故郷:F8 
2013/02/19 Tue. 20:42 [edit]

私の故郷は伊那谷・飯田下伊那地方。
飯田には高校までしかいなかったが、とても懐かしさを感じる風景の一つが、天竜川の向こうに風越山を望むこうした風景。
誰にも故郷がある。それは自分の人生、自分の心のよりどころでもあると思う。しかし、それを奪われた人々がいる。失ったのではない。奪われたと言うべきなのだ。
その心情を思うと胸が痛い。
そして彼らの故郷を奪った連中は、何事もなかったかのように知らんふりをして、今も高給を受け取っているのだ。これは東電のことだけを言っているのではない。しかもまだ原発を続けようと言うんだから…。
こんな理不尽なことがあるだろうか?
麗日や光沸き立つ我が故郷
#ネット仲間展tmさんが詠んで下さった句です。
『故郷』 平澤薫(高17)
故郷を離れて半世紀以上が過ぎた。
どこに住んでいてもどんな生活をしていても時折思い出すのはこんな故郷の風景だった。それが自分の心のよりどころでもあり、自分のこれまでの人生を支えてくれたことを思う。こんな故郷があることを本当に幸せに思う。
しかし一方、そんな故郷を理不尽にも奪われてしまった人々がいる。その心情を思うと胸が痛い。
私たちは、そのことを、そしてそれでもなおこの国は何も変えようとしていないということも忘れてはならないと思う。
category: ┗ 風景13年
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