F教室:公会堂1号(共通)/錦繍のアランフェス:F6 
2020/08/28 Fri. 21:58 [edit]

本日は、皆で同じ風景を描いてみようというものです。
題材は「スペイン・アランフェス王宮」を選んでみました。
#季節は11月。王宮の北側から眺めた風景です。
#(パソコンが使える方は)多分、この林の下あたりからでしょうか。この画像が見られた方は「Shift+カーソル」で動かしてみてください。いろいろなアングルから現地を眺めることができます。
#そう言えば「アランフェス協奏曲」というのもありましたね。



絵葉書になりそうな、とても美しい風景ですが、前の木立との関係がとても複雑で、私もちょっと手間がかかったのですが、描いている皆さんもなかなか手こずっていたようです。
しかし、最後に並べてみればこのとおり。なかなかの力作が揃っています。
途中まではなかなか進まないかな?と思っていても、最後の追い込みの皆さんの集中力は大したものです。

さて、いつものように私の水彩画法です。
◆第一ステップ
いつものようにベースの色を置き、骨格を作っていきます。
#動画も撮っていたのですが、余裕を持っていたと思っていた電池容量も途中で尽きてしまったようです。思ったより撮影可能な時間が短くて驚きました。

◆第二ステップ
全体の雰囲気を作り上げたところで、本日は終了です。
#この段階も動画撮影しようと、電池を新しいものに入れ替えカメラをセットしたのですが、スイッチを入れるのを忘れてしまいました(苦笑)。なかなか慣れません。

08月30日(日)、絵を仕上げました。
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F教室:長屋門公園/透ける光:F6 
2020/08/21 Fri. 20:20 [edit]

本日も相変わらずの猛暑。でもそろそろこの暑さは脱することになるようですが…。
そんな中、長屋門公園に行ってきました。



まずは、公園名の由来となった長屋門の門構えです。
さすがに立派なものです。これだけのものにはなかなかお目にかかれません。




園内の光も、刻々と変わります。その中でも比較的美しい時間帯の画像を紹介しましょう。
まずは、この公園のメインの風景。
左写真の風景は以前も描いたいことがあります。だから今回は別の風景を…。








結局、今回は暑さを避けて、こちらで描くことにしました。
目の前に数人、私の右側のテーブルのところや、門のところなどに分散して描いています。

さて、今日も私の水彩画法の手順をご紹介しましょう。
◆下絵
いつものように、大まかなあたりをつけながらどのように描こうか、ものの配置の仕方など構想します。
今回は手前の木はやめて、右の木は少し右手にずらしました。

◆第一ステップ(下塗り)
ベースとなる色を置きながらデッサンを固めていきます。

◆第二ステップ
緑の暗さを加えていきます。
時間が経つにつれて、緑が暗くなってきましたので、若干それに引きずられていったようです。


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T教室:日本民家園/坂下の古民家:F6 
2020/08/20 Thu. 20:22 [edit]

本日は灼熱の天気の中、久しぶりの日本民家園。新型コロナ対策のマスクと熱中症対策はできるだけして…でした。
それでは、今日は回った順から紹介していきましょう。






















そんな中、本日は強い日差しを避け、日陰に入ってここを描くことにしました。
本日は、途中で園内で売っていた抹茶アイス、水分補給用の水を飲みながら…です。
暑いことは暑かったのですが、本日も気持ちよく描けました。
帰り道、登戸駅の風景です。

それでは、いつものように絵を描くステップも紹介していきましょう。
◆第一ステップ
左写真は、光の加減か濡れていたのかかなりの色を感じますが、明るい黄色(ネープルスイエロー)を載せているだけです。
建物の庇の下の影の作り方にご注目ください。


◆第二ステップ
左右の緑を入れれば、絵の基本的な部分は完成です。
後は、絵の雰囲気づくりに注力することになるでしょう。

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遊彩会:皆で同じ絵を描く(江の島ヨットハーバー・その1) 
2020/08/18 Tue. 20:48 [edit]
本日の遊彩会は皆で同じ絵を描いて勉強したいということでしたので、難しい風景ですが、江の島ヨットハーバーの写真を使って、風景の切り取り方、どこにポイントをおいて描くか…などを説明しながら描いてみました。

ただ、蜜を避けるという方針が徹底しているようで、デモの様子を見ていただくことは難しかったのですが、その代わり、いつもよりこまめに絵を描きながら、それを見ていただきながら皆の絵にアドバイス…といった忙しい時間になりました。
ということで、今回はいつもに比べて細切れ的に進めていくことになりそうです。それだけにいつも以上に絵の進み方がわかりやすいかもしれません。
もともと選んだ風景が複雑で皆さんとしても描いた経験のない絵、しかも、私の描き方はマスキングを使いませんので、皆さんにとってはさらに難しく感じているかもしれませんが…。
◆最初のステップ
簡単に下描きをしたら大雑把に色を落としていきます。
これはあくまでもベースの色です。一番明るいところが紙の白です(ちょっとそう見えないかもしれませんが(笑))。
私が撮り忘れて生徒さんからいただいた写真
◆次のステップ
紙が乾いてきたところで、ヨットの背景の複雑な部分にベースの色を加えています。

