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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

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長崎・夜の造船所:F6  

 長崎・夜の造船所:F6

 新型コロナの流行はそう簡単には収束しないでしょう。状況はすぐには変わりません。
 ですから、いつまでも新型コロナを心配していても仕方ありません。 もちろん、罹らないように注意すべきことに注意するのはもちろんですが、あまり考え込まないことが大切と思います。
 今は、いかに平穏な日常を取り戻すか?ということも大切だと思います。

 私は、次の3つを心がけるようにしています。
①できるだけ人がいないところを散歩する。…これはもちろん体力を維持するためです。
②絵を描く。…これは私の本業のようなものですから。
③趣味を見つけて楽しむ。…私にも、皆さんに公にしていない隠れた趣味があります。そういうものを楽しむことで、鬱陶しい気分を振り払うのです。

 さて。本題です。
 昨日、長崎の絵を描いたので、まだ描けなかった絵を描こうと思い立ちました。
 それがこの絵です。

 200421


 いつものように絵を描くステップ毎に、私の水彩画法を紹介したいと思います。

◆下描き

 下描き自体はあまり変化ありません。

 200421

◆第一ステップ

 いつもの第一ウォッシュです。細部はあまり気にしないで淡い色から置いて行きます。構図上多少の変更を加えていますが、この絵に関しては、あまり深い意味はありません。横構図の面白い部分を縦構図にするための多少の構図変更です。
 ここでは、全体像がわかりやすいよう、下絵を兼ねて濃いめの色も置いています。

 こういう絵は水をたっぷり使って描くことになるだろうと思います。
 描いている途中で紙がヘカベカになってしまい、水貼りをすべきだったと思いました。それに少し右に傾く傾向が見られます。
 そこで、ここでひとまず中止して、明日は水貼り後から始めようと考えています。
 この絵は、いつも以上にちょっと手こずりそうな感じがします。

 200421

◆第二ステップ

 この絵は、今までの絵のようにそう簡単にステップわけができません。
 全体のバランスを見ながら行ったり来たりです。
 重要なのは、どこまで色を置くか(濃くしていくか)、ということです。
 夜景だからと言って、写真のように暗くすれば良いと(そう考えている人もいるようですが)言うわけではないと、私は考えているのです。

 200422


 こんな感じで仕上げていったものが冒頭の画像です。
 しかし、この画像、実際よりかなり色が強く感じられます。
 調整しようとしたのですがうまくいきませんでしたので、「絵」と「画像」とはもともと別のものという考え方で、このままにしておくことにしました。

category: ┗ 風景20年

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