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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(07〜09月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・(10〜12月)の日程はこちら。(一部未定)<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


2013年、今年もありがとうございました  

 2004年の正月。絵を描こうと決心して最初の着色画を記念の賀状としてスタートした私の水彩画生活。丁度丸10年となりました。
 当初こそ仕事が残っていたり、気持ちも乗らなかったりでなかなか進みませんでしたが、その年11月中旬くらいから覚悟が決まったようです。

 絵を始めたからにはある程度は描けるようになりたいと思い、とりあえず10年描き続ければ先が見えてくるだろうとやってきました。
 そして7年目。東日本大震災が起こったのです。そして続いて起こった福島第一原発の爆発事故。これまでの日本人の生き方が根底から変わった…と思いました。
 ところがこの国のやり方は、何も変わりませんでした。それは見事であきれるほどです。
 昨年末の衆院選、そして参院選と。私の危機感はとても強かったのですが、そうした気持ちを殆どの人達と共有することはできなかったように思います。その結果今があると思うのですが、私の危機感は強まるばかりです。
 それに対する思いは別のブログに書いて来ましたが、それもそろそろ終わりにしたいと思うようになりました。

 それはさておき、絵のことです。
 今年が丁度10年目。そして緑園都市・相鉄ギャラリーでの展覧会が決まったのですが、これををきっかけにして、これからはさらに積極的に生きようと思うようになりました。その一つが教室をすることでした。これは4月にスタートし、さらに来年からは相模原カルチャースクールも担当することになりました。次の10年はこちらの方でも頑張っていこうと心に決めています。
 そして、もう一つは自分の絵をどうするか?ということです。これは今後の課題です。
 ただ、今まで別ブログのためにとられていた時間を、今後は絵の方に振り向ける覚悟がようやく固まってきましたので、多少は違う方向が見えてきて欲しいと、内心期待しているところです(笑)。
#でも私自身が変わるわけではないので、絵の方もそうは変わらないかも知れませんが…。

 何はともあれ、来年もよろしくお願いします。

 皆様も、良い年をお迎え下さい。

category: ●ご挨拶等

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教室No25・戸塚市民文化センター/初冬の炭焼き小屋(舞岡公園):F4  

 初冬の炭焼き小屋(舞岡公園):F4

 今日は今年最後の教室。
 持参した写真で簡単なデモンストレーション。下絵の描き方、鉛筆とペンの違いなどを説明しながら下絵を描いた後、簡単な着彩をしてみました。後は皆さんが描いているのを見ながらアドバイス。
 いつもはそうしないのですが、今日は皆さんの要望があったので敢えて手を入れてみました。
 そんなことで今年最後の教室は終了です。

 帰宅後、デモの途中で終わっていた絵に手を入れました。

 また来年。頑張らなくては…ですね。

category: ●教室について

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水彩人総会と忘年会  

 水彩人の総会。年に2回ほど開催されています。
 会場は都美術館のスタジオ。
 議題は、①新会員も含めての顔見せ、②同人会の報告、③会員を含めての意見交換等々。基本的には「水彩人15回展の状況と次回に向けての方向性の話し合い」といったところでしょうか?

 その後は、忘年会へ。20数人だったかな?

 会場では当然ながら水彩談義で盛り上がりました。
◆「水彩人」の方向はどうありたいか?
◆「水彩人」は、もともとお互いに厳しい批評の中で自己を磨いていきたいとする集まり。その方向は維持していきたい。
 同人の方々は新しい水彩画を求めているのだということを改めて理解しました。
#私の絵も審査段階ではいろいろ厳しい批評をいただいたようですが、まだノビシロが十分あると言っていただきました(笑)。
◆ターナー展のことも話題に。
・ターナーの絵はもう古い。自然の捉え方が浅いのではないか。等々。
 なるほど、いろいろな感じ方があるものです。新しい絵を希求する方々ならでは…の意見かもしれません。

 この方は、当日酒席で同席した水彩人同人の一人。この意見は水彩人の方々の基本的考え方かもしれません。絵を描くために何が必要か?考えさせられませんか?