本日は、(最初に前に描いた絵の講評の時間を入れたこともあって)いつも以上に時間が限られていましたので、ここで打ち切り。次回はこの続きとなります。

ただ、蜜を避けるという方針が徹底しているようで、デモの様子を見ていただくことは難しかったのですが、その代わり、いつもよりこまめに絵を描きながら、それを見ていただきながら皆の絵にアドバイス…といった忙しい時間になりました。
ということで、今回はいつもに比べて細切れ的に進めていくことになりそうです。それだけにいつも以上に絵の進み方がわかりやすいかもしれません。
もともと選んだ風景が複雑で皆さんとしても描いた経験のない絵、しかも、私の描き方はマスキングを使いませんので、皆さんにとってはさらに難しく感じているかもしれませんが…。
◆最初のステップ
簡単に下描きをしたら大雑把に色を落としていきます。
これはあくまでもベースの色です。一番明るいところが紙の白です(ちょっとそう見えないかもしれませんが(笑))。

◆次のステップ
紙が乾いてきたところで、ヨットの背景の複雑な部分にベースの色を加えています。

本日は、(最初に前に描いた絵の講評の時間を入れたこともあって)いつも以上に時間が限られていましたので、ここで打ち切り。次回はこの続きとなります。
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T教室:公会堂1号(共通)/鉄橋のある風景・夕暮れ(柏尾川) 
2020/08/06 Thu. 22:07 [edit]

本日は久しぶりに公会堂1号会議室。
課題はこちらの風景です。

今日は、こんな装置を作って、動画撮影にも挑戦してみました(笑)。
時代はどんどん変化していますから、乗り遅れてしまうわけには行きません(笑)。


ところが、デモをしながらおしゃべりをしながら、しかも動画を撮影というのは一人でするには結構たいへんです。ついついスイッチを忘れてしまいます(笑)。
何とか最終段階のデモ()では撮れていたものの、これを皆が見られるように編集する作業があります。これを覚えなければならないのです。これにはもう少し時間がかかりますから、いつになることやら…です。
期待しないでお待ち下さい。
というわけで、いつものように最初のステップです。
下絵は、殆ど薄くて見えないほどのアタリだけですので省略です。
◆第一ステップ
こんな感じで描けるようにカメラをセットしたのですが…動画を取り損ないました(笑)。

◆第二ステップ
写真を撮り忘れました。
…と思ったら、動画の中にありました。こんな感じです。

◆第三ステップ
複雑な風景ですから、いつものようには進みません。
今日は、大雑把に「こんな雰囲気で」…というのをわかってもらうために描いているようなものです。特に、右上の方は第二ステップのままですね。
これから仕上げに向けてどのように絵が進むでしょうか。
私も楽しみです(笑)。

皆さんも大分苦戦していたようですが、終了時にはご覧の通り。
皆さん、(もちろん途中段階ですが、ここまででも)なかなかの出来栄えです。私の絵は完全に埋もれています。

動画の方は、まだまだ編集技術がないので(ある程度習得するまで)公開には少し時間がかかりそうです。
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久々の遊彩会:静物を描く 
2020/08/04 Tue. 21:37 [edit]
本日は久々の遊彩会でした。振り返ってみれば丸5ヶ月の空白です。
しかし、開始はいつものように…でした。
まず、この空白の期間の宿題。皆さんが描いてきた「茅葺の家(街)の雪景色」の講評です。
ですが、掲示板での講評を始めてから私の講評の仕方が少し変わってきたような気がします。
その後は、いくつかのテーブルに別れて、それぞれが持ち寄った静物を描いていきます。
しばらく休止期間に絵を描いてきた方の作品を見せてもらったり、皆さんのテーブルを回ってアドバイスしたり、時にはデモをしながら、絵(今日は特に下絵)の描き方のコツのようなものをお話したり…でした。
そんなわけで、今日は私が描いたものは無しです。
#せめて皆さんが描いているところを写真に撮っておけば良かったかもしれません。
しかし、時は新型コロナ感染者の増大が話題になっているところなので、以前より終了時間も早めになりました。
こんな状況をいつまで続ければ良いのでしょうか。
しかし、開始はいつものように…でした。
まず、この空白の期間の宿題。皆さんが描いてきた「茅葺の家(街)の雪景色」の講評です。
ですが、掲示板での講評を始めてから私の講評の仕方が少し変わってきたような気がします。
その後は、いくつかのテーブルに別れて、それぞれが持ち寄った静物を描いていきます。
しばらく休止期間に絵を描いてきた方の作品を見せてもらったり、皆さんのテーブルを回ってアドバイスしたり、時にはデモをしながら、絵(今日は特に下絵)の描き方のコツのようなものをお話したり…でした。
そんなわけで、今日は私が描いたものは無しです。
#せめて皆さんが描いているところを写真に撮っておけば良かったかもしれません。
しかし、時は新型コロナ感染者の増大が話題になっているところなので、以前より終了時間も早めになりました。
こんな状況をいつまで続ければ良いのでしょうか。
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佇むヨット:F6(江の島ヨットハーバー)  
2020/08/03 Mon. 20:53 [edit]

先日、江の島ヨットハーバーへ絵を描きに行った時のこと。
あいにくの雨でしたので、それを避けながらヨットの下で雨宿りをしながら描いていたら…案の定追い出されました(苦笑)。
簡単な下描きだけは描いていたので、今日はそれに着色してみました。
雨降り天候だからといって、そのまま描いては面白くないので、明るい日差しをうけているつもりで描いています。

以下は、いつものように私の水彩画法を紹介しましょう。
■第一ステップ
第一ステップはベースとなる色を置きながら、ハイライトとして残すべき箇所を確かめて行きます。
同時に、下絵は簡単なものですので、デッサンを確かめる意味もあります。

■第二ステップ
基本的にはどのような場所も、色の三要素である明度・彩度・色相は三段階まで表現できれば、絵は一応出来上がっていきます。
この段階は2段階目の濃度を探して色を置いていくと考えていいでしょう。
そうやってデッサンを確定しながら、全体の雰囲気を作っていきます。

category: ┗ 教室20年
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