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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

港の見える丘公園/  

 本日は港の見える丘公園。
 今日は終日曇り空の予報だったのですが、このところ天気には恵まれない日々が続いたような印象でしたので、これでも良い方です。参加者も結構多かったようです。

 本当はもっと良い天気に恵まれて、満開のバラに囲まれたイギリス館を期待していったのですが…。
 あいにく、晴れ間が見えたのは僅かな時間。それでも、このところの雨に何度も祟られた経験からすればこれでも良い方です。
 そして、イギリス館正面(北側)のバラは満開には程遠い状態。しかし、南側はこんな感じでしたので、今日はここで描くことにしました。

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 描いていたら、途中で日本水彩の鈴木知子さん、新倉秋夫さんに声をかけていただきました。近々お二人の展覧会も予定されているようです。
#ちなみにネットを見たら…こちらは昨年の展覧会の情報でした。


 そして、本日の絵はここまで。まだもう少し手を入れないと完成とはなりませんが…。
 今日は何かと撮影するのを忘れてしまったようです。申し訳ありません。

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静物(花)の模写  

 本日は、皆で同じ絵を描いてみましょうという日です。
 私には、(記憶にある限り)初の試みとして、私が特に関心を持っているある方の絵の模写をすることにしました。

 皆さんにとっても、慣れない画風の絵だったかもしれません。
途中、難しい…との声があちこちから聞こえていました。
確かに、皆さんいろいろ手こずっているような印象もありました。

 しかし、短時間にもかかわらず、最後に並んだ絵はこんな感じです。
私にとっても、いつも以上に秀作が並んだように感じられました。皆さんの腕前もかなり上がってきているのかもしれません。

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 この日の私の水彩画法はこんな感じでした。
 自分の絵を変えていくには、模写はやっぱり良い方法の一つなのかもしれません。

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 もちろん、これで完成というわけではありません。
 この後、完成のためのステップが残っています。

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第21回「JSAA日本スケッチ画会展」の様子  

 第21回「JSAA日本スケッチ画会展」の22日は、私の当番日。
 私は、私の絵が展示されている4階が担当でしたので、お客様が途切れた合間に室内の様子を撮影してみました。

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 こちらの3枚が私の絵です。

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 今年は教室の仲間が他に3名この展覧会に展示されていましたので、その方々の作品も紹介させていただきます。

220922 Iさんの4枚。

220922 Kさんの3枚。外側の作品は撮り忘れてしまいました。

220922 Hさん。左側にあった小品は撮り忘れてしまいました。
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路地の風景(人形町)  

 本日の遊彩会。まずは前回の空と海の夕景について講評。
#私の絵はここまで進みました。
 今上陸中の台風14号の影響もあって、始まりがちょっと遅れ、しかもじっくり講評をしてしまったせいでさらに遅れ気味になってしまいました。

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 その後は、幹事さんが撮影してきた人形町の風景を各自で描くということになりました。
 皆さんの絵の進み具合を見ていても仕方ないので、私も一枚選んで描いてみることにしました。

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 残り時間も1時間余しかなかったので、今日は思い切って今まで描かない描き方をしてみることにしました。
 そして、絵の方はこんな風に進みました。

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 この後、どんな風に進むかわかりませんが、とりあえず現段階の絵をあげておきます。

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第21回「JSAA日本スケッチ画会展」のご案内  

 19日(月)からは、恒例の第21回「JSAA日本スケッチ画会展」が始まりますので、改めてご案内をいたします。
 私は、いつものようにF4サイズを3点展示させていただきます。

 私が確実に会場にいられるのは、当番日である以下の2日です。

●21日(水)(1階受付け14:00~17:30)
●22日(木)(4階14:00~17:30)…私の絵が展示される階ですから、こちらの方がゆっくりお話できそうです。

 このところ様々な行事で疲れていましたので、日曜日には搬入しなければいけないのですが、今回は昨夜に宅急便で送付してしまいました。


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多目的S中(各自)/  

 本日は、各自写真を用意して、自分の絵を描くという日です。

 本来は、皆さんが描かれている絵にアドバイスをしたり構図上の注意等をしたりしながら…という時間だと考えていたのですが、最近は、皆さんが描かれてきた絵に対して、個別にアドバイスする時間が多くなってしまいました。

