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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ●2月末〜3月までの室内教室は以下のとおりです。見学の方はこちらへどうぞ。 
  ・2月28日(水)(戸塚区民センター)多目的S中12:45〜17:00(共通:春風萬里荘)
  ・3月04日(月)多目的S中10:00〜14:45(各自)
  ・3月07日(木)多目的S中12:45〜17:00(茨城農家)
  ・3月18日(月)多目的S中10:00〜14:45(各自)
  ・3月26日(火)多目的S中12:45〜17:00(安曇野穂高神社)
 ●(2024年01〜03月)の会員向け日程はこちら。(パスワードが必要) 

自分らしい絵とは…  

 私が絵を始めたきっかけは仕事が暇になって来た頃のこと。何かをしなければ…と考えていて、本屋でたまたまた「水彩画・プロの裏技(奥津国道著)」を見つけたことからだった。
 だから、奥津氏のお薦めの画具で、鉛筆画に着彩という彼の描き方を真似ることからのスタートだった。

 何十冊かの絵の本も買いこんで参考にしてみたりもしたが、そのうち、「自分らしい絵」ということを考えるようになった。
 そんな模索の中で、自分が気持ちよく描け、納得の行く絵というものがどういうものか、考えていた。滲み・ぼかしの手法での描き方、ペン画・割り箸ペン画に着彩等々の描き方も試してみたりもしてみた。
 アクリルやパステルも使ってみたりしたが、どうもしっくり来なかった。水彩以上に優れた画材だと思えなかったのかもしれない。だからといって油絵は、経験のない私にはどうも荷が重く、なかなか挑戦する気持ちにはなれなかった。まだ水彩を究めていないような気分もあった(画材というものはそういうものではないかもしれないが…)。
 しかし「水彩」しか知らない私は、いわゆる<水彩画らしい絵>というものを追い求める気持ちにもなれないまま、ただ自分の納得できる絵を求めていた。

 ある程度描けるようになってきたかも…と思えるようになった頃、そのまま続けていてもすぐに行き詰まるだろうということも感じるようになり、友人の紹介で三橋俊雄先生の教室に参加させてもらうことになった。
 そして、それまで私は「対象をいかに表現できるか?」を意識していたが、雰囲気・空気感、そして光を描くことの大切さを知り、色彩の奥深さや絵としての構成の仕方等々も重要だということを知るようになってきた。

 しかし、光を描くのは何とかなりそうでも、雰囲気や空気感とはどう描いたらいいのか、そしてそれが私の求める絵なのか…は永遠の課題でもありそうだ。

 公募展や他の人の絵を見たりするようになると、絵とは何か?と考えても仕方ないと思うようにもなった。今や絵は何でもあり得る状態だし、皆それぞれ自分の納得の行く方向を求めているんだと思うようになると、結局は、「絵に必要なのは、<自分らしい絵>に尽きる。」そう考えるようになった。つまり、自分が楽しく描けて納得の行く絵になっていれば良いんだと…。他の人の絵と比べる必要もないと…。
 例えばモチーフ一つとっても、他の人の感じ方とは違う物である。どんなに素晴らしい絵だと思っても、まったく自分で描きたいと思わないこともあるんだから仕方ない。

 ただ、他の人の絵から考えさせられることも多いし、現実の風景を体験する中で触発されるものも多い。そういったものはこれからも大切にしていかないと…とも思う。

 <自分らしい絵>とは何か?
 なかなか難しい課題であるが、今思うことは、描きたいモチーフを見つけた時、なぜそう思ったのか?それをどう表現できるんだろうか?と考えることが重要なように思う。その時、雰囲気や空気感、光などを手がかりにして描いていくことになるんだろう。
 そして、最終的には自分なりの<ポエジー>を創造していくこと…になるんだろうか?

 しかしまずは<自分が最も気持ち良く描ける絵であること。>を前提に、とにかく<自分を信じて描く>しかないんだろうと思っている。



 そんなことを考えながら絵を描いてきているわけですが、そんな意識と技術の結果が今のような絵になっているんだろうと思っています。だから、そんな意識に変化があれば、また私の絵の方向も変わっていくんだろうと…。

 そんな変化も、先が見えないだけに自分でも楽しみに描いていこうと思っています。

*     *     *     *     *


 なかなか絵の再スタートが切れないので、今日は今まで漠然と考えていたことの一端をちょっと整理してみました。

category: ┗画論

tb: --   cm: 4

コメント

自分らしい絵

映画『フィラデルフィア』の裁判シーンの中で、陪審員の一人が『6才の子供にでも解るように説明しろ!』という台詞を吐くシーンがあるんですけど、僕の絵は『阿呆(僕)にでも解る絵』ていう感じかな、とずっと思っています。だから超単純なんです。結果(作品)を見た人が僕をどんな(らしい)人と思うかは想定外というかいつも予想外です。絵本とか見た人の多くは女性作家だと思われることもよくあるんですよ。

Gustav Klim #0FgGOaxQ | URL
2011/10/07 16:45 | edit

>Gustav Klim さん

 いつもコメントありがとうございます。

 なるほど、「自分らしい」というのは、他の人が見て「その人らしい」ということでもあるんでしょうね。逆に「全然その人らしくない」という絵もあるわけで、ここでも「何でもあり」ということなんでしょうかねぇ。

 まあ気楽に描いていきましょう。

のび太 #- | URL
2011/10/07 20:41 | edit

面白そうな話しなので、久しぶりにコメントします。のび太さん同様に、私も時々立ち止まって改めて自分の絵について考える事がありますね~。内容は単純なタッチだったり色彩だったり。また、描くテーマだったり。もっと何か変わりようがあるのではないかとか・・・。それはもっと自分らしくという意味かもしれません。
人の評価よりも自分自身がより感動できる事への模索。たまたま美術館やテレビで出合った作品とかに影響される場合が多いです。
納得いく絵なんて多分一生描けなくても、一生諦めずに絵がき続ければ幸せな気がします。それと、ちょっと恥ずかしいですが、描いた絵だけはずっと残るんですよね。これって素敵かも。

ヤボ #- | URL
2011/10/08 08:47 | edit

>ヤボさん

 ご無沙汰しています。
 「もっと何か変わりようがあるのではないか…」というのは全く同感です。でもそれも自分が好きになれないといけないわけですしね。ここにも自分の好みが関係するというわけで、凄い絵が好きな絵ということでもないわけですよね。

 おかしなもので、自分の描いた絵は最初の下手な絵の頃の方が執着があったような気がします。今は残した絵がどうなるか…ちょっとだけ気になります(笑)。

のび太 #- | URL
2011/10/08 11:45 | edit

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