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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

イーゼル版の改良  

 今日はとても良い天気です。
 絵を描こうと思っていたのですが、思い立ってホームセンターに買い物に行って来ました。先日ご紹介した新イーゼル(正確にはイーゼル版と言うべきかもしれませんね)、にちょっと気になっていたことがあったので、改良するための部材が欲しかったのです。
#今日の買い物、スポンジ160円、角材198円の合計358円でした。

◆受け板の幅を広いもの(12×24mm)に変更
 写真に見える(わかりにくいですね)前方の受け板が今までは12×12mmでした。こちらはクリップを止めるのが右側が基本なので、弱いクリップですと安定しないような気がしたのです。この幅でしたら回転力はそれだけ働きにくいのでより安定してくれます。
#もともと、このイーゼル版は、全て12×24mmの角材を使うのが最もシンプルで良さそうです。

◆前方のクッションをD型断面のものから□断面に変更
 縦使いで描いた場合、紙の手許がD型の隅部に入ると描きにくい部分が発生するからです。今回は片面に糊面がついたスポンジを使いましたが、スポンジはやや固めが良さそうです。

 
 そして、手許の水彩紙を実際にセットして、メモリを作成しました。もう少し使ってみて変更がなければこれで確定です。(#でも何となくありそうなんですよね(笑)。)
 これでいちいちセットに要する苦労が殆どなくなりました。これで、F4、F6は縦方向に、F8、F10、アルシュ(46×61cm)は横方向にセットできます。安定感も十分です。

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 さて、これをホルベイン製のF8リュックのポケットに入れるとピッタリです(笑)。左のポケットは三脚が入っています。
 つまりこの方法では、これ以上の長いものはこのポケットに入れられないということです。本当は、上部も12×24mmにすればもっと安定するのですが、それをあきらめたのはこのためです。

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*     *     *     *     *

 ちなみに私の三脚は「Velbon Sherpa Active」というもの。頑丈さはちょっと劣りますが、軽さと使いやすさで選択しました。一番の特徴は、足をねじることで伸長・短縮が簡単にできるということでしょうか?足の断面が○だということも使いやすくなっているような気がします。

 自由雲台は、上記三脚に付属のものでも大丈夫だったかな?とも思いましたが、これは結構貧弱。そんな時、たまたまWebで自由雲台の新発売ニュースを見てしまって、とても良さそうだったので購入しました。価格は結構高かったと思いますが、出来も使い心地もとても満足しています。

 COG-ZS(私のものは「小」)とあったので検索してみました。見たら「ひゃー高い!」(笑)。
 多分この頃デジタル一眼を購入したばかりだったので、両方使えることだし…ということで気負っていたのかもしれませんね(^^ゞ。使い心地、良いはずです(笑)。一発で決まりますし、締める時、緩める時の感触も最高です。

 ちなみに重量も相当なものです。参考までに…。

◆三脚 655g「Velbon Sherpa Active」
 この重量には含みませんが、小さな自由雲台が付属しています。
◆自由雲台 246g COG-ZS(私のものは「小」)
 高額でしたが、使い勝手は最高です。
◆頭部固定部品 140g
 (◆エツミ・止めネジ大 E-6115 ◆エツミ・ブラケット用止めネジE-530 など)
◆イーゼル版 440g 

 

category: ┗画具

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教室No23・せせらぎ公園/秋色の中の古民家:F6  

 今日は曇り空。午後から天気が良くなることを期待しつつ、初めて訪れた「せせらぎ公園」です。

 ここは、よく作り込まれたなかなか良い公園です。ただ今日は、良い日差しになかなかなってくれません。

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 こんなポイントや、カモなども良いですね。

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 今日は寒かったこともあって、参加者はいつもの半分ほど。
 どんなに晴れていても、日陰に入って2時間も描いていると、足元から寒さが身体中に染み渡ります。これから外でのお絵描きはなかなか大変。寒さ対策に工夫が必要です。

 今日も絵を描いていると、散歩途中の方が声をかけてくれましたので、ちょっとお話しをしながらのお絵描きでした。
#このブログを見ていて、この場所で絵を描いていることを知って来てくれたようです。

 結局、今日の絵はこんなあがり。
 ちょっと、現場にひきずら気味になったようです。

 秋色の中の古民家:F6

category: ●教室について

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絵仲間の飲み会  

 今夜は絵仲間の飲み会でした。場所は新宿「思い出横町」。
 たしかここに足を踏み入れたのはもはや40年近い昔のこと。まるで浦島太郎。随分雰囲気が変わっていました。

 今回の集まりは、日本スケッチ画会やJWSの仲間が多かったけど、殆どがブログやらFBなどをきっかけに知り合った画家さんたち。

クラゲさんこと徳田明子さんは、今回の中では最も古くからの知り合い。宴会には欠かせない盛り上げ役をいつも引き受けてくれています。彼女がいるだけで宴会は楽しくなると言う不思議な人柄です。そんな彼女ですが、今やれっきとした日展作家です。

