ベルリン・虫歯の教会:F8 
2008/07/03 Thu. 20:44 [edit]

正式名称は「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」と言う。1888年に死去したヴィルヘルム皇帝のために19世紀末に建てられたネオロマネスク様式の教会である。
1943年の空襲で破壊されたが、戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして、修復せずに崩れたままの姿で保存されているもので、「虫歯の教会」という愛称があるとは添乗員さんの話しだった。
これがベルリンの中心街、ツォー駅の近くに建っているのは、本当に異様です。
ベルリンに泊まった翌朝、その時にはまだわからなかったが、ツォー駅の向こう側にこれを見た時「あれは何だ!」と思ったものです。
崩れかけた教会なので、デッサンは適当で良い。楽だった…(*^_^*)。
#なんてことは決してありませんでした(^^ゞ。
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コメント
写真から描き起す場合、描き過ぎてしまうものですが、ポイント以外は適当に省略され、流石です。(2日に1枚仕上げるスピードに脱帽!)
chu #- | URL
2008/07/04 03:10 | edit
>CHUさん
今日は何故か目が覚めてしまい、早起きでした(昨夜は1時半就寝)。
この絵はもう少しさらっと行きたかったのですが、やはり思うように行かないところがあってくどくなってしまいましたね。
特に他にすることがなかったので、たまたま絵が続きましたが…。
のび太 #- | URL
2008/07/04 06:51 | edit
虫歯の教会
光の表現がすばらしいですね。
「虫歯の教会」と他の現代的なビルとが共存していても、違和感がないのは、さすがと思いました。
そもそも、ベルリンの絵といのが珍しいのに、この虫歯の教会を絵にしたのは、はじめてみました。
私はベルリンに行ったことがありませんが、ウンたーリンデン通りなど、昔のよき時代の面影が残っている、とお感じでしょうか?それともただのあまりオモシロ味のない現代的な街という感じでしょうか?
F生 #- | URL
2008/07/04 10:01 | edit
>F生さん
いつもありがとうございます。
今回は、あまり光が感じられないかなぁと思っていました(^^ゞ。
虫歯の教会もそうかもしれませんが、もともとこういう街を絵にする人があまりいないということもあるんでしょうね。こういうものを描こうとすると、どうしても建物だけに目が行ってしまうのがちょっと問題かもしれませんね。
ウンターリンデンですが、壁の跡も今はすっかり新しくなってしまったようで、私にはベルリンはあまり魅力的だとは感じられませんでした。見ている部分はわずかなものですから確信は持てませんが…。
のび太 #- | URL
2008/07/04 10:17 | edit
虫歯の教会でお茶の水ニコライ堂を思い出しました。 学生時代ですが、今の三井海上火災ビルの場所に平屋の井上公爵邸が緑に囲まれ、日大理工ビルも井上眼科ビルもなく、聖橋通りは駿河台通りに比べ、裏通りのような、絵になる閑静なたたずまいでした。 昔の面影は今も変わらぬニコライ堂だけですが、描くポイントが狭くなったせいか絵描きの姿は見かけません。 のび太さんなら絵にしてしまうかもと思ったりして・・・・・
chu #- | URL
2008/07/05 12:06 | edit
>CHUさん
いつも教室の講評会は、湯島聖堂の研究室というところで行われます。
先日の帰り道、ニコライ堂の屋根が午後の光を受けて輝いているのを見て、初めて描けそうな気がしました。もっともその時だけそう思ったのですが…(^^ゞ。
いつかは描いてみたいですねぇ。
そのうち出かけてみますかねぇ。聖橋の上からの秋葉原の鉄橋の風景もよく皆さんが描いているところですし…。
のび太 #- | URL
2008/07/05 12:55 | edit
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