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category: ●日記

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並木の狭間から望むクィーンの塔:F6  

 並木の狭間から望むクィーンの塔:F6

 続けて描きました。山下公園(というより海岸通りと言うべきでしょうか?)から見たクィーンの塔です。

 ちょっと急ぎすぎたかも。乱暴な仕上がりになりました。

#その後23日、手を加えて再アップしています。

category: ┗ 風景13年

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海上から望むぷかり桟橋:F6  

 海上から望むぷかり桟橋:F6

 本日の教室は雨のため中止。本日分は来年に延期することにしました。

 余裕が出来たので、先日のシーバスからの風景を描いて見ました。
 ここから見たぷかり桟橋の絵は、他に見たことがありません。もしかしたら私の絵が初めてかも(笑)。

#その後、23日手を加えて再アップしています。

*     *     *     *     *

 来年、ギャラリーダダで行いますワークショップは何とか定員に達したようです。
 申し込みいただいた方々、どうもありがとうございました。

category: ┗ 風景13年

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新講座開催のお知らせ(相模原カルチャースクール)  

 相模原カルチャーセンターから声をかけていただきました。
 これも新しい経験になれば…と引き受けさせていただくことにしました。

 下記の要領で開催させていただきます。現在の教室が木曜日ですから新しい教室は金曜日とさせていただきました。金曜日に都合がつく多くの皆様に是非参加していただけますよう願っています。
 そして、皆様とお会いできるを楽しみにしています。
#基本的には外での教室となります。
#(外)(中)と2つありますのは、天気の具合によって外がダメな時は、時間を変えて、カルチャーセンター内の一室で行うという意味です。


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【連絡先・場所】 

 相模原カルチャーセンター・古淵店
 〒252-0344 相模原市南区古淵2-10-1 イオン相模原店3階
 TEL 042-776-3011(代)
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category: ●ご挨拶等

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ようやく「ターナー展」  

131217ターナー展

131217ターナー展


 10月から開催していた「ターナー展」も、もう明日までになってしまいました。
 風景を描いている私としては、これを見逃すわけには行かないということで、ようやく行ってきました。

 油彩と水彩、半々くらいでしょうか?しかし、私の関心はやはり水彩。
#目録をいただいてきたので調べればすぐにわかることなんですが…(^^ゞ。

 これほどの大家の絵をそうそう簡単にコメントするわけには行きませんが、特に感じたのは以下の点。

◆これほどの画風の変遷をたどるにはどの様な心境があったんだろうか?…という根本の問題。
 もちろん晩年の絵が素晴らしい。しかし最晩年の絵には未完だと見られていることもあるらしいが、私にはもう少し手を入れて欲しいと感じるものもありました。

◆彼の絵のキーワード「崇高」について。
 私の絵に求めるとすればどんな言葉になるんだろう…?

◆彼ほどの人でも様々な試みをしていたことを知って嬉しくなりました。

◆彼の水彩画は水彩と言ってもガッシュだったのかもしれません。当たり前のこととは言え認識を改めました。
 説明にはガッシュと水彩と区別されていましたが…。

◆微妙な色彩の中に、多様な筆のタッチを感じることができたのはとりわけ嬉しく思いました。
 ただ、水彩画ゆえに…でしょうか?照明が暗いのが残念です。
 
 もう明日で終わりということもあったせいか、会場は大混雑。結構疲れましたが、やはり行っただけのことはありました。
 私の部屋も空間的にも限界になってきているので、もうこれ以上本を買うのはやめようと思っていたのですが、2400円と意外と安いと思ったので、結局画集も買ってしまいました(笑)。じっくり見せていただこうと思っています。

category: ┗展覧会・画家

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お絵描きセットの現在  

 先日作成したお絵描きセットです。(全体像はこんな感じですが…。)
 小さな改良をしつつ、現在こんな感じで使っています。随分使い勝手が良くなってきました。
 こんなセットですが、参考にしてくれている方もいるようなのでご紹介しておきますね。

