T教室:大岡川/橋下から覗く舟:F6 
2020/10/29 Thu. 19:07 [edit]

本日の教室は10月08日が雨のため延期していたものです。
場所は桜木町大岡川周辺、横浜市役所も新しくなったのでその周辺で描けるのではないかと考え出かけてみました。
市役所の高層棟だけではなく、いつの間にか、駅から市役所に続く歩行者デッキが作られていて、周りの景観は一変したようです。
先日の大桟橋から見たランドマークタワーを中心とする風景も、ここから見ると違ったアングルで見ることができ新鮮な感じがします。





こちらの風景は従来のままですが、以前はこのようなアングルで見ることはできなかったものです。


さあ、帰りの風景です。
ランドマークタワーもこの時間帯になると、光を反射していて印象的に見えます。





さて、今日のスケッチの手順を紹介しましょう。
ただ、今日は皆さんの絵を見る時間が長く、自分の絵にかかっている時間があまり確保できませんでした。
◆第一ステップ
明暗(光があたっている部分、影の部分)に注意しながら、ベースの色を置いていきます。
これだけで大まかな雰囲気が描けているのは、光のあたっている部分には色を置いていないからです。背景も単調にならないよう、どこに光を置くか、白い部分を残しながら…です。水の色・影の色と、青を基本に色を置いています。
形に拘るより、光を描く方がどれほど絵を魅力的にするかを感じていただきたいと思います。

◆第二ステップ
さらにより暗い部分を見つけながら色を置いていきます。最初に青系の色をメインに置いていったので、この段階ではやや茶系を感じる色が中心になるかもしません。私の場合、ウルトラマリン(青)とバーントシェンナ(茶)を濃淡表現に使うことが多いので、この方法はとても都合がいいのです。極端に言えば、この2色で絵を描くことができます。
第一ステップと色調が異なるのは、現地での撮影を忘れてしまって家で撮ったためでしょうね。
本来でしたら、次のステップは、メリハリを付ける表現として、①より暗く色を置くこと、②より魅力的に見えるような色彩を重ねること、になるのですが、本日はここまでしか進められませんでした。

◆第三ステップ
11月2日、ようやく完成させることができました(画像は、このページのトップ)。
category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
T教室:大桟橋/みなとみらい地区を望む:F6 
2020/10/24 Sat. 21:28 [edit]

本当は昨日の予定だったのですが、雨のため本日に順延とした大桟橋での写生です。
#大桟橋でしたら雨でも中で描けるのですが、やはり天気が良いほうが気持ち良いのは当たり前のことです。
さあ、出かけましょう。
待ち合わせ場所のシルクセンターから出発です。




ここから見えるみなとみらい地区にも様々な建物が増えて、かっての整然としたスカイラインが少し失われてきたようです。
まずは、大さん橋の上を一巡りしてみます。ここでは、多くの人々が思い思いの時間を過ごしていました。
それにしても、飛鳥IIが停泊しているとは予想していませんでした。ちょっと誤算です。









私達が描いていたのはこんなところでした。



そして、当然のことですが、帰る頃には随分日差しが違っていました。


さて、本日の私の絵の進め方(水彩画法)です。
◆鉛筆による下絵
いつものように、単なるアタリに近いような下絵ですが、それでも建物の影と陰影は気にしています。

◆第一ステップ
簡単にベースとなる色を置き、影をつけています。
ここまで描けば、大まかなイメージが見えてくると思います。
#全面の広場堤防の角度を、もう少し緩やかにしておけば良かったかと、ちょっと反省しますが、この時は気づきませんでした。

◆第二ステップ
ある程度の色を置き、陰影表現もかなりの程度まで進めましたが、まだまだ途中です。
#こうした風景は、本当はP判(パノラマ)や、M判(マリーン)の方がやはり落ち着くようです。ここで使っているF判(フィギュア)では、ちょっと窮屈なように思います。
今後は、どうしたらこれをもっと魅力的な絵にすることができるか、考えながら仕上げの段階に入りたいと思います。

category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
T教室:(星宿山)王禅寺/静寂の観音堂:F6 
2020/10/22 Thu. 19:36 [edit]

本日の天気予報でしたが、現地に着いてみればすっかり天候が回復していたようです。
「王禅寺」、ここは初めての場所でした。ネットで見ていた風景とはちょっと印象が違いましたが、光が私達の気持ちを後押ししてくれたようです。








一通り見たのですが、もっと広い境内を想定していましたので、まあ何かあるんじゃないかと別の道(西門を下る道)を歩いてみました。


振り返って…これが西門です。
途中、亀がいる池を撮影しながら東門に出たのですが、雑木林があるだけで何もありません。
丁度、散歩中の方に聞いてみたのですが、やはり私達が見ていたのが王禅寺境内のようでした。


ちょっと拍子抜けしながら、違う道を戻ってみました。




戻ってみれば、すでに皆さんはこのあたりに集まって描いていましたので、私も合流しました。


さて、今日の私の絵の手順です。
◆第一ステップ
皆さんが前方を確保していたので、私は後ろの方から描いてみました。
いつものようにベースになる色を置き、影色を置いたところです。

