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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

桜花:F6  

 200329sakura

 新型コロナ騒動のさなか、人混みの中へ出かけるのを自粛し自転車であちこちの桜探索に出ていました。

 こちらでは、まだ少し満開には早いのですが、本日は雨雪。探索してきた桜の中のささやかな桜花を描いてみました。

 いつものように、どのように仕上げたか、その手順を紹介します。


 最初に、明るく表現したい部分を残し、他の部分に色を置いて行きます。、

 200329

 徐々に暗い色を加えながら調子を整えて行きます。
 最後に、全体のバランスと調和考えながら、強い色を置いて仕上げです。
 
 200329

category: ┗ 風景20年

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JWS展(第10回日本透明水彩会展)のご案内  

 コロナ騒動のさなかですが…、今現在実施の方向で着々と準備を進めています。
 状況が変わりましたら改めてご案内します。

 そうそう、「水彩レシピ・第4集」も出来上がって、会場で販売されていることになっています。
 

200320

category: ┗展覧会・画家

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眩耀の里(白川郷):SM  

 白川郷雪照の景:SM

 ちょっと事情があって、以前描いた絵ですが、小さな(サムホール)サイズに改めて丁寧に描いてみました。

 ↓はこのちょっと前の段階。上の絵とそう変わっている訳ではありませんが、スキャナーの取り込みの明るさに多少の違いがあります。

 白川郷雪照景:SM

 2021年4月のJWS展の出品のため補筆しました。

category:  ┗ スケッチ20年

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鞆港の舟:F6  

鞆港の舟:F6

 しばらく、前回の京都旅行の絵を描いています。
 今日は鞆の浦・鞆港の舟を描いてみました。

 元の写真はこちらです。

200311

 いつものように段階毎の絵を表示していきます。

200311 いつものように簡単な下書きをして、最初の色を置いてしまったところで撮影するのを思い出しました。

200311 とりあえず遠景はアッサリ描いて、手前の2艘の舟の陰翳を描いていきます。
 左の舟はやや青味の影を、右の舟は茶系の影を意識しています。

200311 余り変わっていませんが、海に色を加えて、右下の光の具合を見ています。

 この後は、微細な色の変化で遠景の雰囲気、舟の雰囲気を描き加えていき、全体の調子を見て完成とします。

鞆港の舟:F6 と、そのつもりでここまで描きましたが、もう少しだけ手を加えて冒頭の仕上げとしました。



category: ┗ 風景20年

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鞆の浦の街並み:F6  

鞆の浦の街並み:F6

 今日も天気が悪いので絵を描いてみました。

 元にしたのはこの写真です。
 鄙びた雰囲気を描こうと思っていたら、絵の方もそれらしい色遣いになってしまいました(笑)。

200310

 いつの模様にステップ毎に説明していきます。

200310 下書きはこんな感じです。
 建物の場合は少し丁寧に下書きをしています。

200310 最初はいつものようにベースになる色を置いて行きます。

200310 遠近のバランスを考えながら影を入れていきます。

鞆の浦の街並み:F6 壁面などにも、明るい色を加え、質感を表現しています。
 これで完成にしようかと思ったのですが、影の色が物足りないし、弱いと思ったので、もう少し青味を加え、影色を強くして完成としました。

鞆の浦の街並み:F6 と思ったのですが、近景と遠景のつながりに不満が出て来て、これも遠景に少し手を加えて冒頭の仕上げとしました。

category: ┗ 風景20年

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伊根の遊覧船:F6  

伊根の遊覧船:F6

 今日も描いてみました。
 もう少し海の色を深くしても良かったですね。

 こちらの写真からです。

200309

200309 手順はいつもと変わりありません。
 最初のステップはこんな感じです。これに細部を描き加えていきます。
 背後の影になっている集落は、本当はこの段階で下絵を描いておくべきでした。そうすればもう少しはそれらしく描けたでしょう。

伊根の遊覧船:F6 これで完成とするつもりでしたが、もう少し手を入れることができると思ったのでさらに奥の暗がりを中心に海の色の暗さ、鳥などを加えて、完成としたのが冒頭の絵です。

category: ┗ 風景20年

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伊根の晩秋:F6  

伊根の晩秋:F6

 新型コロナで個展を中止、今月の教室もなくなりました。

 おまけに今日は天気が悪い。絵でも描いていろと言うことかな?と思い、一枚描いて見ました。
 元にしたのはこの写真です。

200308

 以下、途中経過を含めて紹介していきます。

200308 構図(特に右下部分の処理)をどうしようか考えていたので、いつもより丁寧に下書きをしています。

200308 いつものように最初のウォッシュです。
 どこに白を残すかを意識しているだけで、他はいい加減に色を置いています。この段階では厳密に色を入れる必要はありません。

200308 大まかな形を決めるために背景の建物の影を入れています。
 一部分重ねて影を入れて影の強弱をつけて、単調にならないようにしています。(本当は最初の影を入れた段階で写真を撮ろうとしたのですが、忘れてしまいこの段階になりました(笑)。
 重要なのは、遠景には丁寧な形の影を描きすぎないということです。

200308 手前の木の表現にかかっています。
 影の強さを入れることによって木を浮かび上がらせようとしています。小枝もありますからこの段階でも(小枝も一緒に表現するつもりで)丁寧に木を表現しすぎないことが重要です。

200308 海の表現は感じた色を重ねて行くといった手順で描いています。
 色が重なることにより、しっとり感のようなものが深まっていくのがわかっていただけると思います。

 この後は最後の仕上げです。
 仕上げの段階では細かなところに手を入れますが、今回は主として、木が目立たなくなってきたように思ったので、木を浮き立たせるよう強い影を加えています。

 今回は、背景の建物をかなり省略的に描いているので、概ね3時間ほどで仕上げです。

伊根の晩秋:F6 これで仕上げたつもりだったのですが、遠景の山の色味や近景から遠景の家並みにつながる連続性が欲しくて、さらに手を入れ完成としました。それが冒頭の絵です。


category: ┗ 風景20年

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絵を2枚仕上げました  

 本来でしたら現在は個展中。しかし、個展は中止しましたので暇をしている筈ですが、今まで何となくドタバタしてようやく本日、描きかけの絵を仕上げました。

 200227tomonoura 鞆港の朝:F6(鞆の浦)

 豪雨明けの朝:F6(上高地・岳沢) 豪雨明けの朝:F6(上高地・岳沢)

category:  ┗ 教室20年

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個展、中止しました  

 過日お知らせしたとおり、明日から3月4日から開催予定となっていました「平澤薫 水彩画展」でしたが、急遽中止とさせていただいています。

 200303

 会場の「ギャラリーび~た」には、ギャラリー側のご好意により、上の挨拶文とともに、作品を数点を(会場左壁面に)展示させていただいています。

 皆様にはまたの機会を楽しみにして頂ければ幸いです。

 200303 200303
 200303 200303

category: ┗展覧会・画家

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