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 … 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」生活の日常を綴ったブログ日記です。
 絵を描き始めた頃の絵は「絵画ギャラリー」に、そして最近(2007年~)の絵は「Facebook」に展示しています。

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遊彩会:共通/長崎港の舟:F6(その1)  

 本日の遊彩会は、皆で同じ風景を描くことで水彩画の描き方を勉強しようという日です。たまにはそういう時間もあった方が良いかもしれないと考えられたのでしょう。

 先に数枚送っていた画像から、幹事さんに選出してもらった画像をもとにして、次回と2回で絵を完成させようという試みです。当然本日は中間段階までできれは良いだろうという判断で進めています。
 時間が十分あると思ったので、久しぶりにじっくり説明しながら…です(笑)。

 元の画像はこちらです。
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 さて、いつものように私の水彩画法に沿ったステップを説明していきましょう。
#本日の画像は、iPhoneを使ったせいか実際より暗めのようです。

◆第一ステップ

 最初のステップはベースとなる色面を作りながら、最も明るい部分をどのように意識して残していくか!つまり、紙の白を残していくか!というステップです。
 今回の風景は色が少な目なので、明暗を中心として描いています。

 そういえば、舟描くということは、女性にはやはり苦手なんでしょうか。デッサンが苦手そうな方もいらっしゃいましたし、普段、こうした舟を見慣れないせいか、舟の全体像を理解できていない方もいらっしゃったようです。

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◆第二ステップ

 私の画法では、(敢えて説明すれば)光の具合(明暗)を意識しながら描きたいものを直接描くのではなく、浮かび上がらせるようにさらに暗い色を見つけ描いていくか…ということになりましょう。背景の山なども日照の具合(陰影)を意識しながら描いています。デモですから多少違っていても気にしないで進めていきます。

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◆第三ステップ

 全体のイメージを見たいという意見がありましたので、最後に皆さんが描いている合間を見ながら、主要な部分に色を置いてみました。
 ちなみに、最後の画像だけいつものスキャナーで取り込んだものも並べてみました。iPhneとはこれだけ発色が違うんですね。

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category:  ┗ 教室23年

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