 昨日の、山下公園ではこんな感じで描いていました。
 またまた筆拭い用の布巾を忘れてしまいましたので手許のティッシュでごまかしています(^^ゞ。本当は使用中の筆を並べているあたりに置いているはずです。
 筆立て、水入れはとうとう牛乳パックになってしまいました(笑)。筆立てはこのまま日常的にも使っています。

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#イーゼルの使い勝手もほぼ完璧。
#パレット台も、私にはこのくらいのルーズさが良いようです。台上には例のホワイト、霧吹き(キャンドゥー)は逆さにしても使えるというものが、本日は置いてありました。


 これらを持ち運ぶためのリュックは現在こんな状態です。
 とうとう日常的な利用は8号サイズのリュックになってしまいました。

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#小物が暴れないように段ボール箱で仕切ってあります。段ボールの蓋のようなものが見える部分に牛乳パックがそのまま入っています。筆先が傷まないように蓋をつけてあるというわけです。
#水彩紙は、F8、F6、F4(段ボール箱の中)。ダンボールの中にはその他、パレット大小、筆入れ、水、筆拭き布巾、カメラなど小物類を入れています。必要なら小さな仕切を設けても良いのですが、そこまでする必要は感じません。
#そして、段ボールの上にちょっと見えるのがパレット台。
#右ポケットは三脚。左ポケットにはイーゼルセット、iPadMini等です。


 おかげでこれを全部持てば重さはかなりなものですが、しばらくはこんな感じで使っていくことになるでしょう。

category: ┗画具

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教室No24・山下公園(シーバスにて)+忘年会/初冬の日差し・飛鳥Ⅱ:F6  

 本日は教室。夜には忘年会も控えています。

 たまにはピクニック気分で…と横浜から山下公園へと向かいました。幸い天気にも恵まれて最高の日になりました。
 見慣れた風景も海から見ますと随分印象が違います。なかなか良いものです。

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 山下公園の日差しもなかなか雰囲気が良い感じ。
 私が描きたいなぁと思ったポイントのアングルはこんなところでした。もちろん切り取り、構図はもう少し工夫が必要です。

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 131212 そして最後に選んだのがやはりこちら。

 そして、終了時間も迫った頃、人の気配を感じてふとそちらを見ればJWS仲間の赤坂さん。たまたまこちらに来る機会があったようで、写真だけでも…と立ち寄ったようでした。これからもなにかと知人に出くわすというようなことが増えるのでしょうか(^^ゞ。

 夕方になり急に冷え込んできましたので、早めに店じまいしてそのまま中華街・忘年会会場へ…。
 本日はこんなメンバー。楽しくてついつい私も飲み過ぎてしまいました。

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#皆さん恥ずかしがり屋さんなので、写真はこのくらいの大きさで…(^^ゞ。
お店のFBページにも写真を掲載してくれているようですが…(笑)。


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 本日停泊していた船は、横浜港客船入港予定(2013年スケジュール)によれば「飛鳥Ⅱ」のようだ。

 初冬の日差し・飛鳥Ⅱ:F6

category: ●教室について

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日を受ける庵(玄賓庵):F6  

 日を受ける庵(玄賓庵):F6

 ここは「玄賓庵」。日の光を受けたこの庵が魅力敵だと思ったので描くことにしました。
 暗い木立から見た方が魅力的な気がしたので、このアングルから描くことにしました。

 前回の絵がちょっといじりすぎたので、今回はややサラッと描いて見ました。
 まだちょっと手を加えるかもしれませんが、今日の所はこんなところにしておきましょう。

 こんな感じで、しばらく気楽な絵を続けることになるかもしれません。

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 13日、ちょっと手を加えて再アップしました。

category: ┗ 風景13年

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「冬の日本透明水彩会 11人展」のお知らせ  

 来春の話しですが、標記の展覧会が開催されます。

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冬の日本透明水彩会11人展
 2014年 1月22日(水)〜28日(火)

