ようやく「ターナー展」 
2013/12/17 Tue. 22:21 [edit]
10月から開催していた「ターナー展」も、もう明日までになってしまいました。
風景を描いている私としては、これを見逃すわけには行かないということで、ようやく行ってきました。
油彩と水彩、半々くらいでしょうか?しかし、私の関心はやはり水彩。
#目録をいただいてきたので調べればすぐにわかることなんですが…(^^ゞ。
これほどの大家の絵をそうそう簡単にコメントするわけには行きませんが、特に感じたのは以下の点。
◆これほどの画風の変遷をたどるにはどの様な心境があったんだろうか?…という根本の問題。
もちろん晩年の絵が素晴らしい。しかし最晩年の絵には未完だと見られていることもあるらしいが、私にはもう少し手を入れて欲しいと感じるものもありました。
◆彼の絵のキーワード「崇高」について。
私の絵に求めるとすればどんな言葉になるんだろう…?
◆彼ほどの人でも様々な試みをしていたことを知って嬉しくなりました。
◆彼の水彩画は水彩と言ってもガッシュだったのかもしれません。当たり前のこととは言え認識を改めました。
説明にはガッシュと水彩と区別されていましたが…。
◆微妙な色彩の中に、多様な筆のタッチを感じることができたのはとりわけ嬉しく思いました。
ただ、水彩画ゆえに…でしょうか?照明が暗いのが残念です。
もう明日で終わりということもあったせいか、会場は大混雑。結構疲れましたが、やはり行っただけのことはありました。
私の部屋も空間的にも限界になってきているので、もうこれ以上本を買うのはやめようと思っていたのですが、2400円と意外と安いと思ったので、結局画集も買ってしまいました(笑)。じっくり見せていただこうと思っています。
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