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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(10〜12月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


「第20回 日本スケッチ画会展」のご案内  

 9月は展覧会で大忙しです。

 今年も「日本スケッチ画会展」が開催されます。
 コロナ感染の拡大が続くこんな時ですが、よろしければ是非ご覧いただけますようご案内いたします。

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category: ┗展覧会・画家

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3枚の絵の完成  

 個展やら日本スケッチ画会展、水彩人展など展覧会が近づいています。 

 水彩人向けの大きな絵の完成がまだですが、教室の絵が未完のままなのも気になります。それで今日はそちらにかかっていました。
 これで、完成したということにしておきましょう。

村外れの家:F6(アルベロベッロ) <村外れの家:F6(アルベロベッロ)>

庭園越しの本堂:F6 <庭園越しの本堂:F6(鎌倉瑞泉寺)>

樹間の坐禅堂(衆寮):F6 <樹間の坐禅堂(衆寮):F6(総持寺)>

category:  ┗ 教室21年

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F教室:多目的S中(共通)/村外れの家:F6(アルベロベッロ)  

村外れの家:F6(アルベロベッロ)

 本日の教室は皆で同じ風景を描いてみようというものです。
 選んだ画題は南イタリアのアルベロベッロ。ちょっと童話の世界のような不思議な風景です。

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 今日は、私のデモを見ていただきながら、皆さんにも段階的に絵を進めていただくことで水彩画の描き方、注意すべき点を理解していただこうとするものです。

◆第一ステップ 

 今日はいつもとちょっとだけですが、変わった進め方をすることになるかもしれないと思いながら…です。
 まず、空を塗りながら、影の部分も一緒に色を置いていきます。
 グリザイユでもあり、殆ど描いていない下描きの補助のような意味もあります。

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 そして、それに明るい面の色を置いていきます。
 壁面にも色を置くことにより、壁面は<影色+壁面の基本色>となり、建物の立体感が表現することができます。

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◆第二ステップ 

 緑系の色を置くことにより、ほぼ全体的なイメージを描くことができています。

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◆第三ステップ 

 陰影の調整をすることで完成イメージに近い表現ができます。

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 これを完成させるにはもう少し手を入れる必要がありますが、今回は自分でもちょっと不本意な点が多かったようです。

 皆さんも、慣れない風景画でちょっと苦戦していたような印象でしたが、最後に皆さんの絵を並べてみればこのとおりです。
 皆さんの絵も立派なものだと思いますがいかがでしょうか?

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category:  ┗ 教室21年

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T教室:瑞泉寺/庭園越しの本堂:F6  

庭園越しの本堂:F6

 しばらく涼しくなりつつある気配を感じさせてくれていたのですが、本日は真夏日に戻ってしまいました。
 そんな中、鎌倉瑞泉寺に行って来ました。

 鎌倉駅から大塔宮までバスで行きます。
 そして、ここ「旧官弊中社 鎌倉宮」とか。

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 ここからさらに奥に10数分。暑い中を歩きます。
 何本か、立派なさるすべりの木がありました。

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 簡単な門(でもこれが総門)をくぐり、拝観料200円を払って石段を上がっていきます。
 前回は右側の石段を上がっていったので、今回は左の苔むした古い石段を上がってみました。足が滑りそうな不安がありますので、注意しながら行きました。

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 そして、山門です。

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 まずは境内を巡ってみます。

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 前回描いたのはこちら、庭園側です。

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 もう一度、山門の方に戻ってみます。

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 そして、今日はここで描くことにしました。

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 そして、帰り道。ちょっと気になる風景を拾ってみました。

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 さて、いつものように私の水彩画法です。
 今日は、この木漏れ日の風景を描きたいと思っていたら、いつもより表現が細かくなってしまったようです。