 この時間は、それぞれの方々の要望に合わせて、適切なアドバイスができれば…という時間だと思っていますので、それに対応したやり方を考えていく必要があるんではないかと思っています。
 少しやり方を変える必要があるのかも知れません。

 最後に、並んだ絵も撮り損なってしまいました。
 今日は写真がありませんが、最近いつも思うことは、それぞれの画風がある中で随分皆さん腕をあげてきているのかな?ということです。
 来年1月には7回目の教室展がありますが、それが楽しみです。

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上野恩賜公園→水彩人展  

 本日の教室は上野恩賜公園です。その後皆で水彩人展を見ていただくことにしています。
 天気予報では晴れだったのですが、台風の影響で(一瞬晴れた時はありましたが)ずっと曇り空だったのが残念です。

 下の写真は、水彩人展の準備で来ていた時の写真を使っています(笑)。
 知らない人もいたのですが、上野駅公園口は大きく変わっています。

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 ル・コルビジェ設計の国立西洋美術館も、建設当時に戻すという改修する工事が進められていましたが、今年工事が終わっています。

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 さて、本日の風景です。
 国立博物館の前庭とも言うべきこの広場の噴水も、以前の半分くらいに縮小されてしまっています。
 今までこの風景は描いたことがなかったので、最初はこの風景を描くつもりでいました。

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 国立科学博物館を描いても良いかも…と思ってもいましたが、皆さんイマイチ乗り気ではない様子。

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 国立博物館が無料で入れる筈…と確かめに行ってくれた人がいたのですが、それによれば70歳以上を証明するものがあれば無料で入れるとのこと。奏楽堂の方に向かった人もいましたが、私達はこの中(国立科学博物館の敷地内)に入ることにしました。
 表慶館の佇まいは相変わらず良いですね。

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 庭の方もなかなか良さそうなので庭園の方に回ってみました。
 池の周囲にいくつかの茶室などが散在しています。

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 ここに入ってみれば、国立博物館の裏側がこんな感じで見られます。落ち着いて静かなところなので私は一人でここで描くことにしました。
 今日は完全にそれぞれの場所に分散して描くことになりました。

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 絵を描いている間も、いろいろな訪問者がありました。
 最初の訪問者…蚊には、100均の防虫スプレーを持っていたのですが、中は空っぽでした(笑)。
 次は2〜3匹のネズミが左側の茂みから出てきましたが、すぐに引っ込みました。久しぶりのネズミです。
 次はトカゲが周りをうろちょろしていました。これまた久しぶりです。
 今日は西欧系の外人さんグループが何組か来ました。可愛い女性が(私の年齢になると皆可愛く見えるようですが…(笑))私の絵を覗き込んで、笑顔とともに親指を立ててくれました(笑)。

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 本日の私の絵は、こんな手順で描いていきました。
 もちろんまだ完成ではありません。

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*     *     *     *     *


 本日皆さんは、それぞれ思い思いの場所を選んで描くことになりましたので、私も申し訳なく思いながらも久しぶりに自分の絵に集中していました。したがって、皆さんの絵については途中を見ることができなかったのですが、総じて良く描けていたように思いました。良い出来の人が多かったようです。
 今日の場所もいろいろ描けそうな場所が多くてよかったです。

 さて、その後は水彩人展です。
 下の画像は、準備段階の際に撮影した都美術館裏側の道の風景です。ここもいつかは描けるかもしれません。

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 肝心の水彩人展ですが、会場の風景を撮り忘れました。
 昨日撮影した自分の絵だけの紹介です(苦笑)。「郷愁の景」F40と「古民家裏の春」F30です。

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空を描く(夜景)  

 今日の教室は先週の「空と雲を描く」の続き、夜景編です。
 幹事さんが用意してくれた写真の中から、今日の私はこちらの画題を選びました。
 これは、「撮り鉄」の人の写真のように思います。いかにもそういう人が撮りそうな感じですよね。

 しかし、こうした風景は自分では絶対に描かないと思います。
 なぜなら、①絵画向きの風景ではない。②暗い部分の多い絵は水彩画で描くのはもともと難しい。…そんな理由からです。

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 それでも、これが水彩画の練習だと思えば、何でも描くのは良い勉強になると思っています。
 まあ、とにかくやってみましょう(笑)。
 これが私の水彩画法です。

