fc2ブログ

 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(10〜12月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


T教室:戸塚区民文化センター(各自)  

 本日は、戸塚区民文化センターで各自の望みの風景を描くというもの。改めて私の現状を説明させていただきました。
 そして、肩は不自由ながら絵筆を持てないわけではないので、それぞれの絵にアドバイスさせていただくとともに、皆さんの希望に添って、数人ほどの絵に手を入れさせていただきました。

 いつも口では説明していることですが、実際にその人の絵に手を入れていくと良く理解できるようです。
 これからもこういう機会を持った方が良いかも…と考え始めています。

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

(肩)腱板断裂  

 ここで書いたことがあるかどうかわかりませんが、私の右鎖骨、実はつながっていないのです(^^ゞ。58歳の時、テニス中に転倒・骨折したまま、治療がうまくいかずつながらない(癒合しない)ままになっています。
 日常的には全く困らないのでそのまま生活していたのですが、先日24日、右肩に痛みを感じるとともに右腕が肩より上に上がらなくなってしまいました。でもそれは、鎖骨がずれたためだと思い、痛みをやりすごせばまた元通りだと思っていたのですが…。

 念のために、レントゲンでも撮って診断してもらえば安心できるだろうと、昨日病院に行ってきました。
 医者は、私の肩の具合と状況をみて、別の判断をしたようです。そしてすぐにレントゲンとCTスキャン。その診断は、以下のようなものでした。

・鎖骨は癒合どころか完全に骨折状態(これはどうも以前からのこと)で、これが今回の痛みの原因ではない。

・むしろ痛みと腕が上がらないのは「(肩)腱板断裂」でしょう…と。


 今後、MRI検査をした上で、恐らく手術ということになります。

 教室のこともありますし、これからいくつか展覧会も控えています。多くの皆さんにご迷惑をおかけすることになりそうですが、何卒よろしくお願い致します。

category: ┗その他

tb: --   cm: 0

盛夏のえのき亭:F4  

 盛夏のえのき亭:F4

 今日は、蒸し暑い中、山手に行ってきました。一緒に絵を描こうという約束があったのです。
 でも、午後には雨があるかもしれないということもあり、あまり時間がとれなさそうだったので、F4で簡単スケッチをすることにしました。作品にするつもりもないお気楽スケッチです。

 えのき亭の隣の大樹は見事なものなのですが、今の時期は緑が深すぎます。えのき亭が良く見えません。それにしては丁寧に描こうとし過ぎて中途半端になってしまいました。

category:  ┗ スケッチ17年

tb: --   cm: 0

F教室:戸塚区民文化センター(各自)/黄昏の軍港:F6(仕上げ)   

 本日も暑い日。室内の教室で幸いでした。

 今日は、各自の描きたい風景を描いていく日です。
 水彩画経験の浅い人も多いので、何人かに希望によって手を入れながら絵を描くコツのようなものをお話ししていきました。

 私は、いつも皆さんが見られないという仕上げの段階を見ていただきました。
 私としては、昨日の不本意な絵を、何とか仕上げに持っていきたいという思いがありました。

 黄昏の軍港:F6

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

T教室:戸塚区民文化センター(共通)/黄昏の軍港:F6  

 今頃になってようやく本格的な夏がやってきたかのようです。連日暑い日が続いています。

 本日は、室内で同じモチーフを描いてみようというもの。夏なので港の水辺の風景を選択しました。ここは横須賀ヴェルニー公園です。
 本当の意味の軍港ではないのですが軍艦の見える風景です。「黄昏の…」としたのは、時間帯もそうなのですが、こんな軍港が必要な時代の黄昏であっても欲しいとの願いを込めたつもりです。

 170824

 絵の方は、いつものように私のデモと皆さんの絵描き時間とを交互にとりながら進めていきます。
 皆さん、軍艦の形をとるのに結構苦労したようですが、なかなか上手く行かないなどという弱音が時々聞こえて来ますが、私はあまり心配していません。最後には皆さんとてもしっかりした絵に仕上げてくるからです。
 本日もやっぱりそうでした(*^_^*)。

 私のこの絵の完成まではちょっと時間がかかるかもしれませんので、一応、本日段階の絵を挙げておきましょう。

 170824
 

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

遊彩会・講評と作品への補筆、そして展覧会  

 遊彩会は、徐々に秋の展覧会のための準備が始まります。
 そこで本日は、先日描いた絵の講評と、秋の作品づくりへのアドバイスをしていました。

 絵の講評では、木漏れ日の表現、光の方向の表現などをポイントにお話ししたような気がします。

 その後の、希望があった方何人かの作品に、解説をしながら筆を入れてみました。
 それまで口で説明していたことなのですが、実際に手を入れながらお話しすると良く理解してもらえるようでした。考えていることを人に伝えるって難しいですね。


 帰り道、日比谷のとある喫茶店での友人の展覧会に寄って帰りました。
 その帰り、その店のオーナー(私の1歳下)と話しがはずんだのですが、そこもあと1ヶ月で閉店だとか…。これも時代なのでしょうか?寂しいものですね。