Yoko-booこと畑尾洋子さんは、今はニューヨークと日本を行ったり来たりの生活のネコ中心の画家。私達にとってはアメリカの製品の運び屋。もちろん税関の方は大丈夫です。アルコールが入ると赤くなってしまうというので、外ではアルコールを控えている(らしい)もちろんレディです。口は悪いけど…(笑)。

◆女性陣から、先輩と呼ばれているのはまんまるまるここと瀧内秀一さん。絵画生活4年ながら日本水彩展に入選されている方です。酔うと寝てしまうらしい、しかも女性陣に最も慕われているお得な人柄。

棚町宜弘さんは日展作家。鉄道と自転車と旅のことならおまかせ…というほど。日本全国足を踏み入れたことがない県はない、鉄道は乗らない鉄道はない、というほど各地に詳しい。そういう豊富な知識を背景に風景画を描いておられる。今回は、これほど面倒見の良い人だったのか…と認識を改めることになりました。

あべてぃこと阿部智幸(としゆき)さんは、今や世界的にも知られた水彩画家。アルコールが飲めないのに飲み会で軽妙な話しをして下さる。

佐藤つえこさんはJWSに入った頃に前後して知り合った方。聞くところによるとちょっと天然が入っているらしいです(笑)。今夜も「ひなびた」と言うべき所を「さびれた」と言ってしまったようで…(笑)。何かと楽しい話題を提供してくれました。

 そして最後に参加したのが、クラブツーリズムの方。

 会場の楽しい雰囲気は、そのうち徳田さんのブログでも紹介してくれるでしょうが、早速FBの方でも書いてくれていますので、関心をお持ちの方はどうぞ。
 あ~無理しなくていいですから…。

*     *     *     *     *

 その時、私が持参したiPadMiniで何人かが指先を使って描いた絵がこちら。
 徳田さんは公表してはダメだって言ってたけど…(笑)。

 徳田さんが初めて描いたのがこちら。
 131127 これは私。ひどいものだ。
 でもまあ良いか、そのうちちゃんと描いてくれるって言ってたから…。

 こちらは瀧内さんと徳田さんが描いた洋子さん。だんだん上手になっている…。
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 ちなみにこのソフトはNotepadというもの。
 29日には新しいソフトSketchesを入れ、スタイラスペンもより使いやすいらしいの「Su-Pen P201S-MSBN (Su-Pen mini)」を発注しましたから、次回はもっと上手くなっているでしょう。
 いつになることやら…ですが(^^ゞ。

category: ●日記

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物置小屋とコスモス(奈良):F6  

 物置小屋とコスモス(奈良):F6

 どうっていうこともない風景だと思いますが、こういう小屋は何か感じさせてくれるので黙って通り過ぎることができません(*^_^*)。

 今夜は絵仲間との飲み会です。

category: ┗ 風景13年

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集落の道(奈良):F6  

 集落の道(奈良):F6

 歴史の長い集落には巨木が各所にあります。
 それだけでもなにがしか懐かしい思いを呼び起こしてくれるような気がします。

 何でもないこんな風景も描いて見ようという気になりました。

category: ┗ 風景13年

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ちょっとガッカリした買い物  

 以前、こちらで紹介したことがあった携帯セット。
 これで使うように…と購入した筆がありました。

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 先日、世界堂で筆が安くなっていると聞いたので、横浜へ出たついでに探したのですが、それらしい雰囲気はありません。私の勘違いかな?
 まあついでだからと、良さそうな筆を探したのですが適当なのが見あたらず、ついつい平筆が欲しいというだけで、ちゃんと確認もしないままこのシリーズのものを衝動買いしてしまいました。
 こちらの平筆50Hです。
#このセット、あまり使っていないのが見え見えですね(^^ゞ。

 他のものと同じように、当然軸の中に筆先が収納できるのかと思っていたら…、なんと、二つに分かれると言うだけ。「オイオイ、もう少し工夫しろよ!」と言いたいところ…(笑)。

