… 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」を主なテーマにしたブログ日記です。
 これまでの絵は「絵画ギャラリー」に展示しています。初めての方はまずはこちらへどうぞ。

 横浜周辺での「風景画教室」です。詳細はこちらです。
 講師・平澤への連絡は「ka.hirasawa*gmail.com(*は@に代えて)」あるいは「電話 080-5860-3281」へどうぞ。

◆木曜教室は一杯です。木曜でなければダメと言う方は平澤まで連絡してみて下さい。
「次回は08月17日(木)子安運河」です。(7月からの詳細)

◆金曜教室(新規にスタート。まだ余裕があります。)
「次回は08月18日(金)戸塚区民文化センター(皆で同じ風景を描く)」です。(7月からの詳細)

◆遊彩会はまだ余裕があるようです。人形町に来られる方であれば区内の方でなくてもOKとのこと。
 ご希望の方は会長さんにお話しを伺ってください。

小雨の晴海埠頭公園から:F4セヌリエ  

小雨の晴海埠頭公園から

 風景画教室2枚目の作品になります。今日も雨です。
 レインボーブリッジが正面に見えるので、普通ならそれを主題にするのでしょうが、レインボーブリッジはあまりにも正面過ぎて面白くなかったし、霧雨の中ボンヤリと煙るような印象だったので、本日は、むしろ手前に船を置き、レインボー・ブリッジは背景にしてみました。
 ただ、船の方ももう少し控えめに入れた方が良かったようです。
#それにしてもこの公園、ちょっとデザインしすぎです。海との境界部に水を張った池を持ってきて(近頃この手法がやけに流行っているのですが)、池の下手な処理に加え、ダサいモニュメントがしゃしゃり出ています。おまけに、目立ちたがりの照明が海への景観を邪魔しています。
#あまりひどいので、ここでは照明を消去しているのですが、モニュメントと池の方は、代わりのデザインを思いつかず、そのまま残してしまいました。もう少し工夫すべきでしたね。


 本日の参加者は先日と同様10人ほど。皆さん、見事に雨の風景を描いていました。

 雨と言っても霧雨程度だったのですが、階段下で描いていたら壁を伝った雨だれが数粒絵の上に落ちてきた時はさすがに場所を移動せざるを得ませんでした。 
 雨の中の絵描きはやはり思うように行きません。常に紙面が湿っている状態で手を支えられないため、どうしても大ざっぱになるようです。しかしそれはむしろ、現場で描くことで全体の雰囲気の方が無意識的にでも重視することになるため細かなところが気にならなくなるのだというのは、先生のお話し。確かにそれが大きいのかもしれません。
 デジカメ写真をもとに描いた時はF4で十分描けた絵でも、現場で描く時は、一回り大きなサイズでも小さいかもしれないと思うほどです。どうやらこうした感覚の違いが、現場で描くこととデジカメをもとに描くことの大きな違いかもしれませんね。

 これでようやくF6セヌリエを使い終わりました。多分、二度とこれを使うことはないでしょう。
#まだF8が残っていますが…(^^ゞ。

category: ┗ 風景06年

コメント

現場の雰囲気

不思議ですね、臨場感がありますね、現場で描いた絵というのは。
なぜだか分かりませんが、これまでの伊那谷などの風景画と違う雰囲気がありますね。これは確かに現場で書いたな、と言う。

はる #- | URL
2006/09/13 23:21 | edit

>はるさん
 少しでも臨場感を感じてもらえるでしょうか?
 先生も現場で描くことの重要性として、その点を言うんです。
 残念ながら、デジカメ写真と現場で描くこととは、こちらの意識が明らかに違うことを認めざるを得ませんね。
#実は、現場でもデジカメ写真からでも、そのあたりはあまり関係ないと思っていたのですが、実際違うのですから仕方ありません(^^ゞ。

のび太 #- | URL
2006/09/13 23:52 | edit

パターンが・・・

いつもの絵とは全然違いますね。
何故なんでしょう・・・不思議です。
これはこれでいいんですが、いつもの温もりが感じられません。
きっと、描きたいものを描いた絵と、与えられた素材を描いた違いなんでしょうね。

コロコロこころ #- | URL
2006/09/13 23:52 | edit

>コロコロこころさん
 自分が描きたい絵というのを自覚したのは田舎の風景以降のことでしたが、多くの皆さんから同じようなご意見をいただきました。それが感じられないというのはちょっと寂しいですねぇ(^^ゞ。
 それは、おっしゃるように素材自身の条件や素材への思い入れやなどの違いがあるのかもしれませんが、絵を描く条件の違いもあるのかもしれませんね。しかし、それ以上に、私自身の表現意識の違いが大きいような気もします。