 170823

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

F教室:戸塚区民センター(共通)/盛夏の水面(道保川公園):F6   

 盛夏の水辺(道保川公園):F6

 今日は皆で同じ風景を描いて見ようというテーマです。
 先日行った道保川公園から風景を選んで見ました。主題は緑の木々と水面の表現といったところです。
 ついでに、横構図の中から、不要なものを描かず、描きたいものを選択して描くといったことも狙いにしてみました。元画像と大きな変化はありませんけど…(笑)。

 やっぱり最後になれば皆さんしっかり仕上げてきているようです。


 

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

T教室:子安運河/寄り添う舟達:F4   

 東京は連続17日雨だとか…。
 そんな合間を縫って本日は子安運河へ行ってきました。幸い雨にも降られず描くことができました。

 風景画を描く人々には、子安運河はなかなか魅力的な場所だと思います。しかし、徐々にきれいになってきてしまい、かっての生活感の漂う雰囲気が薄れてきたように感じるのは残念なことです。
 現在この場所も橋が工事中で、いずれ近代的な橋に架け替わってくることを思うと複雑な気持ちです。

 本日は、いつもの紙を忘れてしまったので、F4のスケッチ用紙でザックリ描くことにしました。

 寄り添う舟達:F4

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

着彩3日目   

 今日も雨です。

 この絵も3日目で大まかな着彩が終わりました。
 後は、全体の調子を見ながら仕上げに向けて詰めていくことになります。

 この絵はこれで一段落として、次は、もう一つの絵にかかることにしましょう。

 180816

category: ┗途中経過

tb: --   cm: 0

吉田博展 そして 東京こだわりの風景画展  

 久し振りに充実した展覧会を見たように思います。それが「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」

 まずは、東京丸善本店で開催中の「東京こだわりの風景展」。ここは知人が何人か参加しています。私が絵を始めた頃参考にさせていただいた人も何人か展示しているので、それなりに関心を持ってでかけました。

 しかし、本命はこちら「吉田博展」でした。
 新宿には度々来ているというものの、まさか昔、安田生命ビルとして覚えたビル内での美術館とは思ってもいませんでした。

 180815 180815

 吉田博は、日本より海外での評価が高い画家、黒田清輝に対抗し日本では主流になりれなかった人、反骨の人という印象があったのですが、必ずしもそうでもありませんでした。最後の反骨というのはどちらかと言えば頑固一徹という感じなんでしょうか?
 最初のアメリカ行きこそ片道切符、1ヶ月分の生活費だけで出かけるという冒険だったようですが、そこで運良く大成功を収めた後は画家としては成功人生だったように思います。最初の展覧会で当時のサラリーマンの12~13年分の収入を得たと言いますから、それを資金に(と思いますが)海外にも何回か訪れることもできていますし、黒田清輝と対立したと言っても太平洋画会(現・太平洋美術会)を結成したり…と、日本の画壇の中心にいた人には間違いないように思います。ただ、彼の目は常に世界を見ていたということなんでしょう。そう思います。

 鉛筆スケッチ、水彩、油彩、版画等、様々なものに手を出し、それぞれ素晴らしいのですが、版画は別挌にしても、私には鉛筆スケッチ、水彩に特に心惹かれるものがあったように思います。彼の絵の神髄は風景画とその叙情性にあるように感じたものでした。油彩はどうしてもどこかで見たような…そんな感じの絵になってしまうようですし、どことなく版画を連想させるような輪郭線を感じさせるものがありました。
 戦争の関係もあって、65歳以後の作品は少ないのですが、それでも版画を始めたのが49歳の時と言うから驚きです。当時の人でこれだけ海外に足を運び、日本の山々にも足を運んだ人はそうはいないでしょう。風景を描くためとは言え、それなりに経済的には恵まれていたとは言え、常に挑戦する気持ちを持ち続けた人のように思います。

 展覧会場は、人のゆっくりした流れに乗って回れば2時間ほど。さほど混雑状態でもなく程よい熱気を感じながら気持ち良く見て回ることができました。
 ただ、水彩画を保護するためでしょう、照明が薄暗かったのが残念でしたが…。

category: ┗展覧会・画家

tb: --   cm: 0

着彩2日目  

 今日も雨がちな天気。
 丁度良いので、日中は絵を描いて過ごしました。

 今日のところはこんな感じ。

 170814

 光の具合が良くないので、画像は左上の方が実際より暗くなっています。

 明日は展覧会巡りの予定です。

category: ┗途中経過

tb: --   cm: 0

3日目(着彩1日目)  

 今日のところは基本ここまで。
 今回は部分からある程度詰めて描いています。いつもと少し描き方を変えてみています。

 170813

category: ┗途中経過

tb: --   cm: 0

40号サイズ2枚  

 9月の展覧会のために準備した40号サイズのパネル。私にとっては、直接パネルにスケッチしていける最大サイズとなります。
#これ以上のサイズになると、全体が見渡せないために各部のバランスが狂ってしまうように思うのです。