10:00〜19:00(最終日16:00)  横浜ギャラリーダダ(横浜そごう9F)
〒220-0011 横浜市西区高島2-18-1 TEL045(461)1533
横浜駅下車 徒歩3分


赤坂孝史 小林啓子 立川眞澄 平澤 薫
福井良佑 藤枝成人 前川隆敏 渡部政人
田崎まさのぶ 渋谷たつお くどうさとし


 藤枝成人さんと私のワークショップも予定しています。こちらは人数が集まらないと大変です(笑)。
 興味のある方、是非ご参加下さい。

 19日、定員に達したとのことです。ありがとうございました。


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■ワークショップ「スケッチ画から水彩画へ」 1月24日(金)14:30~17:30

 3時間の時間を使って次のような内容のものにし、皆さんにも追体験していただきたいと考えています。
 モデルになる風景写真を使って順を追って描いていきます。

◆前半
 私の画法による素敵なスケッチ画を描くためのポイントと実際。
 ペン画の話しもさせていただきますが、基本的には鉛筆スケッチとします。

◆後半
 スケッチ画から、水彩画作品へさらに進むためのポイントと実際。
 時間の制限があるため、通常の手順とは違いますが、スケッチ画と水彩画作品との違いを考えいただきながら重ね塗りのメリットを活かして、水彩画作品を仕上げる体験をしていただきます。

【準備していただきたいもの】
・水彩紙(できればF6程度が望ましい。F4程度でも可)
・鉛筆、2B、4B、練り消し(消しゴム)
・透明水彩絵の具セット(絵の具、パレット、筆、水入れ、布巾等)


#現在、どのようにしたら皆さんに最も良くわかっていただけるか思案中です。教材づくりはこれからですが…(*^_^*)。

category: ┗展覧会・画家

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祈りの空間(大神神社):F6  

 祈りの空間(大神神社):F6 祈りの空間(大神神社)下書き

 ここは大和国一之宮三輪明神大神神社。これを「おおみわじんじゃ」と読むようです。

 奈良でいくつかの神社を回るうち気づいたことがあります。境内に入る時、出る時、人々がお辞儀をしているのです。誰もが自然にそうしています。歴史というものはこういうものでしょうか…。
 現代の私達はいつの間にかそうした心を失いつつあるのではないか…と、考えさせられる出来事でした。

 建物はさすがにあまり下描きをしないで描くというわけにはいきませんので、参考のため、この絵の下絵を併せて掲載してみます。

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 その後、描き忘れたものがあり、もう少し手を加えたいと思いましたので加筆しました。私がどのようにしたいと感じたがわかっていただけるかもしれませんので、今回は敢えて2枚とも掲載してみます。
#ちょっと説明的になったかもしれませんが…。

 祈りの空間(大神神社):F6(その2)

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 私のデモンストレーション・ビデオを作成してくれた正木様(その後滋賀県の方に移転されてしまいましたが…)が、この絵がどのように変わったのかをわかりやすく示したページをつくってくれましたのでご紹介します。
 参考になることがあれば幸いです。

category: ┗ 風景13年

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街を望む(奈良):F6  

 街を望む(奈良):F6

 続いて、ほのかに霞む奈良の街を眺めたものを一枚。
 どうってことない風景ですが、たまにはこういうのも描いてみたくなります。

category: ┗ 風景13年

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街への坂道(奈良):F6  

 街への坂道(奈良):F6

 奈良の街は自然の佇まいを感じます。
 街へ続くこんな坂道も私には心地良く感じられます。
 遠くに見えるのは何の山になるのでしょうか?山容が富士山にも似ています。

category: ┗ 風景13年

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木漏れ日の参道(奈良・長岳寺):F6  

 木漏れ日の参道(奈良・長岳寺):F6

 ここ長岳寺の参道はこれまでの寺社とはちょっと変わった雰囲気。
 それはこの木漏れ日の参道の印象が特に強かったせいでしょう。

category: ┗ 風景13年

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