芽吹きの季(とき):F6(舞岡公園) 
2020/04/30 Thu. 17:33 [edit]

近くにあるこの公園ですが、機会がある度にこの場所を訪れています。季節・時間の変化をとても良く感じられるのです。
そんな様々な表情の中で、この風景・芽吹きの季(とき)を描いてみました。
なお。写真はいつも描きたいと思う風景より大きめに撮影しています。

さて、いつものように、私の水彩画法、手順を追って説明してみましょう。
◆第一ステップ
いつものように第一ウォッシュではベースになる色を置いて行きます。 今回は鉛筆スケッチは殆どありません。中央の屋根の大まかな形くらいでしょうか。
最も華やかな季節なので、いつもより明るい色を選択しています。

◆第二ステップ
暗い色を置いて行きます。
これだけで大まかな雰囲気ができているのがわかると思います。
大切なのは線で描いていないというところでしょうか? 別の言い方をすれば点の断続とドライブラシで暗い色を置いているということです。

◆第三ステップ
目の前の瓦屋根に色を置いています。
大切なのは、暗い色を置く前に淡い色をまず置いているということです。

ここでは、木立に色を置いていますが、ここでも淡い色を置いていると言うことです。

言い換えれば、淡い色は鉛筆の下描きのようなもの。間違っても他の色を置いて行けば十分修正可能ですし、淡い色は木々の先などの雰囲気を作ってくれます。空を背景にしている木々の枝をご覧下さい。
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