fc2ブログ

 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(10〜12月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


溜まった絵の仕上げ(その3)  

三重塔の春:F6(三渓園) <三重塔の春:F6(三渓園)>

 今日は出足が遅れて、この絵を仕上げるので精一杯でした。


category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

溜まった絵の仕上げ(その2)  

 コロナ騒ぎも、考え方を変えれば十分な時間を与えてくれたということになりましょうか。
 今日はおかげで3枚の絵を完成させることができました(笑)。

210429 <池端の桜:F6(舞岡公園)>

210429 <汽車道の桜:F6(みなとみらい地区)>

210429 <水辺の桜:F6(相模原公園)>


category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

溜まった絵の仕上げ(その1)  

 随分、未完のままの絵が溜まっていたので、まとめて仕上げていこうと思います。

210425 <旧家の桜:F6(舞岡)>

210425 <上野大黒天堂の桜:F6>

210424 <桜の清水寺:F6>

<樹間から洋館を望む(ベーリックホール):F6>

210424

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

F教室:山手234番館周辺(ベーリックホール)/樹間から洋館を望む:F6  

210424

 本日の教室は、久しぶりの外スケッチになったような…。

 桜の季節が終わり、新芽の季節ということで山手234番館周辺で描けるかも…と思ってでかけたのですが、もう新芽というより緑もかなり濃くなっていたようです。
 コロナの感染数も増加しており緊急事態宣言が発令されようという時期ですので、参加者も少ないかもしれないと考えていたのですが、思いがけず結構な数の参加がありました。

 山手234番館は常に日陰の風景になってしまうので、これからの季節ではあまり絵にするのが難しくなります。
 あたりを見回してみると他にもいくつか描けそうな場所があったのですが、光の具合が良かったのは、エリスマン邸とベーリックホールでしょうか。

210423 210423

210423 210423

210423 210423

 エリスマン邸はこれまでも何枚か描いてきているので、本日は久しぶりにベーリックホールを描くことにしました。

 写真を撮り忘れてしまい、本日は最終段階の画像だけです。

210423

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

T教室:公会堂(共通)/桜の清水寺:F6  

210424

 本日は、恐らく多くの方が目にしたことがあろう清水寺の風景。まさに絵葉書的な風景を描いてみようというものです。
 共通の画題を描いてみようという今日のような日は、最近、思っている以上の参加者があります。皆さん、外に出るのが辛くなったのか、公共交通機関を使うのをできるだけ避けたいと思っているのかわかりませんが…。

 ただ、この写真は桜の最盛期を過ぎたものなので、桜の風景にするためには少しの演出が必要です(笑)。

210422

 誰もが目にしている風景、様々な樹種が混在する林の風景等難しさのある風景です。
 いつも感じるのですが、途中までは皆さんの絵の進み方もちょっと遅いかな?と思っていても、最後の講評段階になるとかなりの力作が並ぶのです。不思議なものです(笑)。
 今日も写真撮影、忘れてしまいました。

 いつものように、私の水彩画法を紹介してみましょう。

◆第一ステップ

 各面のベースになる色を置いていきます。
・前面の林は、桜の雰囲気を感じられるよう、タップリの水を使い、ピンクを中心に春らしい明るい緑を滲みを使いながら置いています。
・建物は暗さが重要です。軒下の暗さはシャープに、舞台面等多くの人が見える場所は直線的にならないよう暗さを置いていきます。
・空は雲を意識せず、屋根との境界を明確にするように置いていきます。

210422

◆第二ステップ(その1)

 桜や林の群落が感じられるよう微妙な表現を加えています。
 屋根や桜の細部表現に行く前の大まかな雰囲気を作っています。

210422

◆第二ステップ(その2)

 空、桜、建物の暗部、舞台上の人々など、さらに強い色を加えながら細部の表情を作っています。
・空は、青空の部分の色を加えることにより雲の感じが表現できます。この段階で始めて雲を意識すれば十分だと考えています。
・屋根は目に見える色を置いてしまうと光を受けている感じが薄れてしまいますから、色の強さに注意が必要です。
 
210422

 ここまでで8割ほどはできていると考えていますが、仕上げ(第三ステップ)にはまだ細部の手入れが必要になります。

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

遊彩会:各自の桜の風景を描く/上野大黒天堂の桜:F6(その2)  

210425

 本日の遊彩会は、先日の桜の絵の続きです。

 最初は、皆さんが先日描いた絵の講評をして、それを踏まえて手直し、完成させるというものです。

 本日は、私の絵を完成させると言うより、皆さんが完成させるのにアドバイス等をすることが中心になりましたので、私の絵は殆ど変わっていません。

 トップの絵は、この日の教室の後仕上げたものです。

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

「第10回 日本透明水彩会VR展」(期間1ヶ月)  

