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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(07〜09月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
 ・(10〜12月)の日程はこちら。(一部未定)<(パスワードが必要) 
 ・11月11日(土)は「水彩人写生会」です。 希望される方は、リンク先の説明書をご覧の上、メールをお願い致します。


T教室:多目的S(各自)/  

 本日の教室は、各自の風景画を描くというもの。
 来年1月にグループ展も決まっているので、徐々に各自の作品も仕上げていこうという気分にもなっているだろうと思います。

 そのせいか、今日は皆さんの要望が具体的になってきているようにも思います。あちこちから声がかかって大忙しです(笑)。
#このところ私の方も、展覧会に向けての作品づくりが忙しく、自分の日頃の絵も完成させられないままちょっと放置気味です。待ちわびていらっしゃる方もいるようで申し訳なく思っています。

 最後には、いつものように皆さんの絵を並べて講評です。
 そして思うには、皆さんの絵がそれぞれの個性を表わした絵になっているように思いますし、私のアドバイスも、割合具体的になってきているように思います。皆さんの絵がそれだけ進んできたということなのか…。一方では、私だけの見方を押しつけることになりはしないかとの気持ちも心のどこかにはないわけではないのです。まあ、そうならないように心しているつもりなのですが…。

 今日の水彩画法では…以下のようなことに注意した方が良いのではないかと言うことでアドバイスさせていただきました。

◆全体のバランス、調和を見ることの大切さ
 ・絵は、一枚の紙の中で自分の世界観を描くものと考えれば、全体のバランスがとても大切だと思います。
 ・全体の調和、統一感等のバランスと言って良いでしょう。
 ・画面のメリハリ(強調・省略)、遠近の空間表現、光の(陰翳の)表現等も、全てそのための手段だと思います。そして、そうしたことが絵の総合的な魅力を作って行くものだと考えます。
 ・パッと見て不自然に感じるものは、それを壊すことになるので(特に意図してそうしたものでない限り)排除した方が良いと言えると思います。

◆色彩的な調和・統一感について
 ・それは色相の幅を狭くすれば良い(ある種の精神性を感じさせるようなそういう絵があることは認めますが)ということではありません。色相の幅を広く保ちながら、色彩的な調和・統一感を図ることが大切だと考えます。その方がより魅力的な絵になるように思います。
 ・それを実現するための詳細は省きますが、画面全体で様々な色を感じつつしかも調和を保っているということです。

◆画面全体の調和・統一感について
 ・構図の大切さはそのことを指摘しているのだと考えます。
 ・そして、良く「何を描こうとしているのか?」と言われること、それも画面の調和・統一感の形成にとって重要な要素と考えます。
 ・これは、画面全てを同じ調子で埋めるということとは異なります。むしろ全く逆だと考えた方が良いでしょう。画面の中にメリハリをつくりつつ全体の緊張あるバランスを作っていくことだと思います。

category:  ┗ 教室19年

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