教室No8/目黒自然教育園:F6 
2013/07/11 Thu. 20:43 [edit]
今日の教室は目黒自然教育園です。今日は新加入の人も一人参加しています。
皆さん初めての場所でしたので、園内を一回りして結局落ち着いたのは日陰のこの場所。ただ風がないので何となく蒸し暑いです。
それでも頑張って皆で絵を描いてきました。








終了後は、JR目黒駅と都営三田線白金台駅に向かう組に別れて、本日の教室は終了です。
暑い中、皆で良く描いた日でした。

13日、教室の絵を仕上げました。
当日四苦八苦した風景だったのですが、仕上げようと写真で確認するとこれほど簡単なものか…と改めて感じます。
#一カ所で落ち着いて描けるような状態ではなく、枝を避けながらもっとも光の良い状態を探してあちこち動いて描いていたせいもあるかもしれませんし、最も良いと思う光の状態が刻々と変化していったせいもあるかもしれません。
#しかしもっとも大きな点は、現場の光があまりにも複雑過ぎて、自分の中でも整理し難かったということなんだろうと思います。
現場の風景は、絵を描く上で様々考えさせてくれます。何かと触発されるものがあります。しかし、写真では現場の多様な輝き・光は失われ、ただ写真で見るだけの風景になってしまいます。ただ写真になってみると改めて風景の見方を学ぶこともあることは確かでしょう。
それにしても、写真から絵を描くということは何と簡単なことなのでしょうか。目に見えるものが全てなんですから…。今回の風景を見て改めてそんなことを考えました。
油彩画に比べると、水彩画は修正が利きません。従って、油彩画はとことん手直ししながら自分の求める絵に近づけることができるのに対して、水彩画は何枚か描いた中で最も良い絵を選出すべきものです。
だから、現場の絵も、様々触発されるものを受け止め、それを咀嚼しながらさらに何枚か描いた上で、最も自分が気に入ったものを選出するというプロセスを経るべきものだと思っています。
一枚描いたからそれで納得・満足なんて、なんと浅ましい態度でしょう。反省しなければいけませんね。
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