◆第一ステップ

 いつものようにベースになる色を置いていきますが、木漏れ日が複雑なのでいつもより細かなタッチです。

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◆第二ステップ

 全体に色を置くと同時に、影の部分に暗い色を置いていきます。

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◆第三ステップ

 それぞれの緑の色調を考え、奥行きを考えながら多様な緑の表現を意識しました。

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 今日は比較的短時間でここまで来ましたが、これを完成させるためには、全体のバランス、色調等を考え手を加えていかなければなりません。

category:  ┗ 教室21年

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個展の御案内  

 新型コロナ(デルタ株)の感染が急拡大中のこの時期ですが、久々の個展を開催することになりました。

 こんな時期ですのでどうなるかわかりませんが、一応…ということでご案内いたします。

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 コロナのために2回延期した後の3度めの正直です。
 機会がありましたらご高覧いただければ嬉しく思います。

*     *     *     *     *


 なお今回は、隣室で友人の石谷正良氏も個展を開催していますので、併せてご案内させていただきます。

石谷正良氏個展案内

category:  ┗ 教室21年

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F教室:総持寺/樹間の坐禅堂(衆寮):F6  

樹間の坐禅堂(衆寮):F6

 今日は久しぶりの総持寺です。
 天気予報は曇のち晴れだったのですが、当日は快晴でした。やっぱり光があったほうが絵を描くには嬉しいです。

 強い日差しの中、総持寺入口部分(下の地図右下)から絵になりそうな風景を拾っていきます。(参考:境内Map

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 三門を入ると広大な境内が広がっています。
 本日は絵を描く前に、まず境内全域を巡ってみることにしました。

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 そして、今日はこの風景を描くことにしました。
 描きたい部分が見えにくいので、場所を変えながら描いています。

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 今日は広い境内をあちこちで分散して描いていたので、全く違う場所(三宝殿)で描いていた方を探しに行ってみました。
 
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 さて、いつものように私の水彩画法の紹介をしていきましょう。

◆第一ステップ

 鉛筆の下描き段階を丁寧に描いていても仕方ないと割り切っているので、いつも鉛筆はアタリ程度です。現場ではどうせ細部はよく見えませんから…(笑)。

 そのため、最初は絵の具でデッサンするように大まかな形を決めていきます。
 この手順はいつも決まったものではありませんが、しっかりした形のものの場合には、薄めの色で影の部分の表現をしていくことが多いようです。
 影の部分が描けたら、次は緑の部分です。

 全体に色が置けたら次の段階に進みます。

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◆第二ステップ

 途中の段階を随分飛ばしてしまいましたが、こちらが現地での段階です。
 この後は仕上げ段階になりますが、仕上げに向けて特に注意しているのは以下のような点でしょうか。

・筆を入れるのをどこでやめたら良いか。
 効果的な仕上げを意識する。細部にこだわりすぎない。

・全体のバランスとメリハリを考える。
 特に色彩、色の強弱。

・絵をより魅力的にするために何が必要か、何ができるかを考える。
 新しい色・表現への挑戦。

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category:  ┗ 教室21年

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T教室:公会堂1号(各自)/  

 この数日、全国の各地に災害を及ぼしていた豪雨も少し小康状態か、昨夜は少し涼しさも感じる日になりました。
 日中は、少し雨も残っていましたが、今日の教室は公会堂1号です。

 コロナの感染も急激に拡大しているようです。この教室は窓を開放できるので、室内では少しは安心できるのですが、途中の交通機関にはより注意が必要なので参加者も少なめのようです。

 人数が少なければ、皆さんとの時間も十分持つことができます。

 最後に並んだ絵は、こんな感じになりました。

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 家で描き貯めた絵も入っていますので、一人複数枚出している人もいます。展覧会を狙って大判で描いている人もいます。
 そんなせいか、今日はいつも以上に力作が並んだようです。

category:  ┗ 教室21年

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T教室:公会堂1号(共通)/村外れの廃屋:F6  

村外れの廃屋:F6

 今日は、久しぶりに涼しい天気になりました。
 今日の画題は「村外れの廃村」ということで、いつものように私のデモを見ていただきながら、皆で絵を描く際のポイントなどを学ぼうというものです。
#写真は、もう10年ほど前のデジカメのものなので、ちょっと暗いかもしれませんね。
#以前、この写真を踏まえた描いたのがこちらです。今回の絵と比較するのも面白いかもしれません。