◆第一ステップ

 鉛筆の下絵はそこそこに…、まず淡い色の部分を描きながら最も明るい部分を「白残し」とすることをイメージし、全体を塗りつぶしていきます。

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◆第二ステップ

 それに、徐々に濃い色を乗せながら全体の雰囲気を作っていきます。雲の形より、全体の雰囲気が大切です。
 今回は、まずは暖色系、そして寒色系…と進んでいきます。

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◆第三ステップ

 ある程度描けたところで風景の骨格を作る鉄道や遠景のシルエットを描き加えていきます。
 これで、水面の大まかなイメージはできました。同様に空も描いていきます。そこで初めて、この絵画の全体の骨格ができた…と言うところでしょうか。

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 この後に、仕上げ段階が来ます。
 そこでは、あくまでも全体の調子を見ながら細部を仕上げていくことになるのですが、写真のイメージにとらわれることなく何をしたら絵画的な絵として完成されていくのか…それを意識していくのが大切だと思っています。

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赤レンガ倉庫  

 激しい強風を伴った台風11号が沖縄地方に接近している中、何とかできそうだと思って実施した赤レンガ倉庫のスケッチだったのですが…。
 小雨の中、何とか場所を見つけて描くことにしました。

 天気が良ければこのあたりでも描けるかと思っていたのですが、今日はとても無理です。

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 少し近づいてみることにしました。

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 そして、少しでも雨を避けられそうな樹の下のここで描くことにしたのですが…。

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 現実には、描いている最中もポツポツと雨が…。

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 そして、さらに酷くなってきました。
 傘を差しながら描いていましたが思うように描けません。たまらず、場所を移動して描いたのですが…。結局そこにも雨が降り込んできます。
 ということで、本日は早めに終了。

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 皆で近くのレストランで休憩して帰りました。
 今日は減量のことは忘れて、私はここで早めの夕飯としました。

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舞岡公園/初春の古民家(共通)  

 本日は、舞岡公園・古民家裏の春の様子を描いてみようというものです。

 春先のなかなか複雑な風景です。
 今回、私はこれを「日本スケッチ画会展」と「水彩人展」の画題に選んでしまいましたが、今日はそれを皆さんにも描いていただこうというものです。
 私は、今日のデモで描いたものを(もちろんそれに手を加えますが)日本スケッチ画会展に出品しようと考えています。

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 私としては、今日のような画題はあまりしっかり描かないほうが雰囲気が出ると考えていますが、建物は特に形がきちんと見えないといけないと思っています。
 簡単に言えば、あまり丁寧に描かないのに、建物は建物らしく、回りの木々や緑はそれらしく見えて欲しい…というなかなか難しい絵だと思っているのです。

 さすがに皆さんにとっても、初めてと行ってもいいほどの難しい画題だったのではないかと思います。

 こうして並べてみると、皆さんの絵も、いつも程の進捗状況ではなさそうです。
 特に簡単に描きながらも複雑そうに見せる…そのあたりが難しそうだったようです。最後にはそれなりの絵が並びました(笑)。
 本日の絵は、さらに手を入れないといけない部分がいつもより多そうですが、不思議なことに展覧会などには立派な絵に仕上がってくるものも多いと思っています。

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 私の絵は、こんな進捗状況でした。
 私の水彩画法も、いつも程は各ステップが明確ではなかったようです。

◆第一ステップ

 最初はいつも、全体のベース色を入れながら、白く残すべきところを明確にしていきます。
 今回は複雑な風景なので、まだ色を入れるべきでもそれができず白く残っている部分が随分あります。

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◆第二ステップ

 この段階で、ようやく全体に色が入り、白く残すべき部分が明確になってきました。
 ここが光を受けている部分だと考えればわかりやすいと思います。

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◆第三ステップ

 今日の教室では、ここまでで筆を置きました。
 各部の雰囲気が深まってきているのがわかると思います。特に手前の水面の色の変化を見て下さい。

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 この後は、全体の仕上げ段階です。
 ここまではデモで描きましたが、ここまで描けていれば日本スケッチ画会展への出品作として完成させることができるでしょう。


 なお、本日、水彩人展への出品作の搬入ができました。(作品を搬入会社へ渡すことができました。)

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