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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(1〜3月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

T教室:日本丸総帆展帆/日本丸総帆展帆:F6  

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 本日は木曜日振り替えの教室。日本丸総帆展帆を描こうというためでした。

 昨日の天気予報では何となく天気が怪しかったのですが、夜の天気予報では完全に晴れに変わったので、今朝の連絡はもうしないと断言して強行したのでしたが…。
 朝の天気予報ではまずまずだったのですが、雨雲ズームレーダーを見ると、ますます怪しい。それでも、このところの自分の晴れ男のツキを信じてちょっと甘く考えていました。

 総帆展帆の開始が1時間遅れになっているとの案内放送を聞きながら、小雨交じりの天気の中を待っていました。
 こういう時に助けになると考えていた自由に入れる展望台・ゲートタワーが(「いたずらが酷いから…」という理由らしいのですが)閉鎖になっているのが残念です。ここでも管理の問題が利用者を悩ませています。確かに閉めてしまえば問題は起きませんが、これだけのものを作って使わせないことの責任はないのでしょうか。

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 しかし、横浜市民で高齢者は、本日無料で船内も見られるということを聞いたので、その間ちゃっかり船内も見て回りました。
 最も狭い船員の部屋は8人部屋。写真は、一級航海士、船長公室、船長私室、病室、医務室等々です。ご参考までに。

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 そして、相変わらずの小雨の中ですが、総帆展帆が始まりました。
 私の読みでは、雨で足元が危ないし、中止になる可能性も高いと覚悟していたのですが、結構、予定通りに実施されるものですね。ボランティアを集めるのがそうそう簡単にはいかないからでしょうか。

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 総帆展帆が始まる前に、描けるところは描いておこうと、生徒さんに説明しながら描き始めていたのですが、総帆展帆が終わっても雨脚が酷くなるばかりなので今日は素直に撤退することにしました。絵の方は雨でグチャグチャになってしまいました(^^ゞ。

 今日の教室は仕切り直しです。今日の分は、もともとの木曜日「野島公園(夕照橋・舟屋)」とすることにしました。

 本日のことで、私の晴れ男のツキが無くなっていなければ良いのですが…(笑)。
 描きかけのまま放置しておくのもシャクなので、11月5日、仕上げの手を入れました。

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●本日の水彩画法(平澤画法)

①まずは全体の構図を決めるため、アタリをつける。それも極めて薄い線で。
 例えば…、
 ・全体のモノの配置のバランス←→構図をどのように決定するか
 ・柱・梁のつくる四角の形状の縦横比のバランス→塔などの高さと幅などに関係
 ・横方向の線を右下がりにするか、右上がりにするか
 ・塔などの屋根庇の形状

②アタリを元に、大まかな形を入れていく。
 ・アタリの薄い線を元に、少しずつ具体的な形を強化していく。
  これは基本的には着彩のことを考えて書いていますが、鉛筆の下書きの場合も全く同じと考えて良いでしょう。
 ・常に光を意識すると良い。色で見ないこと。色にごまかされないこと。
 ・目に見える形だけを信ずるのではなく、(建物や橋など)モノの構造へのイメージを持つと良い。
 ・どの段階でも常に間違っているところは修正していく。

③下書きの線は影の方向に、影の強さに応じて線の強さ(暗さ)を入れていけると全体像が見えてくる。
 ・例えば帆を張る梁(横棒)は下側だけで十分。
 ・窓など、暗い部分は黒く塗りつぶすだけで良い(枠を描いて行く必要はない)。
 ・モノを描こうとするより、明暗の調子を描くように。
 ・例えば、下書きの場合、手摺り子(手摺りの縦格子)や、ネットの編み目まで描くことはないが、実際に色を置く場合に、個々の格子などを描くより、全体的に暗めに描くだけで雰囲気は表現できる。つまり細部を見るより全体の明暗を見るべき。

④下書きは、自分の力の判断材料でもある。
 そこまで描いてあれば、後は絵の具で描けるという限界を、常に見極めていくようにすると良い。自分の実力が上がっていくのがわかるかも。

category:  ┗ 教室19年

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