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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(07〜09月)の日程はこちら。<(パスワードが必要) 
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F教室:旧住友家俣野別邸/初夏の俣野別邸:F6  

初夏の俣野別邸:F6

 本日は、旧住友家俣野別邸。
 このところ、天気予報がことごとく外れるかのような印象で、なかなか外スケッチが上手く実施できないでいたのですが、本日は何とかできそうな感じだったのででかけました。
 私がここを訪れるのは二度目。前回は快晴の天気だったのですが、今日は曇り空。空が明るくなって来たかと思えば小雨がパラついたり…と、なかなか難しい天気でした。

 交通機関の都合で、現地への到着時間も様々だったこともあって、本日は、皆さんもアチコチに分散して描くことになりました。
 私が選んだのはこちら。
#しかし、うっかりして他の場所の撮影を忘れてしまいました。この写真も、絵を描き終わってから思い出して撮ったものでした。

200724

 最近は、掲示板の方で私の水彩画法を紹介しているのですが、今日は以前のように、今日の段階までの絵を紹介しておきましょう。

◆下描き段階

 これも、後から他の人に説明するために表現を少し強めたもの。つまり鉛筆では<アタリ>程度にしか描きません。

200724

◆第一ステップ

 最初の下塗り段階。
 今日は湿気が多いので、あまり水は遣わずどんどん描き勧めています。水を多く使う描法だと、こういう日は時間ばかりかかって上手く進みませんから…。
 この段階で大切なのは、
①光を感じながら…ハイライトとして白残しすべきところをどこにするか考えつつ進めること。
②遠近感を意識しながら…色の色調を考え色を落としていくこと。

200724

◆第二ステップ

 本日は早い段階で、陰影の強さを加えてみました。
 陰影を強く描くということは、形を明確にすることです。鉛筆でのぼんやりしたデッサンをここで確定することになります。
 ここまで描くと絵にも大まかな雰囲気ができてきます。
 あくまでも明暗を意識することすることが大切、暗いところは暗く描くのです。例えば窓ですが、窓枠を描くより、窓の中を暗く表現することの大切さがわかってもらえるでしょうか。

 ここまで描けばあとは仕上げの段階。
 全体の色調、明暗のバランスやら、絵のメリハリやら、絵をより魅力的に見せるための工夫やら、絵全体の調和を考えながら仕上げていくことになります。

200724

 

category:  ┗ 教室20年

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