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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

F教室:多目的S中(共通)/晴天の大賀ホール:F6(軽井沢)  

 191104

 本日の教室は皆で絵を描いて、自分なりの描き方を身につけようというものです。
 モチーフは、先日の軽井沢からちょっと絵はがき的ですが、サッパリした風景を選んで見ました。軽井沢駅直近の矢ヶ崎公園、大賀ホールです。

 190913

 いつものように、(私なりの)描き方で皆さんに見ていただきました。

<画像左>
 まずは大ざっぱにそれぞれの色を置いて行きます。この段階では白く残すべきところを強く意識しています。
<画像右>
 次いで、特に色の強いところを表現しています。

 190913  190913

 さらに色を加えて全体の調子を整えていきますが、本日は一段落ついたところで止めています。
 11月4日、仕上げの手を入れました。
#これらの色調の違いは、カメラ撮影のものとスキャナー取り込みの違いによるものです。

 190913

 そして最後に、いつものように皆さんの絵を並べて講評です。

 こうした比較的単純な風景であればあるほど、皆さんの個性が表れるようです。
 皆さんの絵の特徴を見ながら、それぞれ描いた人の名前を当てよう…なんて大口を叩いて始めたのですが、何人かは降参でした(笑)。かといって皆さんの絵が似てしまっているという訳ではありません。皆、それぞれの画風を感じさせる絵になっていて、個々に見れば力作揃いになったと思います。



 こうした共通のモチーフを描く教室の場合、私が意識している水彩画法(平澤画法)としては、

①形にとらわれ過ぎたり、細かな表現にとらわれすぎるのではなく、大きく風景を捉え、自分なりのタッチで描く方が絵を面白くできるのではないか…ということです。
 とは言いながら、屋根の角度など、決定的な間違いと思えるものは訂正してもらったりしますが…。

②実際の風景に忠実に描こうとするより、絵をより面白くさせるための色遣いをすべきだ…ということ。
 明るい色(特にここでは暖色系の色)の使い方は特に大切だと思っています。

③絵のメリハリの作り方も考えた方が良い…ということ。
 シャープに色を使うところとボンヤリ曖昧に色を使うところを意識した方が良いと思います。

category:  ┗ 教室19年

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