◆第二ステップ
#この2枚はあまり進んでいませんが、右の方はちょっとだけ色を加えています。
第二ステップでは、手前を中心に色を加えていますが…。
本日は、昨夜用意しておいたいつものパレットを忘れて、永山祐子さんの色を置いたパレットだけなので、いつもの色が出せずに苦労しています(笑)。
だから、無理してあまり進めすぎないように、このあたりで留めておきました。


◆第三ステップ
仕上げのつもりでここまで描き進めたのですが、右上の木々の暗さがもう少しあった方が良いと考え、もう少し手を加えました。
それが冒頭の絵です。

category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
遊彩会:作品展の準備(その1) 
2020/10/20 Tue. 22:13 [edit]
本日の遊彩会、
◆まず最初は、先の「長崎の黒船」の講評です。
皆さんの絵を並べてみると、それぞれの個性が明瞭に見えてきますが、それでも以前の絵と比べると明らかに各自の色、表現力が上がってきているのを感じます。
それぞれの方々も自分の絵と皆さんの絵を比べてみながら、自分の絵が気をつけたほうが良いことに気づいてくれているのではないかと思います。
◆その後の時間は、近づいてきた作品展の準備です。
それぞれ、自分の絵に筆を入れていましたが、何人かの方にはお手伝いの筆を入れさせていただきました。
◆まず最初は、先の「長崎の黒船」の講評です。
皆さんの絵を並べてみると、それぞれの個性が明瞭に見えてきますが、それでも以前の絵と比べると明らかに各自の色、表現力が上がってきているのを感じます。
それぞれの方々も自分の絵と皆さんの絵を比べてみながら、自分の絵が気をつけたほうが良いことに気づいてくれているのではないかと思います。
◆その後の時間は、近づいてきた作品展の準備です。
それぞれ、自分の絵に筆を入れていましたが、何人かの方にはお手伝いの筆を入れさせていただきました。
category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
F教室:龍口寺/段上の塔:F6 
2020/10/16 Fri. 20:39 [edit]

最近の天気は不安定続きで困ります。
本日もなかなか安定しない天気の中、かろうじて外スケッチができそうな日でした。天気予報は曇り。明日の予報はまた雨でした。
集合場所は江ノ電「江ノ島駅」。ここをスケッチする人も結構いますから、写真も一枚。

さて龍口寺です。







絵を描いているうちに、いつの間にか空が晴れてきたようです。日差しを感じられるようになってきました。
だから改めて写真の取り直しです。




光が感じられるとこんな風景も描けるかもしれないと思ったりします。


ここは絵かきグループも柔軟に受け入れてくれている感じです。しかも参拝客も比較的少なく、私達も気持ちよく絵を描くことができました。
そして、帰る頃にはさらに光が良くなってきたようです。




帰り道、江ノ電を撮影したのですが、見事に失敗しました(苦笑)。


* * * * *
さて、今日の絵を描いた手順です。
◆第一ステップ
いつものように、簡単スケッチをもとに下地となる色を大きく置いていきます。
この段階は正確に描くというより、大雑把に色を置きながら鉛筆デッサンを確認する段階だと考えています。

◆第二ステップ(その1)
それに、次の暗さ・強さの色を置いていきます。
今日は、朝の光が物足りなかったので、現場の風景にとらわれずに、最初から絵の構成を考えて描いていますので、現場で仕上げるのは(いつもの仕上げ段階より前の段階で留まっています。)最初から諦めています。

◆第二ステップ(その2)
さらに色を重ねていきます。
本日はここまでで大まかな絵づくりをし、次の段階の仕上げの前段までに留めています。

10月19日、一応の仕上げとしました。
category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
T教室:多目的S(各自)/ 
2020/10/15 Thu. 23:45 [edit]
今日は、それぞれが自分の描きたい風景を描く日です。
教室の皆さんの「第5回 四季彩の会・絵画展」が近づいているので、教室で描く絵とは別に展覧会出展作品を持ってくる人もいて、いつも以上に大忙しでした。
皆さんの絵を十分見てあげられないのは心残りですが、展覧会直前の教室ではそういう時間も必要だと思いますから仕方ありません。
それでも最後に並んだ皆さんの絵は、なかなかの力作揃いでした。
せめてそんな写真でも撮っておけばよかったのですが、撮影を忘れてしまいました。
そんなわけで、本日も画像なしです。申し訳ありません。
教室の皆さんの「第5回 四季彩の会・絵画展」が近づいているので、教室で描く絵とは別に展覧会出展作品を持ってくる人もいて、いつも以上に大忙しでした。
皆さんの絵を十分見てあげられないのは心残りですが、展覧会直前の教室ではそういう時間も必要だと思いますから仕方ありません。
それでも最後に並んだ皆さんの絵は、なかなかの力作揃いでした。
せめてそんな写真でも撮っておけばよかったのですが、撮影を忘れてしまいました。
そんなわけで、本日も画像なしです。申し訳ありません。
category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
F教室:多目的S中(共通)/フェネラリーフェ離宮中庭(スペイン) 
2020/10/09 Fri. 23:13 [edit]