 デジカメ写真から描くと、どうしても説明的・イラスト的になりがちです(それも私の拙さなのですが)。現場で描くと雰囲気を描く意識が強まるようです。現在、それをどう表現しようかと意識し、考え始めたところなのです。
 徐々に求める表現に近づきながら、(田舎の風景のように)描きたいもの描く時間もつくっていきたいと思っていますが、それには、まだしばらく時間が必要そうです。
 長い目で見てやってくださいませ。

のび太 #- | URL
2006/09/14 10:41 | edit

船と背景を別々に描いたという感じになっちゃいましたよね。
でも、それはそれで悪くないと思いますよ。

ただ、思いきって、もっと背景を前作の屋形船のように省略してしまった方が良かったかもとも思います。
でも、この場合は、私なら、前作のような省略の仕方ではなく、形をもっと暈してしまう方法を使うと思います。(あくまで私ならということですが)
そして、船の色が今は鮮やかですから、グレーズをかけて背景に溶け込ませるでしょうか。

写真は、機械の目なので、どれも区別せずに同じように映しますけど。
人の目は、注目したものを区別して認識しますからね。
後者は、描くものの感動を描くという感じでしょうか。
その辺が、写真を使って描いたものと、実際の現場で描いたものとの差なんでしょうね。
もちろん、写真を使ってもそれは出来ると思いますが。
その注目したもののアウラを写真というものを通して間接的にしか得られないけど。
注目したものを自分の中で再構成することが出来れば、写真を元に描いても、現場で描いたものと同じように描けるようになると思います。
それには、1枚の写真ではなく、複数の写真からというのが早道な感じはします。

P.S.
私もセヌリエ苦手でした。(^^;)

蛸林 #hG7ZF4t. | URL
2006/09/14 21:30 | edit

P.S.
絵に限らず写真を撮るときもそうですが、現場でいろんなものを目にすると、あれもこれもと欲張ってしまうんですよね。

プロの目というのは、その現場で、自分の表現したい物を上手に切り取れるということなのかなと思ったりします。

蛸林 #hG7ZF4t. | URL
2006/09/14 21:40 | edit

>蛸林さん どうも。
 いずれにしてもやや中途半端だったかもしれませんね。
 あくまでも私としては船が主役のつもりだったので、あくまで背景のグレーに溶け込ませるようには扱いたくなかったのです。ただ、周囲から浮き上がってしまっていては困りますし、それにしては表現もちょっと弱かったような気がしています。
 橋を暈かすというのは、遠景ですから誰も考えると思いますが、暈かす方法にも滲むように…という方法と、形を曖昧にして…という方法があるように思います。今回は、時間的なものと、天候の関係で曖昧な表現でやってみようと思ったのですが…。

 写真と現場の違いについては、今までは、写真をその場にいるようなつもりで、その風景の環境を思い出しながら…と思っていましたが、それにしては現場での経験があまりにも浅すぎたようです。
 もっと絵画的表現に慣れてくれば写真からでも可能になってくるような気がしていますが…。いずれにしても写真は、対象だけではなく周辺も含めて(記憶を豊かにする意味でも)撮影しておくことが必要ですね。
 当然その時には、PSで書かれていることも、私なりに取捨選択をし、必要と思うものを追加したり等、自在にできるようになっていたいものです。

のび太 #- | URL
2006/09/14 22:02 | edit

>蛸林さん
 私もセヌリエはあまり好きな紙ではなくなってきました。他の紙を知ったせいもあるかもしれません。
 そういえば、先生から伺ったのことですが、今のセヌリエは同じ名称を使っているものの、昔の製品とは全く違うのだそうです。
#製造元が変わってしまい、紙質も違うものになっているのだそうです。

のび太 #- | URL
2006/09/14 22:09 | edit

今のセヌリエは、中身は、イタリアのファブリーノ・クラシコらしいですね。
湿度が低いイタリアでは、湿らせたまま描くことは難しいと思うので、ああいった感じの紙になったのではと思いました。

蛸林 #hG7ZF4t. | URL
2006/09/14 22:21 | edit

>蛸林さん
 ご存じだったんですね。
 さすがにお詳しいですねぇ。

のび太 #- | URL
2006/09/14 22:23 | edit

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