 昨年までは、ハガキ印刷用に8月上旬までに1枚は仕上げないといけないということで、1枚目はいつもドタバタとやっていたものですが、今年は2枚を同時に仕上げれば良いらしいので気分的には楽です。
 ということで、のんびり描き始めています(笑)。

 大きい絵を描くと言うことは準備も含めてとても面倒なものですが、1枚を描くにもじっくり考えながら描けるわけで、このことは自分の絵を見直す時間としてとても重要です。

 今度は何を描いてみようか、どのように描いてみようか…と、今まで小サイズのものを勢いで描いていた絵と異なり、一つひとつ部分を描くにも、筆を動かすにも考えることは多いものです。
 具象であっても写真のようにではなく、光や雰囲気・空気感を描くといってもそれだけじゃなく、私だけの絵とはどう描けば良いのか、詩情が感じられる絵にするにはどう描けば良いのか、そこに品格のようなものも加えられないか…新しい試みのようなものも模索してみようか、などと思ったりもします。

 今までは下絵にあまり時間をかけず描き始めたものですが、今回は少し考えるところがあって丁寧に描いてみました。
 これに、明日からは着彩し始めようと思います。

 170812 170812

category: ┗途中経過

tb: --   cm: 0

F教室:ぷかり桟橋/霧雨のぷかり桟橋:F6   

 霧雨のぷかり桟橋:F6

 本日の予定は大岡川運河。
 しかし天気は小雨模様。 天気予報では曇り空に変わるような感じでしたのでそれを期待して出かけたのですが、残念ながら止みそうもありません。
 そこで雨宿りしながら描けるところとして候補に挙がったのがここ「ぷかり桟橋」でした。
 行ってみれば、2階のデッキは風が通るので寒いくらい。そこで皆で落ち着いたのが2階部分が張り出したこの下、柱の影などです。しばらくしたら雨が止んできたので手摺りのところに出てきた人もいます。
 ところで本日は祭日「山の日」。あちらもこちらもすごい人出です。遠方、山下公園の人出を見て下さい。こんな人数をみたことがありません。今日は一体何があるのでしょうか?

 170811
 170811 170811

 ぷかり桟橋は小雨に烟っています。単体の建物ですから構図的にも苦労します。
 左を空けるか、右を空けるかによって光の意識も変えた方が良さそうですね。
 また、こんな天候をどう表現するか、基本的な色調をどうするか?そんなことを考えていました。

 170811 170811

 そして、本日の絵がこちら。まだ未完ですのでこれからどう仕上げていくかも悩みます。
 上の絵は、結局あまり悩まずにあまり手を入れずに仕上げとしてしまいました(笑)。

 170811pukari_f6y

 さて、絵を終わる頃にはまだまだスッキリというわけにはいきませんが、雨も止んできたようです。写真も少し明るくしましたが…(笑)。

 180711

 せっかくなので、皆でシーバスに乗って横浜駅東口まで帰りました。
 仲間の一人が、横浜そごう9階・ギャラリーダダでのアートフェスティバルに出品していますので、応援がてら観覧して帰りました。

180711

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

9月は展覧会が多い  

 既に8月も7日目が過ぎようとしています。せっかく余裕の日程だったのに、大切な時間を無為に過ごしてしまったようです。

 日本スケッチ画会展の作品の準備、これは今までの絵がありますから何とかなります。まあその他ちょっとした雑用もありますが大したことはありません。
 そして水彩人展の作品の準備としてまずは水貼り。これがやっかいな大仕事で作業にとりかかるにも、絵を描き始めるのにも少し思い切りが必要です。そろそろ描き始めないと間に合わなくなります。8月はこれに集中することになりましょうか(笑)。

 また、9月には地元の美術協会からみの展覧会があり、その日程も考慮しておかないといけません。

 そんなわけで、8月、9月はちょっと忙しいことになりそうです。
 いつも昨年はどうだったか?考えてしまいます。

category: ┗その他

tb: --   cm: 0

遊彩会:車と人を描く/坂道の2人(ボン・ジェズス,ポルトガル):F4  

 坂道の2人(ボン・ジェズス,ポルトガル):F4

 今まで遊彩会の方々は静物を描くことが多く、風景画はやや苦手にしている人が多いようでした。でも最近は、私は基本的には風景しか描かないので私につきあっていただくことが多いのです。
 そんなわけで、皆さんから普段描き慣れていない「車と人」を描いてみたいという要望がありましたので、今回は車と人がテーマとなっています。

 ただ、車と人を描くという練習のような時間をとるのはもったいないので、ポルトガル旅行の中でちょっと面白いと思っていたスナップ写真を使ってみることにしました。
 これは「車と人」の木漏れ日の風景です。

category:  ┗ 教室17年

tb: --   cm: 0

プロフィール

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