本日は台風14号が接近している中の室内スケッチの日。
課題は、「フェネラリーフェ離宮中庭(スペイン)」でした。

いつも描き慣れているような絵のような気もしますが、皆さんからは難しいという声が多かったような気がします。
今日は、それに私が描く時間を使ってしまったこともあり、皆さんの時間が少なめになってしまったようです。
「まだ、途中です…」という声も何人からかはあったのですが、それは皆さんも同じこと。この場で、この限られた時間で、全部を完成するなんていうのは、虫が良すぎます(笑)。
とは言いながら、最後に並べてみればご覧の通り、皆さんなかなかの出来栄えのように思います。

今日の私の絵は、いつものように簡単な下描きをした後、以下のような手順で絵を描き進めています。
◆第一ステップ(その1)
いつもは、色の薄いところ、手前にあるものから描いていくのが通常なのですが、いろいろな描き方があっても良いと思います。
今日は皆さんがわかりやすいように、影の方から描いていくことにしました。割合面倒な風景なので一部(噴水等)は省略しています。

◆第一ステップ(その2)
次いで、明るい部分にかかります。まだ噴水の部分には、手をつけていません。

◆第二ステップ
暗さと、明るい部分の深みを加えていきます。
建物がやや右に傾いてしまいました。次のステップで訂正しながら仕上げていきます。

category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
遊彩会:長崎港の黒船(その2)/ 
2020/10/06 Tue. 15:42 [edit]

コロナ騒動のため、こちらの教室も何かと不自由にはなっています。
先日の絵「長崎港の黒船」の続きを描くにも十分な時間をとるのが難しいようです。
それに皆さんも、11月に控えた「作品展」への展示作品の仕上げも気になるようです。
ということで、今日も短時間となりました。

デモでは、急いで描きますから、仕上げのための手直し作業がなかなか大変なのです。
10月16日、一応の仕上げとしました。
category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
F教室:都筑民家園/古民家の納屋:F6 
2020/10/02 Fri. 20:02 [edit]

本日は「大塚・歳勝土遺跡公園」の「都筑民家園」。久しぶりの?良い天気に恵まれ、気持ちよく描いてきました。

まずは、「センター北」駅から目的地までの道筋。今日はとても気持ちが良い天気でした。
しかし、こうして写真を見ると実際の風景から受ける印象は随分異なるものだということを感じます。






しばらく歩いてようやく目的地に到着しました。
この竹やぶ越しに、今日の目的・旧長澤家住宅が見えます。










そして私が今日描いたのはこちらの一隅でした。

しかし、ここでもコロナの影響が…。
30分以上滞在する人には検温と連絡先の記録が求められてしまいました。仕方ないこととは言え、いつまでこんな生活を続けるのでしょうか。
絵を描き終わった後、隣接する「大塚・歳勝土遺跡」を見て帰りました。



今日は参加者が少なかったので、いつもよりじっくり描くことができたようで、いつもより繊細に描けたようです。
◆下絵段階
下絵もいつもより丁寧に、鉛筆画の下絵くらいの感覚で描いています。
画像も細部がわかるように…と、暗めにしています。

◆第一ステップ
いつものように下地の色を置いているのですが、若干、いつもより丁寧です(笑)。
この段階は、鉛筆で簡単に描いた(と言っても今日はいつもより丁寧ですが…)デッサンを、色でさらに補正しつつ具体化している段階でもあります。

◆第二ステップ
周辺部に色を置きながら、どこまで描くべきかを考えています。
そして、中心部には色を重ねながら、この鄙びた雰囲気をどこまで描けば表現できるかを考えています。

category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
T教室:真鶴漁港/谷間の漁港:F6 
2020/10/01 Thu. 20:56 [edit]

本日は、雨で順延になっていた真鶴漁港です。
朝から雨模様ですが、天気予報は昼ぐらいから(曇りながら)良くなるはず…と決行です。
現地に着いてみれば、もうすっかり雨はあがっていて、雨の気配はなくなっていました。でも曇天には変わりありません。










描いているうちに、気がついてみればどんどん晴れが進んでいたようです。
良い光になっていました。




本日の絵はなかなか難しい。調子が出ず、形が決まらないのです。
手こずりながら何とか描いてきたのですが、何となく不本意です。そうそういつもうまくいくわけではありません。
ですが、気持ちよく描けたので良しとしましょう。
帰りの漁港の空気も清々しさを感じるものでした。
#当初の光と比べて見て下さい。






さて、今日の絵です。
今は、何が不本意だと感じる原因がわかりましたが…不本意ながら、今日の絵をあげておきましょう。


描きかけの絵をどうしても先に進める気分になれず、写真から違うアングルの絵を描くことにしました。



category: ┗ 教室20年
tb: -- cm: 0
| h o m e |