 以下のように、「第10回 日本透明水彩会VR展」の様子が公開されました。
 是非御覧ください。

210421

第10回 日本透明水彩会VR展
https://my.matterport.com/show/?m=hBzYknRHqtn

 パソコンやスマートフォンを使って自由に歩き展示を見れます。
 床の丸いマークをクリックすると各作品正面から見れます。
 合計62枚の水彩画展示をお楽しみください。

■会期 5月中旬まで。
電話にて原画販売受付中。
(03)5288-8881 ギャラリー担当まで

■小作品コーナーは4/20 16:00迄の販売
※売約済みの作品も多くあります。
あらかじめご了承ください。

category: ┗展覧会・画家

tb: --   cm: 0

「第10回JWS展」と出品作品  

 いよいよ「第10回JWS展」が開催の運びとなりました。

210311


 明日はJWS展搬入です。
 会場に来られない方も多いと思いますので、私の出品作品をご紹介させていただきます。

 今回の出品作品は次の4点です。
 過去で紹介しているものは、今回の出品のために手を加えています。

■出品作 作品サイズ:410✕318mm(これが額に入ります)

210412  「林間の家(軽井沢):F6」 

210412 「逆光の水路(長崎):F6」

■小品 作品サイズ:227✕158mm(これが額に入ります)

 これら小品作品は、会員の皆さんができるだけ多くの方々にご購入いただけるように…と、各自が以下の定額(低価格)で準備したものです。

210412 「眩耀の海(鞆の浦):SM」

210412 「眩耀の里(白川郷):SM」


 なお、作品の会場販売は初日14日から。
 電話による販売は翌日の15日朝9時からの受付けです。 

◆お問い合わせ、ご注文は(03)5288-8881
 代表電話なので「4階ギャラリーへ」とお願い致します。

日本透明水彩会展(JWS展)
4月14日(水)〜4月20日(火)
丸善・丸の内本店 4階ギャラリー

category: ┗展覧会・画家

tb: --   cm: 0

F教室:舞岡公園/池端の桜:F6  

210429

 新型コロナの変異株への感染が急速に拡大しつつあるようです。そんな中ですが…
#「まん延防止等重点措置、3都県に政府適用…期限は東京が5月11日・京都・沖縄は5月5日まで」に指定されることになりました。

 今は新春の気持ち良い日々が続いています。
 今日の教室は、桜の後の新緑の舞岡公園。良い天気の中、気持ちよく描いてきました。
 参加者も比較的多かったのですが、ここではあちこちに分散して描いていたため、最後には思いがけない絵も並びました。

 さて、いつもの場所から回ってみたのですが、すでに緑は多すぎるほどになっていました。

 210409 210409

210409 210409

210409 210409

 ここの桜はすでに花が終わりつつありますが、これを満開の桜にして描くことにして、ここで何人かで描いてきました。

210409

 自分の絵にかかっている時間も乏しかったため、これで半分くらいの出来でしょうか。

210409

*     *     *     *     *


 後日、なんとか完成させました。
 トップに上げておきます。

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

逆光の水路(長崎):F6  

 いよいよ14日からJWS展が始まります。

 ようやく展覧会出品作品を仕上げました(苦笑)。
#搬入までに、もう少し手を入れるかもしれませんが…

逆光の水路(長崎):F6

category: ┗ 風景21年

tb: --   cm: 0

遊彩会:各自の桜の風景を描く/上野大黒天堂の桜:F6  

210425

 それほどひどくはないが、昨夜からまた寒さがぶり返したようです。

 今日の遊彩会は、それぞれが桜の写真を持ち寄って描こうというものでした。
 3月の末頃、数日間京都の桜の名所を歩き回ったという方が、たくさんの写真を提供してくれたのですが、私は、たまたま持っていた上野大黒天堂の桜の写真を持参したので、それを描くことにしました。

210406

 今日は、各自がそれぞれのペースで描くので私の方は気が楽ですが、それではあまりにも素っ気ない。だから、まずは私のデモ(以下、最初の1枚)からスタートです。
 以後は、他の人達の絵に多少のアドバイスをしながら、時間を見つけて自分の絵に少しずつ手を入れたもの。
 全体的に大雑把ですが、私の水彩画法の手順がわかると思います。

210406 <ファースト・ウォッシュ>
 最初のこのステップは、大まかにベースとなる色を置くことにより、全体的なイメージを描出することができます。
 基本的には2つのポイントが重要だと考えています。