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 今日も、皆さん頑張って、限られた時間ですがこんな感じに仕上がりました。
 皆さん、なかなか腕を上げていらっしゃいますね。私の絵もこの中にあるのですが、すっかり埋もれてしまっています。

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 さて、今日もいつものように私の水彩画法を紹介しましょう。
 今日は、いつもより丁寧に途中写真を撮ることができました。

◆第一ステップ

 鉛筆でラフなアタリを描いたところで色を置いていきます。
 今日はこの段階で、建物もの形は特に…ですが、いつもより少し慎重に描いています。

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◆第二ステップ(その1)

 左側の樹木、手前のススキの草むらなど、そして建物の暗部に色を置いています。今日は、明るい部分と最も暗い部分を強調するように色を置いています。特に、明るい部分は素材の色は無視しているところに注意してください。
 これだけで基本的な雰囲気が出来ているのがわかりますでしょうか?
 後は、中間的な色を置いていけば大まかには出来上がります。

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◆第二ステップ(その2)

 その中間的な色調の部分に色を置いてみました。
 こうした過程を積み上げていけば完成となります。
 今回は、右側を少し空けて、道の雰囲気を作るという構図上の工夫をしてみました。

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◆第三ステップ(その1)

 今日は、比較的絵が進みましたので、第三ステップとしています。
 絵全体の細部を詰め始めています。しかし、あくまでもデモですから、蔵のなまこ壁の部分など、まだ一部しか描いていないところもあったりします。

 こうやって、全体のバランス(調和とメリハリ)を考慮しつつ、細部を詰めていけば完成…というわけです。
 
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17日(火)、公会堂1号の教室の前に時間が余ってしまったので、待ち時間の間に仕上げました。

category:  ┗ 教室21年

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F教室:多目的S中(各自)/  

 新型コロナの感染が急拡大しており、とうとう、本日は東京で4500人越え、神奈川で2000人越えとなりました。
 しかし、TVではオリンピック放送ばかりになっています。どこか狂っていますね。

 今日は室内教室ですが、さすがに、いつもに比べると参加者も少なかったようです。
#もっとも今月は、室内教室を通常の2倍の4日としていますからそのせいもあるかもしれません。

 しかし、このくらいの人数ですと、皆さんの絵を見てあげたり、ちょっと手を加えてあげたり…と、随分充実した時間になることがわかりました。
 もっとも、本日はそれに傾注したせいもありましょうが…。

 最後の講評のために並んだ皆さんの絵はこんな感じです。
 私の絵もありますし、一人で何枚か出している出していますので、本日の人数以上の枚数です。

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category:  ┗ 教室21年

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水田と農家:F4  

水田と農家:F4

 これも日本スケッチ画会展のための絵。3枚中、最後の1枚です。

 少し前にF6で描いた絵が好評だったようなので、日本スケッチ画会展用のF4サイズで描きました。

category:  ┗ スケッチ21年

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逆光の水路:F4(長崎)  

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 これも日本スケッチ画会展のための絵。
 長崎大浦天主堂へ向かうグラバー通りの橋の上で拾った風景です。

 今、場所を確認しようとGoogle Mapを開いてみたら、この町並みはすっかり新しくなってしまっていました。
 私が絵を始めてからも、絵になる風景はどんどん失われているように思います。

PS
 私の誤解だったかもしれません。
 Google Mapでみる右手前の建物に気を取られすぎたかもしれませんね。

 https://bit.ly/3CgAy0r

category:  ┗ スケッチ21年

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橋下から覗く舟:F4(大岡川)  

 日本スケッチ画会用の絵を描かないといけない。
 普段はF6サイズで描いているから、日本スケッチ画会展用にF4で改めて描く必要が生じてしまう。

 それで、どうしても以前描いた絵を改めて描くことになるのだが、今日はこの絵。

橋下から覗く舟:F4

category:  ┗ スケッチ21年

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