とだけ言っておきましょうか(笑)。
また、次の機会が控えていますし、私としても新しい試みを企画していますので、これから半年は様々な意味で刺激多い期間になると思っています。
また皆様にお会いできればとても幸せに思います。
本当にありがとうございました。
PS
今、正木さんにいただいたDVDを見ています。しかし、自分のお絵描きの様子を見るのは初めて。とても恥ずかしいものです(笑)。
でも今更格好をつけても仕方ありません。いずれ何とか皆さんにも見ていただけるようにしたいとは思っているのですが…。
>正木さん ありがとうございました。
category: ┗展覧会・画家
個展終了 
2013/02/05 Tue. 20:41 [edit]
#明日は雪になりそう。それにぶつからなかっただけでも幸運です。
今回は横浜での初の個展。訪れた皆さんの評価も今までになく手応えを感じることができました。今後の大きな力になってくれると思います。
また会期中、初体験だったデモを2回も経験することができました。とても貴重な経験だったと思います。
そんな個展も、本日16:00無事終了することができました。
本日はとりあえずゆっくり休み、明日から整理にかかりたいと思います。
皆さんには、様々な評価・励ましをいただきました。本当にありがとうございました。
category: ┗展覧会・画家
個展6日目・リベンジデモ 
2013/02/04 Mon. 20:44 [edit]
今日は先日のデモのリベンジの日でもある。
さすがに先日の不本意な出来にガッカリして、今回は以前に描いた絵を元にしてやってみようと考え、昨夜はちょっと予行演習もしてみた。
デモの時間は概ね1時間と考えて、その段階でやめるつもりでいた。
集まった人数は自分ではわからないが、再度来てくれた人達数人も含めて20人くらいだろうか?
デモの結果は…話しながら短時間で絵を描くこと自体はそれほど難しくはないが、やはり繊細さが失われてしまうようだ。しかし今回はそうしたことに構わず「いつもはもっと慎重に筆を運びます」と言い訳をしながら、パレットの話し、絵を描く基本的な意識、絵を描く時に注意しているテクニック的なこと等々について話しをしながら筆を進めた。
#今回はお絵描きセットの話しをしなかったので、それだけ楽に進められたかもしれない(笑)。
本日の結果は以下の通りである。
左は昨夜の予行演習(F4)。右は本日のデモの結果(F6)。ジャスト1時間。


今日のデモは成功だと考えて良いだろう。話しも良かったと言ってくれた方がいたし、私としても満足しなくてはね。
でも、私の手許には写真が1枚もない(^^ゞ。どなたかメールででも送っていただけないでしょうか?
本日は大学の友人、高校の友人達が来てくれた。夕方にはちょっと抜け出して夕飯を一緒にすることもできた。良かった。
さあ、明日はいよいよ最後。
午後4時までですので、お間違えなく!
category: ┗展覧会・画家
個展5日目 
2013/02/03 Sun. 22:36 [edit]
デパートの日曜日は人々の出足が遅く、引き足が早いのだそうです。
私の方は、昨夜の飲み会の効果でちょっとばかり寝不足気味です。
今日は、私の絵を大絶賛してくれた(ちょっと恥ずかしいけど…)方が今日も来てくれました。どうやら私のデモを楽しみにしてくれていて、その日が今日だと勘違いされていたようなのです。申し訳ない。
さらに友達に教えてあげたいと、展覧会の期間を確認して帰られた方など嬉しい方々がいました。
#人間を成長させるのに「誉めると言うことは大切なことですね」。特に私の場合には…(笑)。
基本的には平穏な一日。主な客としては、親戚が2組、絵仲間の友人、日本スケッチ画会の五十嵐会長他のメンバーや、そごう内のカルチャースクールの福井さんの生徒さんなどが来られた(そういえば、昨日は赤坂さんの生徒さんらが来られていたが…)。
他は(特に事件もなく)いつもどおりの一日でした。
さあ残り2日。
明日はデモの日です。まあ前回の失敗を繰り返さないようパソコンの動作を確認して、描くべき絵のチェックです。
そして今夜は早く寝ることにします。
category: ┗展覧会・画家
個展4日目 
2013/02/02 Sat. 23:28 [edit]
しかし今日は友人達が多く来てくれた。
早々に、遠方からの友人。
#そう言えば本日はネットの知人達は少なかったような…。
午後から中学時代の同級生数人。卒業以来初めて顔を合わせる人も2人。良く来てくれました。その後の食事会には参加できず残念。
さらにその後は、絵仲間(と言うよりいつもの飲み仲間と言ったら良いのか…(笑))の参集。こちらはブログを書いている人達なのでご紹介がてら…。福井さん、赤坂さん、小林さん、藤枝さん(以上JWSのメンバー)、瀧内さん、徳田さん。飲み放題でもあったのですが、楽しくて飲み過ぎたようです。
#翌朝気がついたら上半身はその日のままでした(^^ゞ。
本日終了間際にも二人の画家さんとお話しする機会が…。
まだ開催中ですが、今回の個展では私の師匠三橋俊雄先生(水彩人同人)を始め、画家の方達からいろいろと具体的アドバイスをいただいています。本当に感謝です。
category: ┗ 風景13年
個展3日目 
2013/02/01 Fri. 21:38 [edit]
#でも明日は天気が崩れそうだが…。
今日は会場へ行って驚いた。昨日早めに帰った後、ちょっと遠いし、来ていただくのは無理だろうなぁとあきらめていた永山裕子さんが来てくれていたのだった。以前の時にもそうだった。しかも、誰も知らないうちに現れて知らないうちに帰って行かれる…。これからは「風の永山さん」と呼ばせていただくことにしよう(笑)。
>永山さん、申し訳ありませんでした。
こうやって個展をやっていると、一番良いのは様々な人々の意見を直接伺えることだろう。こういう反応はとても貴重だと思う。
そして、会場で自分の絵と向き合いながら、人々の意見と照らし合わせながら考えると、今まで気ままに描いてきた自分の絵だが、会場へ展示するということを考えると別の面を考える必要があるということも考える。つまり、会場全体の構成その他、個展そのものをプロデュースする視点があっても良いということだ。
考えることはいろいろある。
今日もいろいろな方々が来てくれた。FBで知っていたが初めて顔を合わせることができた野○さん、小○さん他、ありがとうございました。
明日は、絵仲間、中学生時代の仲間が来てくれることになっている。楽しみである。
category: ┗展覧会・画家
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