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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

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T教室:公会堂1号(共通)/村外れの廃屋:F6  

村外れの廃屋:F6

 今日は、久しぶりに涼しい天気になりました。
 今日の画題は「村外れの廃村」ということで、いつものように私のデモを見ていただきながら、皆で絵を描く際のポイントなどを学ぼうというものです。
#写真は、もう10年ほど前のデジカメのものなので、ちょっと暗いかもしれませんね。
#以前、この写真を踏まえた描いたのがこちらです。今回の絵と比較するのも面白いかもしれません。

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 今日も、皆さん頑張って、限られた時間ですがこんな感じに仕上がりました。
 皆さん、なかなか腕を上げていらっしゃいますね。私の絵もこの中にあるのですが、すっかり埋もれてしまっています。

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 さて、今日もいつものように私の水彩画法を紹介しましょう。
 今日は、いつもより丁寧に途中写真を撮ることができました。

◆第一ステップ

 鉛筆でラフなアタリを描いたところで色を置いていきます。
 今日はこの段階で、建物もの形は特に…ですが、いつもより少し慎重に描いています。

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◆第二ステップ(その1)

 左側の樹木、手前のススキの草むらなど、そして建物の暗部に色を置いています。今日は、明るい部分と最も暗い部分を強調するように色を置いています。特に、明るい部分は素材の色は無視しているところに注意してください。
 これだけで基本的な雰囲気が出来ているのがわかりますでしょうか?
 後は、中間的な色を置いていけば大まかには出来上がります。

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◆第二ステップ(その2)

 その中間的な色調の部分に色を置いてみました。
 こうした過程を積み上げていけば完成となります。
 今回は、右側を少し空けて、道の雰囲気を作るという構図上の工夫をしてみました。

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◆第三ステップ(その1)

 今日は、比較的絵が進みましたので、第三ステップとしています。
 絵全体の細部を詰め始めています。しかし、あくまでもデモですから、蔵のなまこ壁の部分など、まだ一部しか描いていないところもあったりします。

 こうやって、全体のバランス(調和とメリハリ)を考慮しつつ、細部を詰めていけば完成…というわけです。
 
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17日(火)、公会堂1号の教室の前に時間が余ってしまったので、待ち時間の間に仕上げました。

category:  ┗ 教室21年

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