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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 横浜周辺での「風景画教室」です。詳細はこちらです。
 講師・平澤への連絡は「ka.hirasawa*gmail.com(*は@に代えて)」あるいは「電話 080-5860-3281」へどうぞ。
 木曜日教室、金曜日教室を便宜的に分けてありますが、当面は相互に参加自由としています。

 休止していた教室活動は6月から再開しています。
 新たに「通信講座(四季彩の会掲示板)」を始めました。その概要はこちらです。

◆木曜教室
 台風のため明日は延期。10月01日(木) 真鶴漁港(7月からの日程)
■金曜教室
 09月25日(金)都筑民家園(大塚・歳勝土遺跡公園) (7月からの日程)

▼遊彩会(火曜日)  まだ余裕があるようです。人形町に来られる方であれば区内の方でなくてもOKとのこと。
 ご希望の方は会長さんにお話しを伺ってください。8月4日から再開しています。

 

T教室:公会堂1号13:00~(共通)/豪雨明けの朝:F6(上高地・岳沢)  

 豪雨明けの朝:F6(上高地・岳沢)

 本日は、皆で同じ風景を描いてみようという日です。
 課題は、上高地の写真からこんな風景を選んでみました。

200227 ちょっと難しそうに見えても,順を追って描いていけば、意外と描けるものです。

 本日は下書き無しで描いていきました。

 今回は私の【水彩画法】を中心に書いてみましょう。

 なお、以下の画像は写真撮影のものですから、明るさは実際とは少し異なります。



200227 ■ステップ1
 最初はたっぷりの水でベースとなる色を置いて行きます。色がお互いに混じり合っても、多少は色を置く場所を間違ってしまっても気にしません。
 大切なのは以下の3点。
 ・白く残すところ(最も明るく表現するところ)をどこにするか。
 ・遠景は自分が考えるより淡い色合いで。
 ・色調も平板にならないよう変化がつけられるとなおさら良い。

200227 ■ステップ2
 最初の色の次に暗さを感じる部分の色を置いて行きます。
 特に注意すべき点は、次の2点。
 ・白く残したところを塗りつぶしすぎないよう。
 ・最初に置いた色に完全に重ならないよう。これは表現の複雑さ(豊かさ)を意識してのことです。

 この段階になってくると、描くものの形によって筆の扱いも変わってきます。
 筆の穂先を使う場合、筆の腹を使う場合、そして、筆の方向などです。

200227 ■ステップ3
 さらに暗いところを見つけ、より暗い色、強い色を置いて行きます。
 同じ強い色でも石段のようにシャープに(明暗をクッキリ)表現したい場所と木立のようにぼやけるように描きたい場合では少し異なります。
 例えば木立などは明るい緑の上に置く暗い色ですからこの段階での着彩になります。しかも、形や濃淡は(葉の陰になったり、水面で揺れたりと)ややボンヤリですから、最初から強い色を置く必要はありません。

200227 ■ステップ4
 そろそろ仕上げの段階になっていきます。
 葉のこんもり加減、明るさを描いていきます。
 樹影や水面への写り込みなどを描いていきます。特に水面への写り込みは、地上の直接見える部分より色調が暗くなることを意識して色を置いて行くことが必要になります。

 こんな感じでおおよその全体の雰囲気ができてきました。


 ここまでで私が費やしたのはほぼ1時間。皆さんはその倍くらいでしょうか。
 大体出来上がったところで、皆さんの絵を並べてみますが、この段階では皆さんの絵の出来上がり具合にいつも驚かされます。皆さんも自分がここまで描けていることに驚いているんじゃないかと密かに思っているのですが…。

 これから仕上げのために、以下のようなことを考えて色を置いて行きます。参考までに。
 ・細部のより詳細な表現。
 ・全体的な色調の調整。
 ・足りない色はないか。
 ・どこをどうすれば絵がもっと魅力的になるか…等々。

 最後の補筆で、この絵を何とか大化けさせたいものですね(笑)。

*     *     *     *     *

 3月7日、ようやく完成させることができました。
 
 ステップ4から特に意識して手を加えたのは次の点です。

①全体の明暗の調子を整え、光を感じられるようにすること。
②奥行き感を感じられるよう色調を整えること。
③それぞれに感じる色を加え、全体を豊かで深みを感じられるようにすること。

 そう思ってここまで描き上げましたが、不満点があって、その後さらに冒頭の絵に至りました。
 何が変わったでしょうか(笑)。

 200228kamikochi 


 

category:  ┗ 教室20年

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2020/02/29 14:34 | edit

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