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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

 「水彩画教室(四季彩の会)」の詳細はこちら。(室内教室は戸塚駅周辺、戸外スケッチは横浜全域から周辺地域)
 ・(4〜6月)の日程はこちら。(パスワードが必要) 

多目的S中(共通):サン・ジミニャーノ/広場への道:F6  

広場に向かう道:F6

 本日は皆で共通のモチーフを描き、水彩画の描き方を学ぼうという日。
 モチーフはイタリアの多数の塔が林立する街「サン・ジミニャーノ」を選んでみました。

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 (共通)の教室は、いつも<私がどのように描くか>を見ていただきながら<私がそれらをどのように考え、描いているか>をお話しながら進めています。そして次に、皆さんが描き進めるのに対して気がついた点をアドバイスする。
 そんなステップを何セットか繰り返します。

 途中経過を見ている限りでは、皆さんにとっては建物を描くのは難しい面があるのか、いつもより手強い感じでした。

 最後に並べてみると、そう感じられる部分はありますがそれでも皆さんなかなかの出来になっていると思います。
こうやって並べると、いつも感心されられてしまいます。

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 さて、いつものように私の水彩画法の紹介です。

 まずは、最初の鉛筆の当たりを元にした、絵の具での下描きと言った最初のステップです。
#写真を撮り忘れて、生徒さんに送っていただきました。

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 絵の具が乾いたところで、手前の人物を鉛筆でラフスケッチをしておきました(笑)。
 それを元に、壁面の表情を描き加えています。
 重要なのは、壁面の明るさを間違えないこと。そして、壁面の複雑な表情をどう描くか…ということでしょうか。
#正面の壁に、左側に不自然に流れる屋根(手すり?)が見えると思ったら、家に帰ってよく見ればこれは雨樋ですね。修正するかどうか、仕上げに入る前に考えましょう。
#左側の壁にも、ちょっと筆がミスっているところがあります。これもその際どうするか考えましょう。

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 本日の最終段階。
 それぞれの壁面に表情を入れてみましたが、私としてはまだ表現が物足りなく思えます。仕上げの段階ではもう少し表現が加わると思います。
 こうしてみると、私にとっても結構手強かったようです(笑)。

 本日はここまで。
 人物も入っていないし…、もちろん、これで完成ではありません。

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 2月24日、手を加えて一応完成としました。

category:  ┗ 教室23年

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