… 風景画の部屋 …  


 「水彩による風景画」を主なテーマにしたブログ日記です。
 これまでの絵は「絵画ギャラリー」に展示しています。初めての方はまずはこちらへどうぞ。

 横浜周辺での「風景画教室」です。詳細はこちらです。
 講師・平澤への連絡は「ka.hirasawa*gmail.com(*は@に代えて)」あるいは「電話 080-5860-3281」へどうぞ。

◆木曜教室は一杯です。木曜でなければダメと言う方は平澤まで連絡してみて下さい。
「次回は08月17日(木)子安運河」です。(7月からの詳細)

◆金曜教室(新規にスタート。まだ余裕があります。)
「次回は08月18日(金)戸塚区民文化センター(皆で同じ風景を描く)」です。(7月からの詳細)

◆遊彩会はまだ余裕があるようです。人形町に来られる方であれば区内の方でなくてもOKとのこと。
 ご希望の方は会長さんにお話しを伺ってください。

私の絵の見方・考え方  

私の絵の見方・考え方

 絵を描き始めて何年か経っているのですが、最初の頃とは絵に対する考え方が少し変わってきていることに気がつきます。そんなところをいつか整理してみたいものだと思っていたのですが、ようやくその気になりましたので、現段階での私なりの絵の見方(あるいは考え方)を書いて見ました。絵のことをわかっている人からみれば笑っちゃう話しでしょうが、まあ「理系人間の考えそうなことだ…」と笑って見過ごして下さい。
 もちろん、これも今後いろいろ変化していくものだと思うのですが…。
#せっかく絵を描いているので手描きにしてみましたが、汚い図になってしまいましたm<(_ _)>m。


 まず、一般的に言われている「具象」とか「抽象」とか言う概念があります。 これをX軸(赤軸)にとってみました。
 私の絵は相変わらず具象ですが、徐々に抽象まではいかないにしても少しずつ崩れて来ているようです。

 次に、「心象」風景などと言う言い方があります。それなら対極は何だろうと思った時、対象を客観的に描くことによってより対象に迫るという考え方もあるだろうと思い、これを「物象」と呼んでみました。もっと適切な言い方があるかもしれませんし、既に別の言い方をしているのかもしれません。これをY軸(青軸)にしてみました。
 私の場合、写真のように描くというところから出発していたような気もしますが、心の感じたものを少しずつですが描こうとするような状況になっているような気がします。

 さらに別の見方はないかと考えてみたものが、表現方法レベルの問題でした。つまり線を重視するのか色彩を重視するのか、という問題です。これを加えるとZ軸(黄軸)になります。
 私が絵を描き始めたきっかけは奥津国道氏の本を見たことでしたから、明らかに線を重視する絵から出発し、今は、線から徐々に色彩重視に移行しようと試行しているところなのですが、これが私にはなかなか難しいものなのです。

 こうした3次元の空間の中で、人それぞれが何らかの「狙い」を持ち、「思いを込めて」描いているのが「絵」だというような気がしているのです。
 私にはまだこの「狙い」を明確に表現するというのは課題のようですね。

 さらに、最近改めて思うことは、水彩の場合にはもう一つ別の軸があるのかもしれないということなのです。
 油彩画や日本画等と比べると、おそらく水彩画人口は初心者レベルから本格的な作品を描こうとする人まで幅が広く、圧倒的に数が多いと思います。そのため、人々が水彩画に抱くイメージは、簡単な「スケッチ」のレベルから「作品(特に大判)」に至る様々な見方があります。つまり、描く人も見る人も、多くの人が「水彩画」だから云々という見方をすることが多いような気がするのです。
 そういう軸をどう考えるのか?は結構重要な気がしてきたのです。

 この点に関しては、私自身も、水彩画をどう位置づけて描いていったら良いのか、まだまだふらついているようです。

 絵を描く人は、そうした状況の中で、それぞれの最も表現したい表現手法で、それぞれの「狙い」を表現したいと考えているのだと思うのですが、私もその中でこれからどうしていこうか?と、いつも頭をよぎるのです。
#こうした思案は、結構楽しいものなんですが…(^_^)。