①鉛筆の下描きがほとんどしてありませんので、色を置くことによりデッサンを確認すること。

②絵の中で最大の明るさを表現すべき箇所(紙の白を残す部分)を明確にすること。

 教室のデモでは、時間節約のためもあって複雑な色を置きませんが、自分のペースで色を置いていく場合には、タップリ水を使い、にじみなどで複雑さを感じる色を置いておきたいところです。

210406 <桜意外の部分の表現を加えて…>
 さらに細部に目を向け、桜意外の部分の色を置きながら、形を作っていきます。
 暗さを入れることにより、桜の枝ぶりがより具体的になり、各部の形が明確になっていきます。

210406 <さらに暗い部分に手を加えて…>
 この段階ではまだ桜に手をつけていません。
 あくまでも桜意外の部分の表現を具体化しています。

210406 <桜の花びらを散らして…>
 桜は、それを見る距離に依って様々な描き方があります。
 この絵では、中央の桜の以外に、右側の遠方の桜、左側の近景の桜を置いています。これによってより空間を感ずることになりますが、その表現の違いを見ていただきたいところです。ただ、あくまでも主役は中央の桜ですから、左手前の桜は(あくまでも相対的な意味で…ですが)描きすぎてはいけないと考えています。

 また、周りの色を置くことに依って浮き上がらせるだけの桜表現では、どうしても不自然な部分が残ります。
 それを救うために私は(マスキングの代わりに)補助的に「白」を使います。
#マスキングは、絵を描くというより職人的な仕事に思えて、私はあまり使いたくないのです。特に現場では…。


 ここまで描ければ、後は仕上げとなります。
 全体のバランス・調和を考えながら、色調や細部など、全体的に仕上げていきます。

 なお、この絵は、4月20日の次回の教室の後仕上げたものになります。

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

T教室:公会堂/三重塔の春:F6(三渓園)  

三重塔の春:F6(三渓園)

 春、桜の季節です。
 ということで、本日の教室は、以前三渓園で撮影したこの風景、現場では描けない風景なので写真から描くことにしました。

210402

◆第一ステップ

 いつものように私のデモから始まります。
 今回はいつも以上に大まかなアタリを元に着彩しはじめました。
 最初の着彩(First Wash)は、水をタップリ、大まかなデッサンのつもりで雰囲気を大切にして色を置いていきます。大切なのはどこに白を残すか…と考えています。

210402

◆第二ステップ

 濃い色を置く時は形を決定する時。デッサンにより注意が必要ですが、ベースになる色が置いてありますから、そう大きく間違うことはありません。
 形が大事だからといって、屋根や建物だけをしっかり描かない方が良いようです。特に建物と周囲の木々の絡みが雰囲気をつくる上で大切ですから、そういう部分は曖昧にしておくほうが良いと私は考えています。

 こうした塔は、常に中央に尖塔部分があること、つまり屋根、建物の中央部分に尖塔が位置することを意識している必要があります。しかし、描いていると庇など、どうしても左が短くなるような傾向があるようです。
 こうしてみると、私の絵もその傾向があるようです。しかし、それを意識していればまだ直すことはできます。

 ここまでは皆さんに見ていただきました。

210402

◆第二ステップ(後半)

 皆さんが描いている間、手持ち無沙汰なのでもう少し先を進めてみました。
 それぞれの部分の表情を深めるよう手を加えています。
 
210402


 そして、最後に皆さんの絵が並びました。
 この風景も比較的単純ですから今日は早めに皆さんの絵が仕上がるかと思っていましたが、いつもどおりの時間になりました。簡単そうに見える風景ほどいつもとは異なる難しさがあるようです。

 こうして同じような絵が並ぶとまた圧巻です。
 しかし、よく見るとそれぞれの個性が見られます。同じように描いていても皆違う絵になります。面白いものですね。

210402

*     *     *     *     *


 後日、一応仕上げましたのでトップに上げておきます。

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

T教室:舞岡ふるさと村/旧家の春:F6  

210425

 昨日、満開であることは確認していたのですが…。
 今日は満開の舞岡の一本桜を描きにでかけました。

 そして、こちらが以前も描いた桜、見事な桜です。

210401 210401

 そして、本日は、以前からちょっと気になっていたこちらの農家の庭先を、たまたま筍掘りをしていた方に許可をいただき、描かせていただきました。
 幼稚園児くらいでしょうか、子供が絵を描く邪魔をしてくれるのでちょっとやっかいでしたが、適当に相手をしながら描いていました。
 せっかくでしたので、絵には桜を咲かせてあげることにしました(笑)。

 天気も良く、気持ち良く描けました。

210401 210401

 そして帰り際、ちょっと気になる風景を撮影しておきました。

210401 210401

 
 
 

category:  ┗ 教室21年

tb: --   cm: 0

プロフィール

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