公園の一隅(風景画教室・日比谷公園):F8 
2009/08/26 Wed. 23:25 [edit]

ここは日比谷公園にある洋館レストランかな?(まだ中に入ったことがないのでどうなっているのか、確認したことがないので…) 以前は、公園側から正面を描いたことがあるが、本日はその側面を描いたものである。
この建物の右が結婚式場になっている。ただそれほど魅力的というわけではない。
最初、、どちらを描こうか迷ったが、今回はこちらを描くことにした。建物の風格もそうだが日が当たっている雰囲気が素敵だと思ったからである。それに結婚式場前にはパラソルが正面に何本も立っていて構図の決め方が難しかったこともある。
#とにかく両方を描くなんて欲張ることだけはやめようと思っていた。焦点がぼけてしまうのがわかっていたから…。
#建物を照らしていた日射しもすぐに陰ってしまったけど…。
それにしても、教室で描く場合、どうしても急ぎすぎる傾向がある。
「細心」かつ「大胆で勢い」の感じられる筆遣い…が理想なんだけど…。
それと先生に指摘された「こくのある色彩」…か。
皆が集まって講評が始まる直前に、個展の案内状を送った友人の奥さんから電話が入った。7月22日に友人が突然の病で亡くなったということだった。病気が判明してから18日とのことだった。
仕事で知り合ったとは言え、すでに30年近いつき合いを続けてきていた。めずらしく<仕事だけでは終わらない数少ない友人>の一人だった。何回も飲んだり、奥さんともども海外旅行に行ったこともあった。コンサートに呼ばれたり…プライベートなつき合いもあった。彼がパソコンにのめり込んだのも私が冗談まじりに煽ったりしたからだった。そんな友人だった。 話題も豊富で楽しい人柄で私も好きな友人だった。だからこそ、仕事を離れても連絡を取りあってきたんだけど…。
誰にも知らせないというのが本人の希望であり、葬儀も密葬で行ったとのこと。 「何かがあれば便りが来るだろう。自分の死はその人にだけ知らせてあげればそのうち自然に広がっていくだろう。だからそれで良い…。」と言い残して。
君のことを記憶している人間がここに一人はいる…それで良いだろ。
安らかに眠って下さい。
category: ┗ 風景09年
コメント
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2009/08/29 01:22 | edit
>鍵コメさん
どうやら私だったようですね。
でも、あまり気にしないで下さいね。
のび太 #- | URL
2009/08/29 09:41 | edit
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