大妻籠宿:F4アルシュ 
2006/02/06 Mon. 16:54 [edit]

先に描いた水車を背にして上り坂になっている坂道を見上げると、こんな景観になります。これが「大妻籠宿」のほぼ全景です。
広く知られている(と思いますが)妻籠宿に近接しているのですが、一人の観光客もなく、ひっそりと佇んでいました。
緩やかにカーブを描く上り坂の両側に数件が貼り付いただけのこじんまりとした空間です。私には、こうした空間の方が絵心をそそられるようです。
・アルシュ/F4:26×36cm/中目/300g/ブロック/白色
建物を描くときは、最近はペン画を下絵にすることが多くなってきました。その方がきちんと描けるしメリハリがハッキリして、私の好みのようです。
ただ、影の部分もペンで表現しようとしたのは、成功とは思えませんでした。もっと、面で塗りつぶした方が良かったようです。
最近、樹木の陰影は、ダーマトグラフでボンヤリ描くことが多くなってきました。これは、「沢田重隆」氏の絵から学んだことですが、最近は、ペン画だからと言って全てをペンで描く必要はなく、鉛筆や、ダーマトグラフなども適宜使って、自由に、気楽に描いていけばいいや。そんな気分になっています。
category: ┗ 風景06年
tb: -- cm: 2
コメント
いいですねー、風景画。
絵としても、旅の思い出としても。
のほほん父さん #- | URL
2006/02/06 23:46 | edit
>のほほん父さん
こういう町並みを水彩画で描いたのは多分初めてでしょうが、結構面倒ですよね。
旅の思いでなら、もう少し簡単なのにしたいですね(^^ゞ。
真、妻籠宿を描いていますが、なかなか省略できないで、面倒くさいです(^^ゞ。
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