 以上、私の勝手な思いつきの整理でした(^^ゞ。

category: ┗画論

tb: --   cm: 10

コメント

さすがの分析ですね。
全部、納得しながら読ませて頂きました。

感覚人間の私はきちんと分析したことはないのですが
水彩画というものは油彩画と日本画の領域をほとんどカバー出来るのではないかと思います。
その中での自分の方向性は迷いますが
その時、その時に自分の感じた方法で描こうと私は思っています。

みゆ #JZQ8vzH. | URL
2007/10/28 14:19 | edit

>みゆさん

 コメントありがとうございます。

 水彩画っていうのは、幅が広いだけに迷いも大きいということなのかもしれないと思ったりしています。見てくれる人達の期待も様々でしょうし…。

のび太 #- | URL
2007/10/28 17:42 | edit

抽象と具象…なるほど。
作品(大作)とスケッチ…こういう考え方もあるのかあ。
色彩と線…難しいなあ。
心象と物象…なんとなく感じるところはあります。
のび太さんの深い考察、
もう5年ぐらいたったら、ニコにもわかるようになるのかも…。

ニコ #ay2H5G/M | URL
2007/10/28 21:09 | edit

>ニコさん

 単なる思いつきで~す(^_^)。
 明日には変わっているかもしれませんけどね(^^ゞ。

のび太 #- | URL
2007/10/28 22:34 | edit

こんばんは
いつも理論的に整理しておいでで、うんうん、と納得してしまいます。
お手軽で優しそうだからと始めた水彩ですが、
敵は手ごわく奥が深いことが分かり、
今は水彩画の魅力のとりこです。
色彩で描く3分の2位、具象で心象表現ができるようになりたいなあ~~、意味が分かるでしょうか?(笑)

かつ子 #MAyMKToE | URL
2007/10/29 20:08 | edit

>かつ子さん

 かつ子さんの描きたい絵の意味、わかりますよ(^_^)。
#そうそうそういうことなんです(^_^)。

 水彩の手強さは、技術的なこともそうですが、あまりにも幅がありすぎて、どこに的を絞ったら良いかいつもふらふらしてしまうことです。特に私の場合は…ですけど。

のび太 #- | URL
2007/10/29 20:54 | edit

はじめまして
冷静に分析するとそうでしょうね
私は具象、線、物象(?)というところでしょうか
狙い? 描きたいとの衝動で絵筆を走らせています
人に同じ感動を・・・なんてオコガマシイことなんかありません
かなり自分本位なんでしょうね

のん0319 #- | URL
2007/11/03 09:22 | edit

>のん0319さん

 はじめまして。
 独断と偏見の勝手な文章に、コメントありがとうございます。
 私も以前、自分の感動を他の人も感じてもらえたら…なんて思っていた時期もありましたが、実際に絵を描いていると自分のことで精一杯です(^^ゞ。

 HPも見せていただきました。以前、見せていただいたような記憶があるのは、やはりマイブーム館のつながりだったんでしょうか。
 お住まいも近くですね。これからもよろしくお願いいたします。

のび太 #- | URL
2007/11/03 15:42 | edit

なるほど・・

絵って、自分の思いの表現ですから
自分の志向することが、どんなことで
どのへんに課題があるのかを考える
のに、とても有効ですね。
こういうことを考えるのって、自分の
可能性やこれからの方向付けになり
ますから、いい方法だと思います。

TOLEDO #Rmv2VUX6 | URL
2007/11/06 21:05 | edit

>TOLEDOさん

 <なるほど>なんて言ってもらえるほどのものじゃないんですが、一応頭の整理というところでしょうか?
 でも、こうやってみると少しは自分なりにこれからの方向が見えて来そうな気がしますからおかしなものです(^_^)。

のび太 #- | URL
2007/11/06 21:45 | edit

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