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 当たり前と言えば当たり前ですが、正直ちょっとガッカリの買い物でした。
#ケースだけは立派なんですけどねぇ。
#ケースが立派すぎてケースを手放せません(^^ゞ。

category: ┗画具

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コスモスの咲く畑(奈良):F6  

 コスモスの咲く畑(奈良):F6

 ここは、何も無いところ。
 でもどこか心を和ませてくれます。

category: ┗ 風景13年

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堀の歴史的集落(奈良・竹ノ内環濠集落):F4  

 堀の歴史的集落(奈良・竹ノ内環濠集落):F4

 周囲に堀を巡らした歴史的集落。
 現在、堀がわずかに残っているだけですが、古の姿を思い起こさせます。

category:  ┗ スケッチ12年

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高台の屋敷(奈良):F6  

 高台の屋敷(奈良):F6

 のどかな風景の中でみつけた一見の古びた家。
 故郷の風景にも似たこんな佇まいには、とても惹かれるものを感じます。

category: ┗ 風景13年

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教室No22・戸塚区民文化センター/愛犬と散歩する人:F4(COTMAN)  

 教室No22・戸塚区民文化センター/愛犬と散歩する人:F4

 今日は良い天気でしたが、室内での教室。新たに一人参加してくれました。
 少しお話しをして皆さんにはお好きな風景を描いていただくつもりでしたが、やはり何らかのデモが見たいとのご希望でしたので気楽な絵を描いてみました。
 近くの金井公園で拾った風景です。柔らかな初秋の日差しと木漏れ日が印象的でした。
#残念ながら、今日は奈良の絵ではありません(*^_^*)。
#そう言えば、この紙は色が乗りにくいけど、その代わり色を落としやすい紙でした。


 現場で描く風景画はもちろん大切です。しかし、どのように描かれているのかを見ながら逐一アドバイスできるのもとても重要な時間だと思うようになりました。それぞれの良さがあるものです。
 最近、皆さんの絵の自由度が増しているのを感じます。

 今日のメインテーマは「色の置き方」、そして「色を落とすのも絵を描くこと」でした。

category: ●教室について

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歴史的集落の街角(奈良):F6  

 歴史的集落の街角(奈良):F6

 奈良の山辺の道を歩いてみました。ここは多分乙木町という集落。

 少し調子が出てくるまで、しばらくこんな感じで描き殴っていくかも…。

category: ┗ 風景13年

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木漏れ日の社(奈良石上神宮):F6  

 木漏れ日の社(奈良石上神宮):F6

 ちょっと暇を見つけて奈良へ行って来ました。

 しばらくその絵を続けます。

category: ┗ 風景13年

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教室No21・称名寺/称名寺の秋:F6  

 今日の教室は称名寺。天気も良い。このところ天気には恵まれているようです。

 ちょっと早めに行っていようと待ち合わせ場所の金沢文庫駅・改札に出たら同じような格好をしたスケッチ部隊が30人ほどたむろしていて驚きました。
 私達の待ち合わせ時間は、10:30なでのその方達が出かければ少なくなるだろうと思って待っていたら、その中の一人に挨拶をされてしまいました。展覧会に来てくれた方でした。だんだん世間が狭くなります(笑)。

 今日の場所は写真のような素晴らしい天気でした。
 既に会場に先に行っていた人もいたり、遅れて参加された方もいたりで、今日の参加者は今までの中でも最高だったような…。そして、参加の皆さんもそれぞれのポイントを見つけて、あちこちに分散して描いていましたので、私もおかげで忙しい時間を過ごしました(笑)。
 そんな中、またしても…ダダでのデモンストレーションやらブログやらを見ていただいているという方が挨拶に来てくれたりして…。何だか嬉しいような恥ずかしいような出来事です。

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 私は基本的には、皆さんの絵には手を入れません。私も先生にはそうして教えていただきましたし、できるだけ皆さんの個性大切に伸ばしていただきたいと思うからです。
 私が最近意識して言うことは「絵とは自由に細かなところにとらわれず筆を動かした方が魅力的な絵になる。」「形をしっかり描くということより、光と影を意識して明暗のポイントを抑えて描いてみたらどうか?」ということです。それはスケッチ(下書き)段階からです。
 そして、参加者の関心や要望があれば、いつも少しずつですが絵を描くポイントのデモをしてみます。ですから私の教室の絵は日常私が描く手順とは違うことが多いですが、それも私の勉強だと思っています。

 私達が終了する頃は、回りでスケッチしていた方々も随分少なくなっていました。
 皆の絵を見せていただくと、このところ、皆さんの絵が最初の頃とは随分変わってきている(もちろん良い方向に…ですが(*^_^*))のを感じます。とても嬉しいことです。私も刺激されてしまいます(笑)。

 何とか本日中に仕上げました。

 称名寺の秋:F6

category: ●教室について

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