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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
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多目的S(共通:旧山形師範学校)/古桜と旧山形師範学校:F6  

古桜と旧山形師範学校:F6

 本日は皆で同じ風景を描きながら、水彩画の描き方を学びましょうという日です。
 画題は春らしく、桜のある風景を選びました。先週自習で描いてもらった山形の写真と同じ旅行で見つけた風景です。

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 逆光の建物の風景、しかもいろいろ込み入った複雑な建物風景ですから、皆さんもかなり手こずったようです。
 私のデモの時間もありましたから、皆さんの絵の進み方もそこそこですが、なかなかのところまで進んだと思います。

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 この後、自習で描いた絵も見せていただきましたが、自習とは言え、4時間たっぷり集中して描いた絵は、皆さんとても見ごたえのあるレベルまで到達していたように思います。

 さて、今日は途中経過を何回か撮影しましたので、(いつも同じように描くというわけではありませんが)私の水彩画法もわかりやすいかもしれません。

◆第一ステップ

 簡単な鉛筆の下絵の後、ウルトラマリンベースのブルーで空と建物の影部を着色しています。

・左写真
 光(日があたっている部分と)桜を明確にするわけですから、色を置いていく意識は、桜をどのように表現しておいたら良いか、建物の日を受けている部分をどう描いたら良いか、その意識を持ちながら色を置いていくことが大切です。
 こうした描き方は、特に複雑な風景を描く場合には結構有効な方法ではないかと考えています。

・右写真
 第一ウォッシュが乾いたら、次のステップのためにさらに鉛筆で下描きをしています。

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◆第二ステップ

 色を重ねながら桜、建物の雰囲気を作っていきます。
 その手順が良く分かるのではないかと思います。

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◆第三ステップ

 桜の雰囲気をつくるにはさらに手を加える必要がありますが、これはその途中段階です。
 建物も完成させるにはもう少し色調を整えたほうが良いでしょう。

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 ワクチン接種やら定期健康診断などがあり遅れましたが、3月9日、ようやく仕上げたつもりです。

category:  ┗ 教室22年

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