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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

横山操という画家  

 本日、日曜美術館「雄々しき日本画〜横山操、伝統への挑戦〜」を見ました。
 私にはどこか、長谷川等伯に通じる天才を感じます。とても感激しました。

 20歳から10年間(戦争で5年、捕虜収容所で5年間)の人生を奪われた彼が、帰国後から絵を再開するのですが、その覚悟を書いた文章がこちら。

  虐げられし生活にー
   満たされし喜びを求めて
  全ては燃ゆる熱情と闘魂が
   芸術へ進ませ
    生活と戦はす。
  熱情と憤激、
       これが
        俺の人生だ。


 210124

 彼の絵はもちろんですが、「熱情と憤激」という彼の生き様にも(私にはとても出来ませんが)共感を覚えます。
 今までこの人を知らなかったのが残念な程です。

category: ┗展覧会・画家

tb: --   cm: 2

コメント

全体に、近代以降の、洋画を知った後の日本画というのは、独特の深みと広がりがあって、見ごたえがあります。若いころ、食わず嫌いせずに、もっと観ておけばよかった、と最近は思います。

のび太さん、十分、「熱情と闘魂」、ありますよ。現われ方が、過激ではないだけで。原発事故のとき、そう思いました。

初期の、描き始めの頃の、紙のサイズとか、参考にしようと思って、過去ログ読んでました。読んだ分は全部、拍手しておいた。
自分のコメントも見つけました。私、自分でも絵をちまちまと描いている時期には、コメントしてちょっかいを出しているみたい(汗)。

チムニー #H3kEyMOM | URL
2021/01/24 20:43 | edit

 最近は日展もあまり見ていませんが、洋画部門はどんどん写実化が進んでいるように思います。対して日本が部門のほうが挑戦的な絵画が多いようで見ていて楽しいと思いました。
 私の感性としても、昔から日本画のほうが好きだったように思いますが、なにぶん、日本画は私には敷居が高すぎました。描くには水彩画のほうが気が楽です。

 原発事故に対する件は、長野県人の気質なのかどうか…権力嫌いという面が現れているようですね。今はできるだけ控えようとは思っていますが…。

コメントの件、ちょっかいでも良いからたまには書いて下さい(笑)。

のび太 #ff.uBqoo | URL
2021/01/24 23:09 | edit

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